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ルミクスa9は効果なし?そう言われる理由と機器の特徴・導入価格を解説

カテゴリー:業務用脱毛機器

ルミクスa9は効果なし?機器の特徴や導入価格について解説

「ルミクスa9は効果なしという口コミを見たけれど本当?」
「価格が高い機器なので、導入して元が取れるのか知りたい」
ルミクスa9の導入を検討しているサロンオーナーから、こうした声をよく耳にします。

結論から言うと、ルミクスa9は「効果なし」の機器ではありません。
SHR方式の脱毛とBBL機能を1台に備えた、株式会社エストラボの業務用光脱毛機です。
ただしSHR方式は少しずつ毛が減っていく仕組みのため、1〜2回で変化を求めると「効果なし」と感じやすくなります。

本記事では、業務用エステ機器メーカーの視点からルミクスa9の仕組みと特徴を整理します。
効果なしと言われる理由、メリットと注意点、導入価格とランニングコストの考え方まで順番に解説します。
導入判断の材料として役立ててください。

ルミクスa9とは?

ルミクスa9とは?

ルミクスa9(LUMIX-A9)は、株式会社エストラボが販売する業務用の光脱毛機です。
SHR方式の脱毛機能と、BBL(ブロードバンドライト)機能を1台に搭載しています。
現在メーカー公式サイトでは、後継モデルの「LUMIX-A9X」が案内されています。

SHR方式は、低めのエネルギーの光を連続で照射して熱を蓄積させる方式です。
毛周期の影響を受けにくく、産毛や日焼け肌にも対応しやすいとされています。
SHR方式そのものの仕組みは「業務用SHR脱毛機とは何か?IPL方式との違いを解説」で詳しく解説しています。

メーカー公式サイトに掲載されている主な仕様は以下のとおりです。

本体価格公式サイトでは非公開(要問い合わせ)
サイズW440mm×D400mm×H1,125mm
重さ63kg(本体のみ)
出力波長420〜1,200nm
連続照射1秒間に1〜10発(BBL機能付)
冷却方式ヘッド:ペルチェ素子+水冷(-4℃〜+10℃)
本体:水冷(銅製ラジエター)、TEC
ランプ保証100万発、交換費用143,000円(税込)
保証期間1年
サポート体制無料デモンストレーション、操作方法の案内、メニュー導入の相談
販売会社株式会社エストラボ
公式マシンサイトhttps://est-pro.co.jp/apparatus/lumix_a9x/

※仕様は後継モデルLUMIX-A9Xの公式掲載情報です。最新の内容はメーカーへ確認してください。

ルミクスa9が「効果なし」と言われる4つの理由

ルミクスa9が「効果なし」と言われる主な理由は、以下の4つです。

  • SHR方式は毛が抜け落ちる変化を実感しにくい
  • 太く濃い毛は回数がかかりやすい
  • 医療脱毛と同じ結果を期待してしまう
  • 照射の設定や通う間隔で仕上がりが変わる

いずれも機器の性能そのものより、方式の特性や期待値とのズレによるものです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

SHR方式は毛が抜け落ちる変化を実感しにくい

1つ目の理由は、SHR方式が少しずつ毛を減らしていく仕組みであることです。
従来のIPL方式は、施術後1〜2週間で毛が抜け落ちる変化が分かりやすい傾向があります。
一方でSHR方式は、目に見える抜け落ちが少なく、数回かけて毛量が減っていきます。

そのため、初回や2回目の段階では「変化がない」と受け取られがちです。
カウンセリングで変化が出るまでの流れを先に伝えておくと、途中解約の防止につながります。
SHR方式全般の評価については「SHR脱毛は効果なし?効果を感じにくい5つの理由とメリット・デメリット、危険性を解説」も参考にしてください。

太く濃い毛は回数がかかりやすい

2つ目の理由は、太く濃い毛ほど施術回数が必要になりやすいことです。
SHR方式は熱を少しずつ蓄積させるため、メラニンに強い光を当てる方式より穏やかに作用します。
ヒゲやVIOなど毛が密集した部位では、ほかの部位より長い期間を見込む必要があります。

医療脱毛と同じ結果を期待してしまう

3つ目の理由は、医療脱毛と同じ結果を期待してしまうことです。
エステサロンで行える光脱毛は、毛の量を減らす「減毛・抑毛」を目的とした施術です。
毛根を破壊して永久的に生えなくする行為は医療行為にあたり、エステサロンでは行えません。

用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為(は医師法第17条違反となる)

千葉県「美容医療について」(医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて/平成13年11月8日付け医政医発第105号)

お客様が医療脱毛の結果を想定していると、どの業務用光脱毛機でも「効果なし」と感じやすくなります。
施術の目的と範囲を契約前に説明しておくことが大切です。
両者の違いは「医療脱毛と美容脱毛の違いとは?効果・回数・費用を比較表で解説」で整理しています。

照射の設定や通う間隔で仕上がりが変わる

4つ目の理由は、施術者の設定や通う間隔によって仕上がりに差が出ることです。
出力が低すぎる設定や照射漏れがあると、同じ機器でも変化を感じにくくなります。
来店の間隔が空きすぎた場合も、毛量の変化が分かりにくくなるでしょう。

導入するなら、スタッフ研修や操作説明の内容まで確認しておくと安心です。
機器を使いこなせるかどうかが、口コミ評価を左右します。

ルミクスa9の特徴

ルミクスa9の特徴

ルミクスa9は、以下の特徴を備えた脱毛マシンです。

  • SHR式で熱さや痛みを感じにくい
  • BBL(Broad-Band-Light)機能を搭載
  • 二重冷却機能で連続照射に対応しやすい

ここでは、上記それぞれについて詳しく解説します。

SHR式で熱さや痛みを感じにくい

ルミクスa9はSHR方式を採用し、施術時の刺激を抑えています。
SHRとは「Super Hair Removal」の略です。
穏やかな光エネルギーを連続で照射し、毛根周辺に熱を蓄積させる仕組みを指します。

一点に強いエネルギーを当てる従来方式と比べ、熱さや痛みを感じにくい点が特徴です。
毛周期の影響を受けにくいため、来店間隔を比較的短く設定できます。
産毛や日焼け肌など、従来方式では対応が難しかった毛質・肌質にも使いやすいとされています。

BBL(Broad-Band-Light)機能を搭載

ルミクスa9は、BBL「Broad-Band-Light(ブロードバンドライト)」機能を搭載しています。
BBLは幅広い波長の光を照射する技術で、公式仕様では420〜1,200nmの波長に対応しています。
脱毛と同じ1台で、光を使ったフェイシャルケアのメニューも組み立てられます。

脱毛専門のサロンでも、フェイシャルメニューを追加して客単価アップを狙える点は魅力です。
ただし肌トラブルの改善を断定するような案内は、薬機法や景品表示法の観点から避けましょう。
「肌を整えるケア」など、エステの範囲に沿った表現でメニューを打ち出すことが大切です。

二重冷却機能で連続照射に対応しやすい

ルミクスa9は、冷却能力の高さも特徴の1つです。
脱毛機は連続で使用すると内部に熱がこもり、照射間隔を空ける必要が出てきます。
ルミクスa9は、本体に以下の2つの冷却機能を備えています。

  • 水冷ラジエター(銅製)
  • TEC(サーモエレクトリッククーラー)

水冷ラジエターは、本体の稼働中に常に作動する冷却システムです。
TECは電気の力で冷却する仕組みで、水冷だけでは冷却が追いつかない場面を補います。
ヘッドもペルチェ素子と水冷で-4℃〜+10℃に冷やし、照射時の肌の熱感を抑えます。
冷却方式の違いは「業務用脱毛機器に冷却機能は必要?3つの理由と冷却方式の違い・選び方を解説」で詳しく紹介しています。

ルミクスa9で期待できる効果

ルミクスa9で得られる効果

ルミクスa9を使用することで、以下の効果が期待できます。

  • 短時間での脱毛施術
  • 光によるフェイシャルケア
  • ヒゲ・VIOに特化したモードでの施術

ここでは、上記それぞれの項目について詳しく解説します。

短時間での脱毛施術

ルミクスa9は、1秒間に1〜10発の連続照射に対応しています。
ヘッドを肌の上で滑らせながら照射するため、広い範囲を短時間で施術できます。
一発ずつ位置を変えて照射する方式と比べ、照射時間を短縮しやすい点が特徴です。

施術時間が短くなれば、お客様の拘束時間も減ります。
サロン側にとっては、1日に施術できる人数が増えるメリットがあります。

光によるフェイシャルケア

ルミクスa9は、BBL機能を使ったフェイシャルケアにも対応しています。
脱毛のお客様にフェイシャルを提案できれば、メニューの幅が広がります。
1台で脱毛とフェイシャルの両方を担えるため、機器を複数そろえるより設置スペースを抑えられます。

一方で、シミやニキビの「改善」「除去」をうたう案内は医療行為と誤解されるおそれがあります。
エステで行うケアとして、肌をなめらかに整える範囲で案内するようにしましょう。

ヒゲ・VIOに特化したモードでの施術

ルミクスa9には、ヒゲとVIOに特化した「爆抜けモード」が用意されています。
ヒゲやVIOは毛が太く密集しており、一般的に施術回数が多くなりやすい部位です。
専用モードがあることで、部位に合わせた設定で施術を進めやすくなります。

ただし前述のとおり、濃い毛は回数がかかる前提でコースを設計することが大切です。
メンズ向けの機器選びは「【業務用】メンズ・ヒゲ脱毛器の選び方7つ|脱毛方式の違いと導入メリット・法令の注意点」で解説しています。

ルミクスa9で施術するメリット

ルミクスa9で施術するメリット

ルミクスa9を使用して施術を行うと、以下のメリットがあります。

  • 幅広い肌質・毛質の方に施術できる
  • ベッド回転率を上げやすい
  • 1発あたりのランニングコストが低い

ここでは、上記それぞれの項目について詳しく紹介します。

幅広い肌質・毛質の方に施術できる

ルミクスa9の大きなメリットは、施術できるお客様の幅が広いことです。
メラニンに強い光を反応させる従来方式は、日焼け肌や色の薄い毛への施術が苦手でした。
SHR方式は穏やかな熱を蓄積させるため、こうした肌質・毛質にも対応しやすくなります。

産毛や金髪、日焼けした肌のお客様を断らずに済めば、機会損失を減らせます。
男性のヒゲなど、刺激が気になる部位でも提案しやすいでしょう。

ベッド回転率を上げやすい

連続照射で施術時間を短縮できるため、ベッド回転率を上げやすい点もメリットです。
たとえば全身脱毛の枠を短くできれば、同じ営業時間でも予約枠を増やせます。
スタッフ1人あたりの施術数が増え、人件費に対する売上効率も高まります。

1発あたりのランニングコストが低い

ルミクスa9は、照射1発あたりのランニングコストを抑えやすい機器です。
公式仕様では、ランプ交換費用が143,000円(税込)で80万発の目安とされています。
ここから計算すると、1発あたりのランプ費用は約0.18円です。

全身1回で2,000発を照射する場合、ランプ費用は約360円が目安になります。
施術人数が増えるほど、1発あたりの単価の差は利益に大きく影響します。
照射回数の目安とコストの計算方法は「業務用脱毛器の照射回数の目安は?部位別ショット数とランニングコストの計算方法を解説」で紹介しています。

ルミクスa9の導入価格と注意点

ルミクスa9の施術時の注意点

ルミクスa9の導入にあたっては、以下の点に注意が必要です。

  • 本体価格が高額になりやすい
  • ランプ以外の消耗品・部品費も見込む
  • 濃い毛のお客様には期間の説明が必要

ここでは、それぞれの注意点について解説します。

本体価格が高額になりやすい

ルミクスa9は、本体価格が高額になりやすい機器です。
初代のルミクスa9は、税込480万円で販売されていました。
後継のA9Xは公式サイトで価格が公開されておらず、サロンの売却案件では550万円と記載された例もあります。

価格は販売時期や付属品の構成によって変わる可能性があります。
導入を検討する際は、必ずメーカーから最新の見積もりを取りましょう。
業務用脱毛機の価格相場は「業務用脱毛機にかかるコストの内訳・考え方は?価格相場を徹底解説」で解説しています。

ランプ以外の消耗品・部品費も見込む

ランニングコストを試算する際は、ランプ以外の費用も含めて考える必要があります。
公式仕様では、ハンドピースの価格が330,000円(税込)と掲載されています。
保証期間は1年のため、2年目以降の修理費や部品交換費も資金計画に入れておきましょう。

濃い毛のお客様には期間の説明が必要

濃い毛のお客様には、施術期間を事前に説明しておく必要があります。
SHR方式は穏やかに作用する分、太い毛では変化を感じるまでに時間がかかる傾向があります。
最初に目安の回数を伝えておけば、「効果なし」という不満を防ぎやすくなります。

ルミクスa9に関するよくある質問

ルミクスa9に関するよくある質問

ルミクスa9に関しては、以下の質問をよくいただきます。

  • ルミクスa9のメーカーはどこ?
  • ルミクスa9とA9Xの違いは?
  • ルミクスa9で永久脱毛はできる?
  • ルミクスa9は中古で買える?
  • ルミクスa9購入後のサポートはある?

ここでは、上記の項目についてそれぞれ解説します。

ルミクスa9のメーカーはどこ?

ルミクスa9の販売会社は、東京都新宿区に本社を置く株式会社エストラボです。
業務用の脱毛機や美容機器のほか、化粧品や美容健康商品も扱っています。
サロン開業やメニュー導入、運営面のサポートも提供している会社です。

ルミクスa9とA9Xの違いは?

A9Xは、ルミクスa9の後継として現在メーカー公式サイトで案内されているモデルです。
SHR方式とBBL機能を備える点は共通しています。
導入サロンの案内では、A9Xの特徴として「爆抜けモード」の搭載が挙げられています。
細かな仕様の違いはメーカーへ直接確認してください。

ルミクスa9で永久脱毛はできる?

ルミクスa9に限らず、エステサロンで永久脱毛を行うことはできません。
毛根を破壊する行為は医療行為にあたり、医師でなければ行えないためです。
エステサロンの光脱毛は「減毛・抑毛」の施術として案内しましょう。

ルミクスa9は中古で買える?

中古品を扱うサイトやサロンの売却案件を通じて、入手できる場合はあります。
ただし中古品は、メーカー保証の対象外になったりランプの残り発数が少なかったりするリスクがあります。
購入前の確認ポイントは「業務用エステ機器は中古でも大丈夫?購入前のチェックポイント8つとリスクをメーカーが解説」を参考にしてください。

ルミクスa9購入後のサポートはある?

エストラボでは、無料デモンストレーションや操作方法の案内、メニュー導入の相談を行っています。
全国への出張に対応しており、ショールーム来社時は交通費を負担するとしています。
サロン開業や運営のサポートも用意されているため、内容と費用を事前に確認しておきましょう。

ほかの機器と比較したい場合は「業務用脱毛機おすすめ30選を比較|種類・価格相場・選び方と失敗しない導入ガイド」で主要な機種を一覧で確認できます。
初期コストを抑えつつアフターサポートを重視するなら、株式会社b-modelの「イデアライト」のような選択肢もあります。

まとめ

ルミクスa9は、SHR方式とBBLを搭載した業務用脱毛機

ルミクスa9は、SHR方式の脱毛とBBL機能を1台に搭載した業務用光脱毛機です。
「効果なし」と言われる背景には、SHR方式の変化の出方や医療脱毛との期待値のズレがあります。
機器の性能が低いというより、方式の特性を理解して使うことが重要な機器といえます。

熱さや痛みを感じにくく、幅広い肌質・毛質に対応しやすい点は大きな強みです。
ランプ費用は1発あたり約0.18円と低く、ベッド回転率も上げやすいでしょう。
一方で本体価格は高額になりやすいため、最新の見積もりと保守費用まで確認してから判断してください。

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