業務用ニードル脱毛器とは?エステで使えるかと医師法の注意点、失敗しない業務用脱毛器の選び方
カテゴリー:業務用脱毛機器

「ニードル脱毛器をサロンに導入できるのか知りたい」
「ニードル脱毛と光脱毛、どちらの業務用脱毛器を選べばいいのか迷っている」
b-modelsには、こうしたご相談がサロンオーナー様からよく寄せられます。
結論から言うと、業務用ニードル脱毛器は、医療機関での使用を前提に考えるべき機器です。
針に電気を流して毛乳頭などを破壊する施術は、医師法上の医行為と判断されるおそれがあります。
エステサロンで脱毛メニューを始めるなら、光脱毛方式の業務用脱毛器を選ぶのが現実的です。
本記事では、エステ機器メーカーのb-modelsが、ニードル脱毛器の仕組みとメリット・デメリットを解説します。
あわせて、エステで注意すべき法律上のポイントや、光脱毛・レーザー脱毛との違いを比較表で整理しました。
後半では、失敗しない業務用脱毛器の選び方7つも紹介しています。
脱毛機器の比較をすぐに始めたい方は、業務用脱毛機の種類と選び方|サロン向けおすすめ30選もあわせてご覧ください。
業務用ニードル脱毛器とは?毛穴に針を入れ電気で毛根を処理する脱毛機器

業務用ニードル脱毛器とは、毛穴1つひとつに細い針(プローブ)を挿入し、電気を流して毛根を処理する脱毛機器です。
「電気脱毛」「針脱毛」とも呼ばれます。
毛の色や肌の色に左右されにくい点が、光脱毛・レーザー脱毛との大きな違いです。
ここでは、次の3点を順に解説します。
- ニードル脱毛器の仕組みと3つの方式
- ニードル脱毛のメリット
- ニードル脱毛のデメリット
ニードル脱毛器の仕組みは「電気分解法・高周波法・ブレンド法」の3方式
ニードル脱毛器は、毛穴に挿入した針の先から電気を流し、毛を作る組織にダメージを与えます。
流す電気の種類によって、主に次の3方式に分かれます。
| 方式 | 仕組み | 特徴 |
|---|---|---|
| 電気分解法(直流) | 直流電流で毛根周辺に化学反応を起こす | 確実性が高い一方、1本あたりの処理時間が長い |
| 高周波法(交流) | 高周波の熱で毛根周辺を処理する | 1本あたりの処理が速いが、技術による差が出やすい |
| ブレンド法 | 電気分解法と高周波法を組み合わせる | 両方の長所を狙った方式。機器の設定がやや複雑 |
どの方式でも、毛穴に針を入れて毛根を処理するという点は共通です。
そのため、方式の違いによって法律上の扱いが変わるわけではありません。
詳しくは「エステサロンでニードル脱毛器は使える?」で解説します。
ニードル脱毛のメリットは「毛質・肌質を選ばず1本ずつ処理できる」こと
ニードル脱毛の主なメリットは、次の4つです。
- 日焼けした肌や色素の濃い肌にも施術しやすい
- 白髪や産毛など、メラニンの少ない毛にも対応できる
- 毛穴1つずつ処理するため、眉やヒゲのデザインに向いている
- 処理した毛はその場で抜けるため、変化がわかりやすい
光脱毛やレーザー脱毛は、毛の黒い色素(メラニン)に光を反応させる仕組みです。
そのため、白髪や日焼け肌には施術しにくいという弱点があります。
ニードル脱毛は色素に頼らないため、この弱点を補える方式として医療機関で使われています。
ニードル脱毛のデメリットは「痛み・時間・技術者の確保」
一方で、ニードル脱毛には次のようなデメリットがあります。
- 針を入れて電気を流すため、痛みを感じやすい
- 1本ずつ処理するため、広い範囲では施術時間が長くなる
- 針の角度や深さの調整に高い技術が必要
- 針(プローブ)の交換など、消耗品コストがかかる
- 取り扱いメーカー・販売店が少ない
たとえば両ワキのような狭い範囲でも、毛の本数が多ければ複数回の来店が必要です。
全身のように広い範囲では、施術者の拘束時間が長くなり人件費が膨らみます。
経営面から見ると、回転率を上げにくい点が最大の課題といえるでしょう。
エステサロンでニードル脱毛器は使える?医師法上の注意点
エステサロンで、毛根の破壊を目的としたニードル脱毛を行うことはおすすめできません。
医師免許のない者が業として医行為を行うと、医師法第17条に違反するためです。
導入を検討する前に、次の3点を必ず押さえておきましょう。
- 毛乳頭などを破壊する脱毛は医行為と判断されるおそれがある
- 「直流針」「高周波針」などの方式の違いで適法になるわけではない
- エステでは「永久脱毛」をうたう広告もトラブルの原因になる
厚生労働省は「毛乳頭等を破壊する脱毛」を医行為と示している
厚生労働省は平成13年の通知(医政医発第105号)で、医師免許を有しない者による脱毛行為の取扱いを示しました。
この通知では、光線を毛根部に照射して毛乳頭や皮脂腺開口部などを破壊する行為を、医師法違反に当たるとしています。
通知が直接挙げているのはレーザーなどの光線です。
ただし、判断の軸は「毛乳頭等を破壊するかどうか」にあります。
針に電気を流して毛根を処理するニードル脱毛も、同じ考え方で医行為と判断されるおそれが高い施術です。
厚生労働省は平成29年の事務連絡でも、エステで医師法に抵触する施術が行われている場合の対応を自治体に求めています。
(参考:厚生労働省 事務連絡「なくならない脱毛施術による危害」の送付について)
脱毛の危害相談は5年間でエステ680件。広告表現にも注意
国民生活センターによると、2012〜2016年度の脱毛施術による危害相談964件のうち、680件がエステでの脱毛でした。
同センターは、エステの脱毛は光の照射などによる一時的な除毛・減毛の範囲に限られると指摘しています。
(参考:国民生活センター「なくならない脱毛施術による危害」)
そのため、エステの脱毛メニューで「永久脱毛」「毛根を破壊」といった表現を使うのは避けましょう。
「減毛」「抑毛」「ムダ毛が目立ちにくくなる」など、効果を断定しない表現が基本です。
開業時に押さえるべき法律は、脱毛サロン開業に資格は必要?守るべき法律と資格で詳しく解説しています。
ニードル脱毛・光脱毛・レーザー脱毛の違いを比較表で解説

3つの脱毛方式の違いを表にまとめると、次のとおりです。
| 項目 | ニードル脱毛 | 光脱毛 | レーザー脱毛 |
|---|---|---|---|
| 主な施術場所 | 医療機関 | エステサロン | 医療機関 |
| 仕組み | 毛穴に入れた針に電気を流し毛根を処理 | メラニンに反応する光で発毛組織に働きかける | メラニンに反応するレーザーで発毛組織を破壊 |
| エステでの施術 | 医行為と判断されるおそれが高い | 可能(減毛・抑毛の範囲) | 不可(医行為) |
| 白髪・産毛 | 対応しやすい | 対応しにくい | 対応しにくい |
| 痛み | 強い | 比較的弱い | やや強い |
| 全身の施術時間 | 非常に長い | 短い(機種により全身約15分) | 中程度 |
サロン経営の視点で見ると、エステで扱えるのは光脱毛だけです。
施術時間が短く回転率を上げやすいため、売上計画も立てやすくなります。
医療脱毛と美容脱毛の違いは、医療脱毛と美容脱毛の違いを比較表で解説した記事も参考になります。
エステで使える業務用脱毛器は光脱毛器。レーザー脱毛器は医療機関専用

ニードル脱毛器以外の業務用脱毛器は、大きく分けて次の2種類です。
- 光脱毛器:エステサロンで使える業務用脱毛器
- レーザー脱毛器:医療機関でのみ使える脱毛機器
光脱毛器は痛みが少なく、施術者に専門資格がいらない
光脱毛器は、メラニンに反応する光を広い範囲に照射し、ムダ毛を目立ちにくくする業務用脱毛器です。
多くの脱毛サロンが採用しており、取り扱いメーカーも豊富です。
ニードル脱毛に比べて痛みが少なく、施術者に医師免許や国家資格は必要ありません。
光脱毛には、IPL・SHR・E-LIGHTなど複数の方式があります。
方式によって痛みや施術時間、対応できる毛周期が変わります。
各方式の特徴は、IPL脱毛の仕組みと他の脱毛方式との違いやSHR脱毛のメリット・デメリットで解説しています。
レーザー脱毛器は医療機関専用。エステでは導入できない
レーザー脱毛器は、光脱毛より出力が高く、発毛組織を破壊する医療機器です。
前述の厚生労働省通知により、医師以外が業として使用すると医師法違反になります。
エステサロンが導入を検討する対象にはなりません。
なお、レーザーも光脱毛と同じくメラニンに反応するため、白髪や日焼け肌には不向きです。
そのため医療機関では、レーザー脱毛と医療針脱毛を組み合わせるケースもあります。
ニードル脱毛器は自宅で使える?個人輸入品のリスク
海外通販などで販売されている家庭用のニードル脱毛器を、自宅で使うことはおすすめできません。
針の角度や深さを誤ると、やけど・炎症・色素沈着・感染などのトラブルにつながります。
個人輸入品は日本の安全基準を満たしていない場合もあり、故障時のサポートも期待できません。
白髪や産毛などをピンポイントで処理したい場合は、医療機関で相談するのが安全です。
また、こうした機器を使ってお客様に施術するサービスを提供することは、前述の理由から避けましょう。
失敗しない業務用脱毛器の選び方7つ

エステサロンで業務用脱毛器を選ぶときは、次の7つのポイントを比較しましょう。
- 本体価格とランニングコスト
- 支払い方法の選択肢
- 施術時間(連射性能)
- 施術時の痛みへの配慮
- 脱毛以外のメニュー展開
- メンテナンス・保証体制
- 開業・集客サポート
チェックリスト形式で比較したい方は、業務用脱毛器の選び方7つと注意点|失敗しないチェックリストもご活用ください。
①本体価格とランニングコストは「1ショット単価」まで比較する
業務用脱毛器の本体価格は、100万〜500万円程度が目安です。
本体価格だけでなく、ランプ交換費用やジェル・タオルなどの消耗品費も含めて比較しましょう。
特に「1ショットあたりの単価」を見ると、機種ごとのランニングコストの差がわかります。
本体が安くてもランプ交換が高額で、結果的にトータルコストが上がる機種もあります。
費用の内訳は業務用脱毛機にかかるコストの内訳と価格相場で詳しく解説しています。
②支払い方法は分割・リース・レンタルの有無を確認する
開業資金に余裕がない場合は、分割払いやリース、レンタルに対応したメーカーを選びましょう。
レンタルなら初期費用を抑えつつ、新機種への入れ替えもしやすくなります。
ただし長く使うほど、一括購入のほうが総額は安くなる傾向があります。
レンタルのメリット・デメリットは業務用脱毛機はレンタルできる?導入のメリット・デメリットをご覧ください。
③施術時間は「連射性能」と「1発の出力」をセットで見る
1回の施術時間が短い機種ほど、1日に受けられる予約数が増えて売上が上がりやすくなります。
光脱毛器には、1秒に1発照射する単発式と、複数発照射する連射式があります。
ただし連射回数を増やすために1発の出力を下げている機種もあるため、両方を確認しましょう。
④痛みへの配慮は冷却機能と脱毛方式で比較する
痛みが少ない機種を選ぶと、お客様の途中解約を防ぎやすくなります。
冷却機能の有無や、SHRのように蓄熱式で照射する方式かどうかを確認しましょう。
痛みの強さはデモ体験で実際に確かめるのが確実です。
⑤脱毛以外のメニューにも使える機種は客単価を上げやすい
ハンドピースを付け替えて、フェイシャルやバストケアに使える業務用脱毛器もあります。
脱毛コースを終えたお客様にも別メニューを提案できるため、LTV(顧客生涯価値)を高められます。
メンズ脱毛に対応できるかどうかも、客層を広げるうえで重要です。
ヒゲ脱毛に向く機種の選び方は、メンズ用・ヒゲ用の業務用脱毛器の特徴とおすすめの選び方で解説しています。
⑥保証期間と故障時の代替機対応を必ず確認する
脱毛器が故障すると予約をキャンセルせざるを得ず、売上と信頼の両方を失います。
保証期間・修理対応・代替機の有無を、契約前に確認しておきましょう。
たとえばb-modelsでは、納入後1年間の保証と、最短翌日到着の代替機発送に対応しています。
詳細はb-modelsの保証・アフターフォローをご覧ください。
⑦開業・集客サポートがあるメーカーは立ち上がりが早い
初めて脱毛メニューを始める場合、料金設定やメニュー表、集客方法で悩むオーナー様が少なくありません。
機器の使い方指導に加えて、集客や販促まで支援してくれるメーカーを選ぶと安心です。
b-modelsでは、メニュー表やLPの提供、SNS活用ノウハウなどの開業・経営サポートを用意しています。
中古のニードル脱毛器・業務用脱毛器はおすすめできない

中古の業務用脱毛器は初期費用を抑えられますが、次のようなリスクがあります。
- メーカー保証や修理サポートの対象外になりやすい
- 取扱説明書や付属品が欠けている場合がある
- 針・ランプなどの消耗品が入手できないことがある
- 海外製の類似品・コピー品が混ざっている場合がある
結果として買い替えが必要になり、トータルコストが膨らむケースも少なくありません。
初期費用を抑えたい場合は、分割払いやレンタルを使って正規ルートで新品を導入しましょう。
価格だけで選ぶ危険性は安い業務用脱毛器は危険?適正価格と注意点でも解説しています。
エステで始めるなら光脱毛器。b-modelsの業務用脱毛器「イデアライト」
ニードル脱毛の代わりにエステで脱毛メニューを始めるなら、b-modelsの業務用光脱毛器「イデアライト」がおすすめです。
主な特徴は次の4つです。
- SHR・IPLに対応し、1秒間に10ショットの連射で全身約15分
- レディース・メンズ・キッズの3つの脱毛モードを搭載
- ダブルハンドピースで、フォトフェイシャルやバストケアにも対応
- 本体価格180万円、1ショット0.15円とランニングコストを抑えやすい
操作はタッチパネル式で、脱毛器を扱うのが初めてのスタッフでも使いやすい設計です。
仕様の詳細は業務用脱毛器「イデアライト」の商品ページをご覧ください。
イデアライト導入サロン様の声
イデアライトを導入したオーナー様からは、次のような声をいただいています。
【導入サロン A様】
b-models公式サイト
ネイル・マツエクのサロンを経営しており、お客様からの脱毛を希望される声も多く、脱毛機を色々探していたところ、知り合いからイデアライトを紹介されて体験しました。お見積りをいただいていた機械は300万円を超える機械で効果もあったけど、イデアライトを試すとそれ以上の効果があるのに料金は半分くらいのとても初期費用を抑えることができて満足です。
【導入サロン B様】
b-models公式サイト
メンズ脱毛をスタートしようと思い、脱毛器を探していたところ黒の機械でメンズ専用のメニュー表やサポートもあるとのことで、購入を決めました。脱毛器を導入後は、約3回もすればほとんどのお客様が効果を実感していただけるので本当にこんなに効果がある脱毛器があるのかと驚いています。次は女性顧客向けの脱毛器としても導入したいと思います。
口コミや導入の流れは、業務用脱毛機器イデアライトとは?口コミやメリット・販売価格を解説でも紹介しています。
実際の照射感や操作性は、デモ体験で確かめていただけます。
業務用ニードル脱毛器に関するよくある質問
エステサロンでニードル脱毛を行うと違法になる?
毛乳頭などを破壊する目的でニードル脱毛を行うと、医師法違反と判断されるおそれがあります。
厚生労働省は、毛乳頭等を破壊する脱毛を医師以外が業として行うことを医師法違反としています。
エステで脱毛メニューを提供するなら、光脱毛器を選びましょう。
ニードル脱毛器の価格はいくら?
業務用ニードル脱毛器は取り扱いが少なく、価格は機種や販売ルートによって大きく異なります。
医療機関向けの機器が中心のため、エステサロンが比較検討する対象にはなりにくいのが実情です。
エステ向けの光脱毛器は、本体100万〜500万円程度が目安です。
白髪や産毛のお客様にはどう対応すればいい?
光脱毛はメラニンに反応する仕組みのため、白髪や色の薄い産毛には効果が出にくくなります。
カウンセリングでその点を正直に伝え、必要に応じて医療機関での相談をすすめましょう。
できないことを事前に説明することが、クレーム防止と信頼につながります。
まとめ:ニードル脱毛器は医療機関向け。エステは光脱毛器で脱毛メニューを始めよう
業務用ニードル脱毛器は、毛穴1つずつに針を入れて電気で毛根を処理する脱毛機器です。
白髪や日焼け肌にも対応できる一方、痛み・施術時間・技術者の確保が課題になります。
また、毛乳頭などを破壊する脱毛は医行為と判断されるおそれがあり、エステでの導入はおすすめできません。
エステサロンで脱毛メニューを始めるなら、次のポイントを押さえて光脱毛器を選びましょう。
- 本体価格だけでなく1ショット単価まで比較する
- 連射性能と出力のバランスを確認する
- 保証・代替機・集客サポートの有無を確認する
b-modelsでは、業務用光脱毛器「イデアライト」の資料請求・デモ体験を受け付けています。
導入費用や集客の進め方についても、お気軽にご相談ください。











