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2023.7.11.

ハーブピーリングで開業するには?導入費用や商材について紹介

カテゴリー:エステ商材,エステ開業

ハーブピーリングで開業するには?導入費用や商材について紹介

専門的な技術やスキルが不要で、低コストで始められるサロン開業として、ハーブピーリングを使った開業方法が近年注目を集めています。ハーブピーリングは、天然由来の成分を使って肌の古い角質を落とし、肌のターンオーバーを促すことで肌トラブルを改善する施術です。国家資格や高額なエステ機器の導入が不要で自宅サロンとしても開業できるため、手軽にエステ開業にチャレンジしてみたい方からの人気も高まっています。

そこで本記事では、ハーブピーリングを使ったエステサロンを開業する方法について、ハーブピーリングの仕組み・効果から開業までの流れなどについてご紹介します。ハーブピーリングを使って開業してみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ハーブピーリングとは?

ハーブピーリングとは?

ハーブピーリングとは、天然由来の成分を使って肌トラブルの改善を目指す施術です。ピーリングには「皮を剥く」という意味があり、家庭用の化粧品や美容クリニックでの治療でも用いられている技術です。

ピーリングを受けることにより肌の古くなった角質を落とし、肌のターンオーバーを促して新陳代謝を高めることができます。その結果、しみ・しわやくすみの改善、ニキビ跡を目立たなくするなどの効果が得られます。その中でもハーブピーリングは、施術の際に天然由来の薬剤を使用し、安全性を高めながら肌トラブルの改善が期待できるのが特徴です。

従来のケミカルピーリングとの違い

市販の化粧品や美容クリニックで行われるケミカルピーリングは、酸性の薬剤を使用して肌の表面を溶かし、古い角質を落としながら肌のターンオーバーを促す施術です。ハーブピーリングと同じメカニズムを使用していますが、敏感肌の方は施術中に痛みや刺激を感じることもあります。

化学薬品を肌に塗ることから、ピーリングに興味があるお客様の中でもケミカルピーリングに抵抗を感じる方が多くいらっしゃいます。より安全性の高いピーリングとして、エステサロンでハーブピーリングを受けたいというニーズは高まっています。

なお、業務用エステ機器を使用し、水流の力でピーリングを施す「ハイドロピーリング(ハイドロフェイシャル)」と呼ばれる施術も存在します。肌へのダメージが少なく、肌への栄養補給や保湿ケアを同時に行えるため、ハーブピーリングと並び高い人気を集めています。

ハイドロピーリングについて詳しくは、下記のページも参照してみてください。

関連記事:ハイドロピーリングの効果とは?特徴からメリット・デメリットまで徹底解説

ハーブピーリングの種類

ハーブピーリングの種類

ハーブピーリングには、商材を開発しているメーカーや含まれている成分により、さまざまな種類が存在します。その中でも大きな違いとして、施術後に皮膚の剥離がある(皮が剥ける)ものと、皮膚の剥離がない(皮が剥けない)ものの2つに分かれます

皮膚の剥離があるタイプでは、施術中の痛みや刺激がやや強めとなっており、施術当日のメイクや洗顔はできません。施術後、数日間にわたり皮膚の剥離が起こり、日焼け後の肌のように皮が剥がれてきます。刺激が強い分、ピーリングの効果を実感しやすいメリットがありますが、デリケートな肌の方には不向きです。

一方で皮膚の剥離がないタイプは、施術中の痛みや刺激が少なく、当日からメイク・洗顔が可能です。肌の赤みが起こることも少なく、初めてハーブピーリングを試したいお客様に適しています。皮膚の剥離があるタイプと比べるとピーリングの効果は低めなので、間隔を空けて定期的に施術を受ける必要があります。

ハーブピーリングで期待できる効果

ハーブピーリングの施術では、ニキビ・ニキビ跡やしみ・しわ、色素沈着など、さまざまな肌トラブルを解消する効果が期待できます。アンチエイジング効果やリフトアップ効果にも優れており、ハーブピーリングと同時にフェイシャルエステやハンドマッサージを提供することにより、さらに高い効果を得られます。

ハーブピーリングは肌のターンオーバーを促し、皮膚の内側からきれいな肌に生まれ変わらせるため、これまで肌の表面のケアで効果を実感できなかった方にも訴求しやすい施術です。

ハーブピーリングの開業では資格は必要?

ハーブピーリングの開業では資格は必要?

ハーブピーリングを開業する際には、特別な資格は必要ありません。エステサロンの開業では、原則として資格を必要としないため、商材が揃えばすぐにハーブピーリングを開業することは可能です。

ただしハーブピーリングの商材を扱っているメーカーが独自の資格制度を実施しているケースがあるほか、民間のエステティシャン資格を取得しておくことで、集客面でやや有利になることがあります。エステ未経験で開業を検討している方は、肌の仕組みや構造など、基本的な知識を身につけるために民間の資格取得を目指してみるのもおすすめです。

サロン開業でハーブピーリングを選ぶメリット

サロン開業でハーブピーリングを選ぶメリット

エステサロンの開業では、痩身エステや脱毛エステ、リラクゼーションサロンなどさまざまなサービスから選ぶことが可能です。中でもハーブピーリングを専門として開業するメリットには、以下の3つが挙げられます。

  • エステ未経験でも始めやすい
  • 高単価メニューを訴求しやすい
  • 物販での売上が期待できる

それぞれ詳しくご紹介していきましょう。

エステ未経験でも始めやすい

ハーブピーリングは施術に特殊なスキルや技術を必要とせず、商材を購入する際にメーカーの講習を受けられることから、エステ未経験の方でも開業しやすい点がメリットです。広い施術スペースや業務用エステ機器なども必要としないため、自宅サロンとして気軽に開業できるのも特徴です。

肌の悩みを解決するエステサロンとして開業することで、規模拡大に合わせてフェイシャルエステやマッサージなどの横展開も可能です。着実にステップアップしながら売上向上を目指せるので、将来は多店舗展開を視野に入れているオーナー様にもおすすめです。

高単価メニューを訴求しやすい

ハーブピーリングは、天然由来の成分を用いて安全性の高い施術を提供するため、1回あたりの料金を高額に設定できるメニューでもあります。来店数が少なくても高い収益を実現できるため、スペースが限られた自宅サロンや、オーナー自身のみで経営する個人サロンに最適な施術となっています。

また、継続して施術を受けることで高い効果を実感できるので、コース契約や回数券も販売しやすく、安定した売上を実現できるメリットもあります。高単価メニューを中心に、ご自身のペースでエステサロンを開業したい方に最適です。

物販での売上が期待できる

ハーブピーリングを使ったエステサロン開業では、アフターケアのための化粧品売上が期待できるのも特徴です。自宅でのケアに役立つ化粧水や保湿クリームなどをセットで販売することで、施術料金に加えて収入源を確保できます。

無理な売り込みや営業はお客様が離れる原因となるため注意が必要ですが、痩身エステや脱毛エステなどと比較すると、物販の売上を伸ばしやすい開業方法といえます。

ハーブピーリングで開業するまでの流れ

ハーブピーリングで開業するまでの流れ

ハーブピーリングで開業するためには、痩身エステや脱毛エステと比較して、やや異なる流れを踏むこととなります。ここではハーブピーリングの開業の流れとして、以下の4ステップを解説します。

  • ハーブピーリングの商材を選び技術を習得
  • サロンの開業方法を決める
  • 開業資金を用意する
  • 開業届を提出する

それぞれ順番にご紹介しましょう。

ハーブピーリングの商材を選び技術を習得

ハーブピーリングの開業のためには、まずは施術のための知識・スキルを身につけて商材を入手する必要があります。ハーブピーリングの商材は、各メーカーに問い合わせることで購入が可能で、メーカーが実施する研修にて基礎的な知識・スキルを学ぶことができます。

ハーブピーリングがエステ未経験でも開業しやすいとされるのは、このように商材と研修がセットとなっていることが理由です。ハーブピーリングの商材を探す際には、家庭用の化粧品ではなく、業務用の商材を正しく選ぶようにしましょう。

サロンの開業方法を決める

ハーブピーリング開業のための知識と商材が用意できたら、エステサロンの開業方法を決めましょう。エステサロンの開業では、一般的にイメージされるテナントサロンのほか、自宅サロンやマンションサロン、出張サロン、レンタルサロンなどの種類があります。

テナントサロンは立地条件の良い商業用のビルの一角を借りるため、賃料が高く固定費が高額になりやすい傾向にあります。低リスクでハーブピーリングを開業したい場合には、自宅サロンや出張サロンなど、固定費がかかりにくい開業方法を選ぶと良いでしょう。

開業資金を用意する

続いてハーブピーリングの開業に必要な、開業資金を用意します。必要な開業資金の目安としては、自宅サロンの場合で50万円〜100万円以上用意しておくと良いでしょう。テナントやマンションを借りる場合や、内装工事を実施する場合には、300万円〜500万円以上の開業資金が必要になります。

開業資金の内訳には、商材の購入費用や消耗品費、広告宣伝費、当面の運転資金などが含まれます。十分な開業資金を用意するのが難しい場合は、補助金・助成金や金融機関からの融資も検討してみましょう。

開業届を提出する

ハーブピーリングの開業に必要な商材・スキルと、店舗・資金が用意できたら、店舗のオープンに向けて開業届を提出しましょう。開業届は、個人事業主としてビジネスを始める際に、最寄りの税務署に提出する書類のことです。

開業届を提出する際には、毎年2月〜3月に行う「確定申告」で税制優遇を受けられるよう、「青色申告承認申請書」を合わせて提出しておくことをおすすめします。

関連記事:エステサロンの開業届は必要?自宅サロンで開業届を出さない例も解説

ハーブピーリングで開業する際の注意点

ハーブピーリングで開業する際の注意点

最後に、ハーブピーリングで開業する際に押さえておきたい注意点として、以下の3つを解説していきます。

  • ハーブピーリングのダウンタイムを理解する
  • 丁寧なカウンセリングを提供する
  • 適切な免責同意書を作成する

開業後の後悔や失敗を防ぐためにも、それぞれのポイントを踏まえて開業準備を進めましょう。

ハーブピーリングのダウンタイムを理解する

ハーブピーリングの開業では、安全な施術のために「ダウンタイム」について理解を深めておく必要があります。ダウンタイムとは、施術からお客様の肌の状態が安定するまでの期間のことを指します。ダウンタイムの有無や長さは使用する商材にもよりますが、基本的に皮膚の剥離があるタイプの方がダウンタイムの影響が大きくなります。

ハーブピーリングのダウンタイム中には、皮膚の剥離やニキビなどの炎症、紫外線による肌トラブルが発生しやすくなります。そのため事前のカウンセリングや施術後では、ダウンタイム中に適切なケアを行うよう説明する必要があります。

丁寧なカウンセリングを提供する

ハーブピーリングは、お客様の肌に大きな変化を与える施術であり、事前のカウンセリングにより肌の状態を丁寧にヒアリングする必要があります。普段のケア方法や肌の状態、生活習慣などを細かくヒアリングしておくことにより、適切な施術内容を決める参考になるでしょう。

また、肌に異常がある場合や、ピーリングができない状態となっている場合は、安全のためにも施術を断らなければならないケースも出てきます。施術後の皮膚トラブルや事故を防ぐためにも、事前のヒアリングや施術内容の説明は丁寧に実施しましょう。

適切な免責同意書を作成する

ハーブピーリングの開業後のトラブルを防止するために必要なのが、適切な「免責同意書」の作成です。免責同意書とは、施術後にトラブルが発生した場合に、サロン側には責任がないことをお客様に同意してもらうための書類です。

免責同意書を用意せず、万が一施術後のトラブルが発生した場合には、たとえお客様の体質やアフターケアに問題があったとしても、サロン側の責任が問われてしまいます。施術内容や考えられるリスクを説明する際に免責同意書を用意しておくことで、お客様にとっても施術を受けるかどうかの判断材料となるため、適切な内容を盛り込んだ同意書を事前に作成しておきましょう。

まとめ

ハーブピーリングは、天然由来の成分を使って肌のターンオーバーを促し、さまざまな肌トラブルの解消を目指す施術です。従来のケミカルピーリングと比べて安全性が高く、施術を受けたいというニーズも高まっていることから、エステサロンの開業方法として注目が集まっています。

ハーブピーリングは開業に専門的なスキルやマシンを必要としないことから、エステ未経験でも始めやすく、高単価のメニューを訴求しやすいなどのメリットがあります。ただし、施術後のダウンタイムについて深く理解し、適切な免責同意書を作成する必要がある点にご注意ください。

本記事で解説してきたハーブピーリング開業のメリットや注意点を踏まえて、理想のお店づくりに挑戦しましょう。

ちなみに私たち株式会社b-modelsでは、これまで全国200店舗以上のサロン経営コンサルティングを手がけてきた実績を活かし、エステサロン開業を考えているオーナー様の開業・経営支援を実施しています。一つひとつのサロンに最適な業務用エステ機器の提案も行っているので、興味がある方は下記のページからお気軽にお問い合わせください。

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