① キューブデュオの基本スペックと価格
エクレーヌ製・IPL方式の業務用脱毛機で、基本モデル138万円とPROモデル198万円(税抜)の2種類があります
② 脱毛効果のしくみとランニングコスト
施術回数の目安や、ランプ交換(30万発・1ショット約0.46円)などの実数を解説します
③ 導入・比較検討で押さえるべきポイント
保証・サポート体制や他機種との比較軸が分かります
「キューブデュオが気になるけれど、価格や維持費に見合う機種なのか分からない」と迷うサロンオーナーは少なくありません。キューブデュオ(CUBE DUO)は、株式会社エクレーヌが販売するIPL方式の業務用脱毛機です。本体価格は基本モデルが138万円(税抜)で、業務用脱毛機の相場(100万円〜500万円程度)の中では導入しやすい価格帯です。
本記事では、業務用脱毛機を扱うb-modelsが、販売元の公表仕様をもとに特徴・PROモデルとの違い・ランニングコストを整理します。向いているサロンの条件や、他機種と比べる際の確認ポイントもまとめました。
キューブデュオ(CUBE DUO)とは?特徴・スペック・価格
キューブデュオは、神奈川県横浜市に本社を置く株式会社エクレーヌが販売するIPL方式の業務用脱毛機です。販売元が公表する仕様をもとに、次の4点を順に整理します。
- 販売元と脱毛方式の基本情報
- キューブデュオの4つの特徴
- 基本モデルとPROモデルの違い
- 一括・分割・レンタルなど導入方法
エクレーヌ製のIPL方式業務用脱毛機
キューブデュオは、創業30年以上の販売元である株式会社エクレーヌが手がけるIPL方式の業務用脱毛機です。販売元が公表する累計出荷台数は2,600台(2026年7月1日時点)です。メンズ脱毛を扱うサロンへの導入事例も多く紹介されています。
方式はIPL(光)方式で、毛根周辺のメラニン色素に光を反応させて働きかける仕組みです。販売元は、濃く太い毛質(男性のヒゲ・VIOなど)への対応力を特徴として打ち出しています。サロンで扱う脱毛は美容脱毛(減毛・抑毛)に分類され、医療レーザー脱毛(医療機関のみ)とは法的な位置づけが異なります。導入前に、この違いを認識しておきましょう。
IPL方式そのもののしくみや、SHR・レーザーとの違いはIPL脱毛の仕組みと効果が出る回数の解説で詳しく紹介しています。
キューブデュオの4つの特徴
キューブデュオの特徴は、連射式による施術スピード・脱毛とフェイシャルの両対応・冷却機能・日本製の4点です。
- 連射式で広範囲を照射:脱毛は秒間最大3発の連射に対応し、販売元は全身脱毛が従来の約3分の1の時間で終わると案内しています
- 脱毛とフェイシャルの両対応:基本モデルでも脱毛用とフェイシャル用のハンドピースが付属します
- 水冷と電子冷却の併用:照射面を冷やしながら施術できる設計です
- 日本製・100V電源:一般的なコンセントで使えるため、設置場所を選びにくい構成です
販売元は、メンズのヒゲ脱毛やキッズ脱毛にも対応できる機種と打ち出しています。ただし、痛みの感じ方には個人差があるため、出力設定やテスト照射の手順は導入講習で確認しておきましょう。冷却機能の役割は業務用脱毛機器に冷却機能が必要な理由で解説しています。
基本モデルとPROモデルの違い
基本モデルとPROモデルの主な違いは、価格とハンドピースの本数です。
- 基本モデル:138万円(税抜)、ハンドピース計2本
- PROモデル:198万円(税抜)、ハンドピース計3本(組み合わせ自由)
差額は60万円です。脱毛用を2本にして施術を止めずに回したい、脱毛とフェイシャルを同じ日に多く入れたいといったサロンはPROが候補になります。まず脱毛メニューを1台で始めたい段階なら、基本モデルで足りるケースが多いでしょう。以下は販売元の公表仕様をまとめたものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売元 | 株式会社エクレーヌ |
| 本体価格(税抜) | 基本モデル138万円/PROモデル198万円 |
| 脱毛方式 | IPL方式(脱毛は秒間1〜3発の連射に対応) |
| ハンドピース | 基本モデル計2本/PRO計3本(脱毛用・フェイシャル用の組み合わせ自由) |
| 波長帯(脱毛) | 620〜960nm |
| 波長帯(フェイシャル) | 420〜960nm |
| 出力(脱毛) | 3.0〜7.0J/cm² |
| スポットサイズ(脱毛) | 15×50mm |
| パルス時間 | 8ms固定(シングルパルス) |
| ランプ寿命 | 30万発 |
| 冷却機能 | 水冷+電子冷却 |
| 保証期間 | 1年 |
| サイズ・重量 | 33×33×95cm・33kg |
| 電源 | 100V・消費電力1200W |
| 原産国 | 日本 |
※表は横にスクロールできます。
PRIMARY SOURCE
本記事の価格・仕様は、販売元が公表する情報をもとにしています。業務用脱毛機 CUBE DUO 価格・仕様|株式会社エクレーヌ 公式サイト
一括・分割・レンタルなど導入方法の選択肢
基本モデルの138万円(税抜)は、業務用脱毛機の一般的な相場(100万円〜500万円程度)の下限に近い価格帯です。販売元では、頭金0円・60回払い(月々27,200円(税抜))の分割プランを用意しており、開業直後でまとまった資金を用意しにくいサロンでも検討しやすい構成です。
一部のレンタルサービスでは月額で利用できるため、まず導入コストを抑えて運用を始めたいサロンの選択肢にもなります。一括購入・分割・リース・レンタルと導入方法は複数あるため、資金計画に合わせて選ぶことができます。
レンタルの仕組みや購入との違いは業務用脱毛機のレンタルのメリット・デメリットにまとめています。
キューブデュオの脱毛効果とランニングコスト
脱毛機を選ぶうえで外せないのが、効果の出方とランニングコストです。キューブデュオの公式情報と、美容脱毛に共通するしくみをもとに、施術回数の目安や1ショットあたりのコストを整理します。
IPL方式のしくみと、効果を実感するまでの目安
IPL方式は、光が毛根周辺のメラニン色素に反応して働きかけるしくみです。毛は成長期・退行期・休止期を繰り返すため、1回の施術ですべての毛にアプローチできるわけではありません。販売元は3〜5回の施術で効果が期待できると説明していますが、毛質や肌質、毛周期によって感じ方には個人差があります。
施術間隔は、毛周期に合わせて2〜3ヶ月に1回を目安にするのが一般的です。施術時間は部位によって異なり、ワキであれば数分程度が目安です。日焼けした肌や色の濃いほくろがある部分には照射を避ける必要があるため、施術前のカウンセリングが欠かせません。
ランニングコストの実数(ランプ30万発・1ショット約0.46円)
脱毛機の消耗品の中心となるランプは、キューブデュオの場合30万発ごとに交換し、交換費用は13万8,000円(税抜)です。1ショットあたりに換算すると約0.46円になります。業務用脱毛機のショット単価は機種によって0.1円〜1.2円程度の幅があるため、月間の施術回数を想定してコストを試算しておきましょう。
全身脱毛を1日2〜3名に提供するサロンでは、1日の照射が数千発にのぼります。月間の照射数別に、ランプ交換の目安を試算すると次のとおりです。
- 月3万発の場合:約10ヶ月で交換、ランプ代は月あたり約1万4,000円
- 月5万発の場合:約6ヶ月で交換、ランプ代は月あたり約2万3,000円
- 月10万発の場合:約3ヶ月で交換、ランプ代は月あたり約4万6,000円
部位ごとのショット数の目安と計算方法は業務用脱毛器の照射回数の目安と計算方法で紹介しています。本体価格を含めた総額の考え方は業務用脱毛機の価格相場と総額の考え方が参考になります。
補足
脱毛の進み方や痛みの感じ方には個人差があります。導入前に、カウンセリングやパッチテストの実施体制をあわせて確認しておくと安心です。
POINT
ランプ交換費まで含めた1ショット単価で比較する
本体価格が安くても、ランプ交換費が高いとトータルコストは割高になります。本体価格・消耗品・保守費を合わせた総保有コスト(TCO)で比較するのが、脱毛機選びの基本です。
キューブデュオを導入するときの確認ポイントと比較検討
価格だけでなく、運用面まで含めて比較するのが脱毛機選びの基本です。キューブデュオの導入を検討する際に確認しておきたいポイントを整理します。
導入前にチェックしたい運用面(保証・サポート・消耗品)
キューブデュオの保証期間は1年です。業務用脱毛機は高額な買い物のため、保証の範囲に加えて、故障時の対応(代替機の手配や修理体制)まで確認しておきましょう。キューブデュオの販売元は、午後4時までに連絡すれば当日中に代替機を発送するサービスを案内しています。
故障時の一般的な対処法や修理費の目安は業務用脱毛機の修理と故障時の対処法で確認できます。
消耗品は、ランプに加えて施術で使うジェルやクリームも月々のコストに含まれます。見積もりの段階で、本体価格・導入講習費・消耗品・保守費を分けて提示してもらい、総額を把握しておくことが大切です。
導入前のチェックポイント
- 保証期間と故障時の対応(代替機手配・修理体制)
- ランプ交換の費用と交換周期(30万発・13万8,000円)
- 対応できる部位や肌質・毛質の範囲
- 冷却機能など安全面の装備
- 導入講習・スタッフ研修の有無
他機種との比較検討の進め方
脱毛機は、1機種だけで即決せず複数の選択肢を比較するのが基本です。同じIPL方式でも、ショット単価・ランプ寿命・保証内容・サポート体制は機種によって異なります。中古機や海外製を検討する場合は、保証が付かないケースや部品調達が難しいケースがあるため、注意が必要です。
比較の際は、自店のターゲット層とスタッフの運用体制を基準にします。メンズ脱毛中心か、美肌メニューも提供したいかで、合う機種は変わります。
価格帯や方式の異なる機種を一覧で比べたい場合は、業務用脱毛機おすすめ30選の比較記事を参考にしてください。
キューブデュオが向いているサロン・慎重に検討したいサロン
キューブデュオは、初期費用を抑えつつ脱毛とフェイシャルを1台で始めたいサロンに向いています。具体的には、次のようなサロンです。
- 開業直後で、本体価格を150万円以内に抑えたい
- 脱毛に加えて光フェイシャルのメニューも用意したい
- メンズのヒゲ脱毛など、濃い毛への施術ニーズがある
- 100V電源の個人サロンや自宅サロンで運用したい
一方で、SHR方式など別の照射方式を前提にメニューを組みたい場合は、方式ごとの違いから比較し直すのがおすすめです。月間の照射数が多い大型店では、ランプ交換の頻度が上がる点も試算に入れておきましょう。
ご注意
脱毛効果の感じ方には個人差があり、効果や安全性を保証する表現は避けましょう。中古機・海外製を検討する場合は、保証の有無・部品の調達・販売元の連絡先が明確かどうかを確認することが大切です。
RECOMMENDED
イデアライト(IDEALIGHT)
b-modelsが取り扱う業務用脱毛機です。キューブデュオとの比較検討の選択肢として、仕様や導入サポート体制をご確認いただけます。
製品の詳細を見るよくある質問
Q.キューブデュオはどのような脱毛機ですか?
A.株式会社エクレーヌが販売するIPL方式の業務用脱毛機です。本体価格は138万円(税抜)で、脱毛用とフェイシャル用の2本のハンドピースが付属します。ランプ交換費用は13万8,000円(税抜)、保証期間は1年です。
Q.業務用脱毛機を選ぶときに最低限確認すべき点は何ですか?
A.本体価格だけでなく、ランプ交換などの消耗品コスト、保証期間と故障時の対応、対応できる部位、冷却機能などの安全面、スタッフ研修の有無を確認しましょう。1ショットあたりのコスト(相場は0.1円〜1.2円程度)で比較するのも有効です。
Q.脱毛の効果には個人差がありますか?
A.毛質や肌質、毛周期によって、効果の出方や痛みの感じ方には個人差があります。施術は2〜3ヶ月に1回を目安に複数回継続するのが一般的です。効果を保証する説明は避け、カウンセリングの中で丁寧に説明することが大切です。
Q.b-modelsでも業務用脱毛機を取り扱っていますか?
A.はい。業務用脱毛機イデアライト(IDEALIGHT)を取り扱っています。キューブデュオとの比較検討の選択肢として、仕様や導入サポート体制をご相談いただけます。
Q.キューブデュオとキューブデュオPROの違いは何ですか?
A.主な違いは価格とハンドピースの本数です。基本モデルは138万円(税抜)でハンドピースは計2本、PROは198万円(税抜)で計3本になります。脱毛とフェイシャルを同時に回したいサロンはPRO、まず1台で始めたいサロンは基本モデルが候補です。
Q.ランプ交換はどのくらいの頻度で必要ですか?
A.ランプ寿命は30万発のため、照射数によって交換時期が変わります。月5万発を照射するサロンなら約6ヶ月で交換になり、ランプ代は月あたり約2万3,000円の計算です。自店の予約数から月間の照射数を見積もっておきましょう。
まとめ
キューブデュオ(CUBE DUO)は、株式会社エクレーヌが販売するIPL方式の業務用脱毛機です。要点は次のとおりです。
- 価格は基本モデル138万円、PROモデル198万円(いずれも税抜)
- 違いはハンドピースの本数で、基本モデルは2本、PROは3本
- ランプは30万発ごとに交換し、1ショットあたり約0.46円
- 保証は1年で、故障時の当日代替機発送に対応
導入を検討する際は、ランプ交換費を含むランニングコストや保証・サポート体制まで総合的に比較しましょう。自店のターゲット層や施術方針に合った一台を選ぶことが、長く使い続けられる脱毛機選びにつながります。
監修者株式会社b-models 代表
楠本 文哉
新卒で東証一部上場の大手コンサルティングファーム株式会社「船井総合研究所」に入社し、エステサロン経営専門のコンサルタントとして活躍。歴代美容コンサルタント売上の中で、トップの年間個人コンサルティング売上を納める。また、社内コンサルタントが1,000名以上在籍する中、売上TOP10入りを果たす。開発したビジネスモデルの「痩身機器を使用したダイエットエステ」は3年間で80店舗以上のリブランドと新規出店を実現。業界誌「エステティック通信・モアリジョブ」のメディア取材や「メーカー企業との講演」を多数行うなど、活躍の場を広げている。

