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2026.8.20.

業務用よもぎ蒸しとは?導入メリットとサロンメニューへの取り入れ方を解説

カテゴリー:エステ開業


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この記事でわかること

業務用よもぎ蒸しの基本的な仕組みと歴史

約1,300年前に中国で生まれたとされる施術の仕組みや、サロンで導入されている代表的な機器タイプを解説します

導入前に確認すべき設備・衛生管理のポイント

換気や給排水、導入費用の目安、施術を控えるべきお客様への配慮など、準備すべき項目が分かります

メニュー化・料金設定を検討する視点

施術時間や料金相場の目安、既存メニューとの組み合わせ方が分かります

業務用よもぎ蒸しは、よもぎなどの生薬を煮出した蒸気で下半身を温める伝統的な施術を、サロンメニューとして提供するための専用設備です。リラクゼーションや温活を目的としたメニューとして、冷えやむくみが気になる30〜40代の女性を中心に一定のニーズがあります。

導入にあたっては、設置スペースや換気・給排水などの設備面に加えて、衛生管理や施術を控えるべきお客様への案内も欠かせません。本記事では、業務用機器の特徴や導入費用の目安、メニュー構成・料金設定の考え方までを、サロン経営者の視点で解説します。

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業務用よもぎ蒸しとは?サロン導入の基礎知識

よもぎ蒸しという言葉は聞いたことがあっても、具体的にどのような施術で、どのようにサロンメニューへ取り入れればよいのか分からない方も多いでしょう。ここでは、よもぎ蒸しの基本的な仕組みと歴史、業務用機器の特徴と導入費用の目安を整理します。

よもぎ蒸しの仕組みと約1,300年の歴史

よもぎ蒸しとは、よもぎなどの生薬を煮出した蒸気を下半身に当てて温める伝統的な施術です。中国で約1,300年前に生まれたとされ、当時の貴族だった楊貴妃が実践したと伝わる「座燻」が原型といわれています。その後、約600〜700年前に韓国へ伝わり、産後ケアや民間療法として広まりました。

現在のサロンでは、韓国で一般的な「薬草を沸かして蒸気を浴びる」方法をベースに、専用のマントを着用して下半身を中心に蒸気を当てるスタイルが主流です。冷え症や月経不順の改善を目的に、30〜40代の女性を中心に利用されてきました。なお、効果を「治療」として案内するのではなく、あくまでリラクゼーションや温活のサロンメニューとして位置づけることが大切です。

サロンで使われる業務用よもぎ蒸し機器の特徴

業務用よもぎ蒸し機器は、椅子型・マント一体型・薬草釜と椅子が分離したタイプなど、いくつかの形状に分類されるのが一般的です。設置スペースやお客様の動線に合わせて選ぶ必要があります。

どのタイプであっても、薬草を煮出す釜の温度管理や、座面の防水・断熱性、蒸気を逃がさない構造といった基本機能は共通しています。家庭用(数千円〜数万円台)とは異なり、複数のお客様が連日使用する前提で耐久性や衛生面への配慮が求められる点も業務用ならではです。機器選びでは、本体価格だけでなく日常のお手入れのしやすさも併せて確認しておきましょう。

導入費用の目安

業務用よもぎ蒸しの導入費用は、機器本体に加えて設置工事や換気設備の費用もかかるのが特徴です。おおよその目安は下記のとおりで、本体価格と工事費を合わせると総額で100万円〜200万円程度の投資を見込むケースが多いです。

項目 費用の目安(おおよそ)
業務用機器の本体価格 50万円〜150万円程度
設置工事費 5万円〜20万円程度
排気・換気設備費 10万円〜30万円程度
合計の目安 100万円〜200万円程度(内装工事は別途)

なお、蒸気を発生させる設備として営業提供する場合、公衆浴場法に基づく保健所の届け出・許可が自治体によって判断が分かれる場合があります。導入前に管轄の保健所へ確認しておくと、開業後のトラブルを防げます。

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業務用よもぎ蒸しを導入するメリットと注意点

導入を検討するうえで知っておきたいのが、既存メニューとの相性の良さと、施術前に確認すべき注意点です。よもぎ蒸しは単体で打ち出すだけでなく、施術の流れの中に組み込むことで集客や客単価向上に役立ちます。

他メニューとの組み合わせやリラクゼーション訴求

よもぎ蒸しは、フェイシャルや痩身メニューの前後に組み合わせやすい施術です。身体を温めてから施術に入ることで、リラックスした状態でメニューを受けてもらいやすくなります。

施術時間の目安は、蒸し時間が20〜40分程度、着替えやカウンセリングを含めると1枠60分で設計するサロンが一般的です。頻度は週1回〜月2回程度を提案するケースが多く、リラクゼーション・温活系メニューは継続して通ってもらいやすい性質があります。「温活」といったキーワードは季節を問わず一定のニーズがあり、既存客への追加提案や新規客への入口メニューとしても活用しやすい傾向があります。一方で、「デトックス」といった効能をうたう表現は、現時点では医療的に根拠がないとされており、断定的な表現は避けて案内することが望まれます。

POINT

メニュー全体の設計の中で位置づけることが大切

単独メニューとして打ち出すか、既存メニューの前後やセットに組み込むかを先に決めておくと、カウンセリングでの提案や動線設計がしやすくなります。

導入前に押さえておきたい注意点

よもぎ蒸しは、体調によって施術を控えるべき方がいる点に注意が必要です。案内する際は個々の体調を確認したうえで判断する姿勢が欠かせません。

ご注意

妊娠中の方や、発熱・体調不良がある方、肌トラブルがある方などは、施術を控えるのが一般的です。生理中でも量が多い日は控えるサロンが多く、飲酒後やのぼせやすい体調の日も注意が必要です。初回は蒸し時間を短め(20分前後)に設定するなど、個別の体調や既往歴については事前のカウンセリングで丁寧に確認し、判断に迷う場合は施術を見送る運用ルールを整えておくと安心です。

導入時に検討すべき設備・衛生管理と料金設定のポイント

設備の準備と並行して検討したいのが、衛生管理の運用とメニュー・料金の設計です。開業前に確認すべき項目を、設備面・運用面・料金面の順に整理します。

設置スペース・給排水・換気などの設備面

業務用よもぎ蒸しの導入では、蒸気と熱を扱うための専用スペースを整える必要があります。壁や床の防水対策、蒸気を外に逃がすための換気設備は欠かせません。給排水設備の有無や電源容量も、機器の仕様によって必要な条件が変わります。物件の内装工事や設備投資が必要になるケースもあるため、契約前の段階で確認しておくことが大切です。

衛生管理・消耗品・メンテナンスの運用面

複数のお客様が使用する業務用機器では、椅子やマントの洗浄・消毒体制を整えることが欠かせません。使い捨てタイプの敷布やマントを使う運用も選択肢の一つです。

ランニングコストとしては、生薬(よもぎハーブ)の仕入れ代や光熱費、消毒用品などを合わせて、月2万円〜5万円程度を見込むのが一般的です。生薬は毎回交換するタイプと、回数を重ねて使えるタイプがあり、仕入れ・補充の手間もあわせて確認しておきましょう。

チェックポイント

  • 設置スペースの防水対策と換気設備
  • 給排水設備の有無と電源容量
  • 営業提供に関する管轄保健所への確認
  • 椅子・マントなど備品の洗浄消毒の運用
  • 生薬など消耗品の仕入れ・補充体制
  • スタッフの衛生管理・接客ルールの整備

メニュー構成・時間設計と料金設定の考え方

よもぎ蒸しをメニュー化する際は、単独メニューにするか、他施術と組み合わせるかを先に決めておくと、施術時間や動線を設計しやすくなります。

準備・着替え・施術・片付けまでの一連の流れを想定し、1組あたりにかかる時間を具体的にシミュレーションしておくと、1日の稼働できる組数も見積もりやすくなります。1枠60分の設計なら、カウンセリング込みで1日5〜8組をこなせるのが一般的な目安です。施術単価×1日の組数×月間稼働日数で月商の概算を出しておくと、導入効果を数字で検討しやすくなります。

料金設定は、近隣サロンの相場や自店の原価構造をふまえて個別に検討するのが基本です。相場の目安は下記のとおりで、立地やターゲット層によって調整します。

メニュー例 料金の目安(税別)
よもぎ蒸し単体(30分コース) 3,000円〜4,000円程度
よもぎ蒸し単体(60分コース) 5,000円〜8,000円程度
フェイシャル・痩身とのセット 10,000円〜15,000円程度

単独メニューとして打ち出すのか、他メニューとのセットや会員特典として位置づけるのかによっても、適した価格帯や訴求の仕方は変わってきます。継続を促すなら、5回券・10回券などの回数券を用意するのも一般的な方法です。

補足

よもぎ蒸しの導入コストは機器代だけでなく、内装工事や消耗品費、スタッフの研修コストも含めて試算する必要があります。本記事の料金や費用は相場の目安であり、実際の金額は地域や機器の仕様によって異なります。既存メニューとの相乗効果も考慮しながら、無理のない投資計画を立てることが望まれます。

よくある質問

Q.業務用よもぎ蒸しとはどのような施術ですか?

A.よもぎなどの生薬を煮出した蒸気を下半身に当てて温める伝統的な施術です。サロンでは椅子型やマント一体型の専用機器を使い、蒸し時間は20〜40分程度が目安です。

Q.どのような人が施術を避けるべきですか?

A.妊娠中の方や発熱・体調不良がある方、肌トラブルがある方などは施術を控えるのが一般的な考え方です。生理中でも量が多い日は控えるサロンが多く、個別の体調は事前のカウンセリングで確認します。

Q.導入にはどのような設備や費用が必要ですか?

A.蒸気や熱を扱うため、換気や給排水、防水対策など専用のスペースが必要です。業務用機器の本体価格はおよそ50万円〜150万円、工事費を合わせると総額で100万円〜200万円程度の投資を見込むケースが多いです。衛生管理や消耗品の補充体制もあわせて検討します。

Q.料金はどのように設定すればよいですか?

A.よもぎ蒸し単体は30分で3,000円〜4,000円、60分で5,000円〜8,000円程度が相場の目安です。施術時間や他メニューとの組み合わせ、地域相場などをふまえ、自店の原価やターゲット層に応じて個別に設計します。

まとめ

業務用よもぎ蒸しは、専用設備と衛生管理の体制を整えたうえで、サロンメニューの一つとして無理なく取り入れることが大切です。設置スペースや換気・給排水などの設備条件を確認し、体調面で配慮が必要なお客様への案内ルールもあわせて整備しておきましょう。

導入費用は機器本体と工事費で100万円〜200万円程度、メニュー料金は30分3,000円〜4,000円・60分5,000円〜8,000円程度が目安です。既存メニューとの組み合わせ方まで具体化しておくと、集客や客単価向上に役立つメニューとして運用できます。導入前には複数の機器・業者を比較して判断しましょう。

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監修者 楠本文哉監修者

株式会社b-models 代表

楠本 文哉

新卒で東証一部上場の大手コンサルティングファーム株式会社「船井総合研究所」に入社し、エステサロン経営専門のコンサルタントとして活躍。歴代美容コンサルタント売上の中で、トップの年間個人コンサルティング売上を納める。また、社内コンサルタントが1,000名以上在籍する中、売上TOP10入りを果たす。開発したビジネスモデルの「痩身機器を使用したダイエットエステ」は3年間で80店舗以上のリブランドと新規出店を実現。業界誌「エステティック通信・モアリジョブ」のメディア取材や「メーカー企業との講演」を多数行うなど、活躍の場を広げている。

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