エステ開業に必要な機器の種類と選び方|開業資金を抑える方法と購入時の注意点も
カテゴリー:エステ開業
エステ開業の準備で最も悩ましいのが、業務用エステ機器選びです。
「種類が多すぎて選び方がわからない」「高額な買い物なので失敗したくない」という声を、業務用エステ機器を扱う私たちも多くいただきます。
業務用エステ機器は「痩身機器・脱毛機・美顔器・その他」の4種類に分けられ、価格相場は10万〜400万円程度です。
この記事では、エステティックサロン専門商社の株式会社b-modelsが、各機器の特徴と価格相場、失敗を防ぐ5つの選び方を解説します。
リース・中古・補助金といった開業資金を抑える方法や、購入時の注意点も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
機器選びを具体的に進めたい方は、b-modelsの資料請求・デモ体験もご活用いただけます。
業務用エステ機器の4つの種類と価格相場
業務用エステ機器の種類は下記4種類に分類できます。
- 痩身機器
- 脱毛機
- 美顔器
- その他
4種類の価格相場と主なメニュー例を、以下の表にまとめました。
| 種類 | 主な方式 | 価格相場 | 主なメニュー例 |
|---|---|---|---|
| 痩身機器 | キャビテーション・ラジオ波・EMSなど | 60万〜300万円 | ボディの引き締め・セルライトケア |
| 脱毛機 | IPL・SSC・SHR・E-light | 100万〜400万円 | 全身脱毛・メンズ脱毛・キッズ脱毛 |
| 美顔器 | イオン導入・超音波・ラジオ波・EMS・エレクトロポレーション | 80万〜400万円 | フェイシャルケア・毛穴ケア |
| その他 | スチーマー・複合機など | 10万〜数百万円 | 既存メニューの拡充・複数メニューの同時展開 |
機器ごとの具体的なおすすめモデルを知りたい方は、業務用エステ機器・エステマシンのオススメ30選も参考にしてください。
家庭用エステ機器との違い
業務用エステ機器と家庭用エステ機器の違いは、主に次の3点です。
- 出力や照射範囲が大きく、短時間で広範囲の施術ができる
- 連続使用を前提とした耐久性がある
- メーカーによる保証・メンテナンスなどサロン向けサポートが付く
家庭用機器をサロンの営業で使い回すと、故障やお客様とのトラブルの原因になります。
開業時は必ず業務用として販売されている機器を選びましょう。
痩身機器(相場:60〜300万円)
痩身機器を使用したボディメニューは需要が高いうえ、高価格帯に設定しやすいのが特徴です。
代表的な方式は次の3つです。
- キャビテーション
- ラジオ波
- EMS
①キャビテーション
超音波を当てて、脂肪やセルライトが気になる部位にアプローチする方式です。
ボディの引き締めメニューの定番として、多くのサロンで導入されています。
②ラジオ波
高周波の熱で体を内側から温める方式です。
温活系メニューやセルライトケアと相性がよく、リピートにつながるメニューを作りやすい機器です。
③EMS
専用パッドから微弱な電流を流して筋肉を収縮させる方式です。
運動が苦手なお客様向けの、引き締めサポートメニューに活用されています。
※ハイフ(HIFU)はエステサロンでは提供できません。厚生労働省は2024年6月7日付の通知で、医師免許を有しない者が業としてHIFU施術を行うことは医師法第17条に違反するとの見解を示しています(出典:厚生労働省医政局医事課通知(令和6年6月7日))。「エステ向けハイフ」として機器を販売する業者には十分注意してください。
脱毛機(相場:100~400万円)
脱毛の需要は増加傾向にあり、近年ではメンズ脱毛やキッズ脱毛などターゲットユーザーも拡大しています。業務用脱毛機器にはIPL・SSC・SHR・E-light脱毛の4種類のタイプがあるため、ターゲットに最適な機器を選択しましょう。 業務用脱毛機器の選び方については下記の記事でも解説しています。 関連記事:業務用脱毛機器の7つの選び方|比較のポイントと失敗を防ぐための注意点①IPL脱毛
光脱毛のなかでもっともメジャーな方法。メラニン色素に反応するため、特に太くて濃い毛に効果が期待できる。施術時間が短く、効果を実感しやすいとされている。②SSC脱毛
ビーンズジェルという特殊なジェルの上から光を照射する脱毛方式。フラッシュ脱毛特有のパチッとした痛みを感じにくく、産毛にも効果を期待できる。美肌ケアメニューにも活用されている。③SHR脱毛
発毛を促す毛包に熱を蓄積させることでダメージを与える脱毛方式。最短2週間に1回のペースで施術を行える。痛みが少なく肌への負担が少ない。④E-light脱毛
IPL脱毛とRF(ラジオ波)を組み合わせた脱毛方式。太くて濃い毛から産毛まで対応範囲が広く、肌を整えるケアにも活用されている。美顔器(相場:80~400万円)
美顔器にはイオン導入、超音波、ラジオ波、EMS、エレクトロポレーションの5つのタイプがあります。目的に応じて最適な機器を選びましょう。①イオン導入美顔器
肌に微弱な電流を流すことで肌の深層部まで美容成分を届ける仕組み。くすみケアやトーンアップのメニューに用いられる。②超音波美顔器
超音波の振動を肌に与えることで肌の間に隙間ができ、美容成分が浸透する仕組み。ハリ感アップやむくみケアのメニューに用いられる。③ラジオ波美顔器
ラジオ波と呼ばれる高周波を肌に当てることで熱を発生させ、肌を内側から温める仕組み。くすみやむくみのケアに用いられる。④EMS
電流によって顔の筋肉を収縮させ、引き締める仕組み。フェイスラインの引き締めメニューに用いられる。⑤エレクトロポレーション
特殊な電気パルスで肌に一時的に隙間を作り、美容成分を浸透させる仕組み。くすみケアや毛穴の引き締めメニューなどに用いられる。フェイシャル機器の具体的なおすすめモデルは、業務用フェイシャル機器・フェイシャルマシンのオススメ41選で紹介しています。
その他(相場:10~数百万円)
脱毛とフォトフェイシャル、バストケアなど異なる機能を搭載した複合機や、フェイシャルスチーマー、遠赤外線ローラーなど、施術メニュー次第でさまざまな機器を導入できます。エステ開業時はどの機器から導入すべきか
限られた開業資金で機器を揃えるなら、導入の順番が重要です。
機器選びで失敗しないための考え方は、次の3つです。
- コンセプトとメインメニューから逆算して決める
- 1台目は「売上の柱」になる機器を選ぶ
- スペース・予算が限られるなら複合機も選択肢に入れる
コンセプトとメインメニューから逆算して決める
機器ありきではなく、サロンのコンセプトとメインメニューを先に決めてから機器を選びましょう。
「どんなお客様に、どんなメニューを、いくらで提供するか」が決まれば、必要な機器と予算はおのずと絞り込めます。
逆に「人気があるから」という理由だけで機器を先に買うと、ターゲットとメニューが機器に引きずられてしまいます。
1台目は「売上の柱」になる機器を選ぶ
1台目には、メインメニューとして客単価と稼働率を支えられる機器を選びます。
需要が大きく単価を取りやすい痩身機器や脱毛機を主力に据え、2台目以降でフェイシャル機器などを追加して客層とメニューを広げる流れが王道です。
痩身機器の選択肢は業務用痩身機器・痩身マシンのオススメ30選で詳しく比較できます。
スペース・予算が限られるなら複合機も選択肢に入れる
自宅サロンや小規模サロンでは、1台で複数メニューを提供できる複合機が有力な選択肢です。
設置スペースは1台分で済み、メニュー数を確保しながら初期費用を抑えられます。
どの機器から導入すべきか迷う場合は、b-modelsの資料請求・デモ体験でお気軽にご相談ください。開業予定のサロンのコンセプトに合わせて、機器構成をご提案します。
業務用エステ機器・エステマシンを導入するメリット・デメリット
エステ機器を導入するメリットは、時間をかけて技術を習得しなくても新たなメニューを増やせる点です。メニューが増えれば客単価を上げやすく、実績ある機器を導入することは集客力アップにもつながるでしょう。
さらにスタッフによって技術力に差が出にくいため、均一なサービスを提供できます。施術効率が上がることによるサロンの回転率向上も見込めますね。
ただしデメリットとして初期費用が高額であること、ランニングコストがかかることが挙げられます。小規模サロンにとっては大型機器の設置場所も悩まされるポイントでしょう。
| メリット |
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| デメリット |
|
業務用エステ機器を選ぶポイント
業務用エステ機器を選ぶポイントを解説します。機器を導入する際は下記5点を必ずチェックしましょう。
- コストパフォーマンス
- 機能の多さ
- エステ機器の大きさ
- 保証内容
- 販売会社の実績
コストパフォーマンス
たとえ本体価格や初期費用が安いエステ機器であっても、ランニングコストが高ければ長期的にみると割高になってしまいます。 脱毛機器なら最大ショット数やランプ交換費用の確認、痩身機器ならジェルや美容液などの消耗品の確認も必要でしょう。電気代や交換部品の試算も事前に行うべきです。機能の多さ
業務用エステ機器にさまざまな機能が搭載されていれば、その分メニューを充実させられるうえに客単価アップも見込めます。 予算を多く確保できない場合や、多くの機器を置くスペースがない場合は複合型のエステ機器の導入を検討しましょう。エステ機器の大きさ
小規模サロンに大型のエステ機器を置くと「施術スペースが圧迫される」「通路にはみ出してしまう」などトラブルが発生します。 設置スペースの広さを確認し、スッキリ収まるサイズのエステ機器を導入しましょう。また出張エステを検討している場合は、機器の重さや持ち運びの可否の確認もお忘れなく。保証内容
故障やトラブルが起きた際の保証内容を必ず確認しましょう。- 保証期間
- 保証金額や返金の有無
- 修理期間の対応(代替機はいつ送られてくるか、修理期間の長さなど)
- 対応の受付時間 など
販売会社の実績
信頼できる販売会社(メーカー)かどうかは実績で確認できます。導入サロン数が多い販売会社はデータやノウハウを蓄積しているため、経営の力強い味方となってくれるでしょう。 株式会社b-modelsはエステティックサロン専門商社として、業務用エステ機器の販売から経営コンサルティング、サロン技術・スクール事業などを展開しています。ビーモデル製品を導入したお客様の成功体験や実績は下記ページよりご確認ください。 ビーモデル製品を導入したお客様の成功体験エステ開業資金を抑える3つの方法|リース・中古・補助金
エステ開業で機器を購入するとなると、多額の開業資金が必要です。
開業資金を抑える方法は、主に次の3つです。
- リース契約・レンタル契約を活用する
- 中古機器を検討する
- 補助金・助成金を活用する
リース契約・レンタル契約を活用する
エステ機器のリース契約であれば月々定額制で機器を使用できます。さらに機器の所有者はリース会社ということになるため、サロン側は減価償却が不要で事務手続きを簡素化できるメリットも。 ただし契約満了後は機器はサロンの資産として残りません。機器の返却か再契約が必要となる点は覚えておきましょう。リース・レンタル・クレジットの違いは、エステ機器の導入はリースがお得?レンタルとクレジットとの比較は?で詳しく解説しています。
中古機器を検討する
中古の業務用エステ機器なら、新品より初期費用を大きく抑えられます。
ただし中古機器には、次のような注意点があります。
- メーカー保証やアフターサポートの対象外になる場合がある
- 部品の供給が終了していて修理できないことがある
- 消耗部品の劣化により、想定より早く買い替えが必要になることがある
中古機器のメリット・デメリットは、業務用エステ機器は中古品でも良い?エステ機器メーカーが解説で詳しく紹介しています。
補助金・助成金を活用する
業務用美容機器の導入には、国や自治体の補助金・助成金制度を活用できる場合があります。
対象となる制度や申請の流れは、業務用美容機器に使える補助金・助成金制度を徹底解説で詳しく解説しています。
業務用エステ機器購入時の注意点
業務用エステ機器を購入する際の注意点を解説します。下記2つの注意点を理解し、適切なエステ機器選びにお役立てください。
- エステ開業で必ず儲かる機器は存在しない
- セルフエステ開業における機器購入には失敗例・トラブル例も
エステ開業で必ず儲かる機器は存在しない
大前提として、エステ開業で必ず儲かる機器は存在しません。たとえ人気の機器であろうと、サロンのターゲットや価格帯と合致していなければ利益を出すことはできないでしょう。 重要なのはサロンのコンセプトやターゲットを明確に決定し、ターゲットが何を求めているのかを捉えることです。「インターネット記事でおすすめされていたから」「評価が高そうだから」と曖昧な理由で購入を決定するのではなく、サロンの課題解決や集客につながるか多角的な視点で吟味するようにしましょう。セルフエステ開業における機器購入には失敗例・トラブル例も
近年「セルフエステは儲かる」と宣伝し、エステ機器を購入させるケースが多発しています。「稼げるエステ機器を販売します」「絶対売れるコンサルティングをします」といったセールスで近づいてくる業者には注意してください。 セルフエステに限った話ではありませんが、エステ機器の販売では詐欺的手口も横行しています。強引なセールスや偽通販サイトに注意し、トラブルに巻き込まれないようにしましょう。セルフエステをめぐっては、国民生活センターも施術による危害や契約トラブルへの注意を呼びかけています。
利用者とのトラブルはサロンの信頼を直接損なうため、機器選びと運営ルールづくりは慎重に行いましょう。
エステ開業に必要な機器についてよくある質問
エステ開業に必要な機器について、よくある質問と回答をまとめました。
エステサロンでよく使われる機器は?
痩身機器(キャビテーション・ラジオ波・EMS)、脱毛機(IPL・SSC・SHR・E-light)、美顔器(イオン導入・超音波・エレクトロポレーションなど)が代表的です。
業務用エステ機器と家庭用の違いは?
出力・照射範囲・耐久性・サポート体制が異なります。サロン営業で家庭用機器を使うのは故障やトラブルのもとなので避けましょう。
開業時の機器費用の目安は?
機器1台あたりの相場は60万〜400万円程度です。リース契約や中古機器、補助金・助成金を活用すれば初期費用を抑えられます。
ハイフ(HIFU)はエステサロンで導入できますか?
できません。厚生労働省の2024年6月の通知により、医師免許を有しない者が業としてHIFU施術を行うことは医師法違反にあたるとされています。
エステ開業に必要な機器は費用対効果や保証内容などで選ぶべき
エステ開業に必要な機器の種類と選び方について解説しました。
業務用エステ機器はさまざまな種類・用途があり、サロンによって最適な機器は異なります。本体価格や初期費用だけで購入を決めるのではなく、費用対効果や保証内容などを比較したうえで契約を行うようにしましょう。
またエステ機器を購入するなら、信頼できるメーカーを見極めることが大切です。株式会社b-modelsは業務用エステ機器の販売から経営コンサルティング、サロン技術・スクール事業などを展開するエステティックサロン専門商社です。
エステ経営をされるオーナー様が安心してサロンを運営できるよう、充実した保証制度・メンテナンス・アフターフォローをご用意しております。機械のご相談はもちろんのこと、経営面・技術・知識面のご相談もお任せください。詳しくは下記のページよりご確認いただけます。
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