NPL脱毛とは?仕組みや効果が出る回数、IPL・THR脱毛との違いとデメリットを解説
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「NPL脱毛って痛くないの?」
「IPL脱毛やTHR脱毛と何が違うの?」
サロン選びの途中でNPL脱毛という言葉を見かけ、こうした疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、NPL脱毛は「バルジ領域」を狙って弱めの光を当てる美容脱毛の一種です。
痛みが少なく、肌の色や毛質を選びにくい一方で、即効性は控えめです。
また、エステで行う脱毛のため永久脱毛はできません。
本記事では、NPL脱毛の仕組みと他の脱毛方式との違いを解説します。
あわせて、メリット・デメリットや効果を感じるまでの回数、施術前の注意点もまとめました。
NPL脱毛を受けようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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NPL脱毛とは?バルジ領域を狙う光脱毛の一種

NPL脱毛とは、NPL(ニューパルスライト)と呼ばれる光を使う脱毛方式です。
毛を生やす働きに関わる「バルジ領域」に弱めの熱を与えて、発毛を抑えます。
まずは押さえておきたい基本を3つ紹介します。
- 毛根ではなく肌表面に近いバルジ領域をターゲットにする
- 出力が低めなので痛みや肌への負担を抑えやすい
- エステサロンで受ける美容脱毛であり医療脱毛ではない
NPL脱毛の仕組みは「バルジ領域」へのアプローチ
バルジ領域とは毛包の上部にある部分で、毛のもとになる細胞が集まる場所とされています。
毛根の奥にある毛乳頭よりも浅い位置にあるため、低いエネルギーでも熱が届きやすいのが特徴です。
従来の光脱毛は、強い光を一瞬当てて毛根を狙う考え方でした。
一方のNPL脱毛は、低めの出力で連続的に照射し、じわじわと熱を加えていきます。
この違いが、痛みの少なさにつながっています。
NPL脱毛は比較的新しい脱毛方式
バルジ領域が発毛に関わるという考え方は、1990年代以降の研究で広まりました。
そのため、バルジ領域を狙う脱毛方式がサロンに普及したのは比較的最近です。
長期的なデータは、IPL脱毛ほど蓄積されていない点を知っておきましょう。
NPL脱毛はサロンで受けるのが基本
家庭用の光脱毛器の多くはIPL方式で、NPL方式をうたう製品は一般的ではありません。
NPL脱毛を受けたい場合は、対応する業務用脱毛機を導入したサロンを探すことになります。
セルフ脱毛サロンで導入しているケースもあります。
NPL脱毛とIPL脱毛・THR脱毛の違い

NPL脱毛とIPL脱毛の大きな違いは、狙う部位と照射の強さです。
THR脱毛はNPL脱毛と同じくバルジ領域を狙う方式で、特徴はほぼ共通しています。
エステサロンで受けられる主な光脱毛の違いは、下記の通りです。
| 脱毛方式 | NPL脱毛 | IPL脱毛 | THR脱毛 |
|---|---|---|---|
| 狙う部位 | バルジ領域 | 毛根(毛乳頭) | バルジ領域 |
| 施術時の痛み | 少ない | やや強い | 少ない |
| 効果の即効性 | △ | ◎ | △ |
| 日焼け肌・色黒肌 | ○ | × | ○ |
| 産毛・色素の薄い毛 | ○ | △ | ○ |
| 施術間隔の目安 | 2〜4週間 | 2〜3ヶ月 | 2〜4週間 |
上記はあくまで一般的な傾向で、実際の痛みや間隔は機器の出力やサロンの方針で変わります。
カウンセリングで、使用する機器と施術間隔を確認しておくと安心です。
IPL脱毛は太く濃い毛に向いている
IPL脱毛は、毛のメラニン色素に反応する光を一瞬だけ強く当てる方式です。
太く濃い毛に反応しやすく、施術後に毛が抜ける変化を感じやすい傾向があります。
その反面、ゴムで弾かれたような痛みが出やすく、日焼け肌には照射できない場合があります。
IPL脱毛の仕組みや回数の目安は、IPL脱毛の効果が出る回数・期間や仕組みの解説で詳しくまとめています。
THR脱毛・SHR脱毛はNPL脱毛と考え方が近い
THR脱毛やSHR脱毛も、低めの出力で連続照射する蓄熱式に分類される脱毛方式です。
呼び方は機器メーカーごとに異なりますが、痛みの少なさなどはNPL脱毛と共通しています。
方式名よりも、機器の出力や施術者の技術が仕上がりを左右すると考えましょう。
それぞれの方式の特徴は、THR脱毛の効果やSHR・IPLとの違いやSHR脱毛のメリット・デメリットも参考にしてみてください。
医療レーザー脱毛との違いは「永久脱毛」ができるかどうか
NPL脱毛はエステサロンで受ける美容脱毛で、目的は一時的な減毛・抑毛です。
毛を生やす組織を破壊する行為は医療行為にあたり、医療機関でしか行えません。
永久脱毛を希望する場合は、医療機関でのレーザー脱毛やニードル脱毛を検討しましょう。
費用や回数の違いは、医療脱毛と美容脱毛の違いを比較した記事で詳しく解説しています。
NPL脱毛のメリット

NPL脱毛の主なメリットは、次の3つです。
- 痛みが少なく肌への負担を抑えやすい
- 1回あたりの施術時間が短い
- さまざまな毛質・肌質に対応しやすい
痛みが少なく肌への負担を抑えやすい
NPL脱毛は、毛根よりも浅いバルジ領域を狙うため、低い出力で照射できます。
そのため施術時の痛みが比較的少なく、「温かい」と感じる程度で終わることも多い方式です。
強い痛みが苦手な方や、過去の脱毛で痛みがつらかった方に向いています。
ただし、光の熱を使う以上、やけどや赤みのリスクがゼロになるわけではありません。
肌が弱い方は、テスト照射を受けてから契約を決めると安心です。
1回あたりの施術時間が短い
NPL脱毛は、ハンドピースを肌の上で動かしながら連続照射するため、広い範囲を短時間で施術できます。
機器によっては、全身脱毛を1時間未満で終えられるものもあります。
仕事帰りや家事の合間など、短い時間でも通いやすい点は大きな魅力です。
さまざまな毛質・肌質に対応しやすい
NPL脱毛は、メラニン色素への反応に頼る度合いが小さい方式です。
そのため、IPL脱毛では断られやすい日焼け肌や色黒肌でも、施術を受けられる場合があります。
産毛や色素の薄い毛にも対応しやすいとされています。
一方で、タトゥーや濃いほくろ、色素沈着が強い部分は照射を避けるのが一般的です。
対応範囲はサロンごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。
NPL脱毛のデメリット

NPL脱毛には、契約前に知っておきたいデメリットもあります。
主なデメリットは、次の3つです。
- 長期的な実績データが少ない
- 導入している店舗が限られる
- 効果の即効性はやや低め
長期的な実績データが少ない
NPL脱毛は比較的新しい方式のため、長期的な効果を示すデータが多くありません。
脱毛完了から数年後に、毛が再び生えてくる可能性もあります。
エステの脱毛は永久脱毛ではないことを前提に、通う計画を立てましょう。
導入している店舗が限られる
「NPL」の名称で脱毛メニューを提供するサロンは、IPL脱毛やSHR脱毛ほど多くありません。
脱毛は継続して通うことが前提なので、遠方のサロンを選ぶと途中で通わなくなるおそれがあります。
近くにNPL脱毛のサロンがない場合は、同じ蓄熱式のSHR脱毛やE-LIGHT脱毛も選択肢になります。
方式の名前だけで選ばず、通いやすさや料金体系も含めて比較しましょう。
関連記事:SHR脱毛の効果!メリットデメリット、危険性について解説
関連記事:E-LIGHT脱毛の効果とは?仕組みについて徹底解説!
効果の即効性はやや低め
NPL脱毛は、IPL脱毛と比べると毛が抜ける変化を感じるまでに時間がかかります。
今生えている毛がすぐ抜けるのではなく、これから生える毛を減らしていく考え方だからです。
この特徴から、数回で「効果がない」と感じてしまう方も少なくありません。
即効性よりも、痛みの少なさや通いやすさを重視したい方に向いた方式といえます。
NPL脱毛の効果を実感するまでの回数・期間

NPL脱毛で毛の変化を感じ始めるまでの期間は、2〜3ヶ月ほどが目安とされています。
自己処理がかなり楽になるまでには、半年〜1年ほど通うケースが一般的です。
ただし、毛の量や部位、体質によって個人差があります。
NPL脱毛は毛周期の影響を受けにくいとされ、2〜4週間ほどの間隔で通えるサロンが多くあります。
IPL脱毛の2〜3ヶ月間隔と比べると、同じ回数でも短い期間で通い終えやすいのが特徴です。
- 変化を感じ始める目安:2〜3ヶ月(3〜5回程度)
- 自己処理が楽になる目安:半年〜1年(8〜12回程度)
- VIOやヒゲなど濃い毛の部位は、さらに回数が必要になりやすい
上記はあくまで目安です。
契約前に、必要な回数の見込みと追加料金の有無を確認しておきましょう。
NPL脱毛を受ける前に知っておきたい注意点
NPL脱毛は肌への負担を抑えやすい方式ですが、光の熱を使う施術であることに変わりはありません。
安心して通うために、次の3点を押さえておきましょう。
- 施術を受けられない、または控えるべき人がいる
- 施術前後の肌ケアが仕上がりを左右する
- トラブルが起きたら早めに医療機関を受診する
施術を受けられない・控えるべきケース
体調や肌の状態によっては、NPL脱毛を受けられない場合があります。
代表的なケースは以下の通りです。
- 妊娠中・授乳中の方
- 皮膚疾患や炎症、傷がある部位
- 光に敏感になる薬を服用している方
- タトゥーやアートメイクがある部位
- 強い日焼け直後の肌
持病や服薬がある方は、カウンセリングで必ず伝えましょう。
判断に迷う場合は、事前にかかりつけ医へ相談しておくと安心です。
施術前後は保湿と紫外線対策を徹底する
施術の前日までに、照射部位の毛を電気シェーバーで剃っておくのが一般的です。
毛抜きやワックスで毛を抜くと光が反応する毛がなくなるため、避けましょう。
施術後の肌は乾燥しやすく、刺激に敏感な状態です。
保湿をこまめに行い、日焼け止めで紫外線を防ぐようにしてください。
当日は長風呂やサウナ、激しい運動など体温が上がる行動を控えましょう。
赤みやヒリヒリが続く場合はすぐに相談する
国民生活センターには、エステや医療機関での脱毛によるやけどなどの相談が寄せられています。
痛みの少ない方式でも、肌の異変を放置しないことが大切です。
2012年度以降の約5年間で、脱毛施術による危害の相談は964件寄せられています。
国民生活センター「なくならない脱毛施術による危害」
このうちエステで受けた脱毛によるものは680件でした。
赤みやヒリヒリが数日たっても引かない場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。
あわせて、施術を受けたサロンにも状況を伝えてください。
NPL脱毛の光は肌ケアにも使われる?

NPL脱毛を提供するサロンの中には、同じ光を使ったフェイシャルケアを用意しているところもあります。
光の温かさで肌を整え、キメや明るさの印象をケアするメニューとして案内されることが多いです。
ただし、エステの光ケアでシミやニキビなどの肌トラブルを治すことはできません。
肌の悩みを治療したい場合は、皮膚科や美容クリニックに相談しましょう。
脱毛とあわせて肌のお手入れもしたい方は、メニュー内容と料金を事前に確認しておくと安心です。
NPL脱毛に関するよくある質問
NPL脱毛について、よく寄せられる質問をまとめました。
NPL脱毛は痛くないですか?
痛みの感じ方には個人差がありますが、IPL脱毛と比べると痛みは少ない傾向です。
温かさやチクチク感を覚える程度で終わる方が多くいます。
VIOなど皮膚の薄い部位は、ほかの部位より刺激を感じやすくなります。
NPL脱毛で永久脱毛はできますか?
NPL脱毛はエステで行う美容脱毛のため、永久脱毛はできません。
回数を重ねて毛を生えにくくし、自己処理の手間を減らすことを目指す施術です。
永久脱毛を希望する場合は、医療機関に相談しましょう。
NPL脱毛とSSC脱毛はどちらがよいですか?
SSC脱毛は、ジェルの成分と光を組み合わせて抑毛を目指す方式で、NPL脱毛とは仕組みが異なります。
どちらも痛みは少なめなので、通いやすさや料金を比べて選ぶのがおすすめです。
SSC脱毛の仕組みは、SSC脱毛の効果やメカニズムの解説で紹介しています。
NPL脱毛は男性のヒゲにも使えますか?
男性のヒゲにNPL脱毛を受けることは可能です。
ただし、ヒゲは太く密集しているため、ほかの部位よりも回数がかかりやすい傾向があります。
メンズ脱毛に対応しているか、事前にサロンへ確認しておきましょう。
まとめ
NPL脱毛は、肌表面に近い「バルジ領域」に弱めの熱を与えて、毛の再生を抑える美容脱毛です。
本記事のポイントを振り返ります。
- IPL脱毛より痛みが少なく、日焼け肌や産毛にも対応しやすい
- THR脱毛・SHR脱毛と同じ蓄熱式で、方式としての考え方は近い
- 即効性は控えめで、変化を感じるまで2〜3ヶ月が目安
- エステの脱毛のため永久脱毛はできない
- 導入店舗が限られるため、通いやすさも含めてサロンを選ぶ
NPL脱毛の特徴と注意点を理解したうえで、ご自身に合った脱毛方式とサロンを選んでみてください。
脱毛方式ごとの違いは、痛くない脱毛器の方式の違いをまとめた記事や業務用脱毛機おすすめ30選の比較記事でも解説しています。
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