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2023.8.20.

業務用エステスチーマーのおすすめ3選|種類・選び方5つと価格相場・使い方の注意点を解説

カテゴリー:業務用フェイシャル機器

業務用エステスチーマーのおすすめ3選!失敗しない選び方とは?

「フェイシャルメニューにスチーマーを入れたいけれど、どれを選べばいいか分からない」
「安い機種と高い機種で何が違うのか知りたい」
スチーマーの導入を考えるサロンオーナー様から、こうしたご相談をよくいただきます。

結論から言うと、業務用エステスチーマーは「必要な機能」と「サロンの広さ」で種類を決めるのが失敗しない近道です。
スチームだけで十分なら単体型や卓上型、毛穴ケアまで1台で行いたいなら複合型が向いています。
価格は数万円の単体型から、20万円を超える複合型まで幅があります。

本記事では、業務用エステ機器メーカーの株式会社b-modelsが、スチーマーの種類と選び方5つを解説します。
おすすめの3機種に加え、施術時の使い方や安全面の注意点もまとめました。
サロンに合う1台を選ぶ参考にしてください。

業務用エステスチーマーとは?

業務用エステスチーマーとは?

業務用エステスチーマーは、温かい蒸気を顔に当てて肌を整えるフェイシャル機器です。
フェイシャル施術の最初の工程で使われることが多く、主に次の役割を担います。

  • 肌に潤いを与え、角質をやわらかく整える
  • 皮脂汚れやメイクを浮かせ、クレンジングをしやすくする
  • 心地よい温かさでお客様のリラックスを促す

一般的な超音波加湿器とは仕組みが異なります。
多くの業務用スチーマーは、ビーカーに入れた精製水を加熱して蒸気を発生させます。
水を沸騰させてから噴霧するため、衛生的なスチームを当てられる点が特徴です。

アロマオイルを滴下して香り付きの蒸気を出せるモデルもあります。
家庭用の美顔スチーマーでは得にくい蒸気量と体感を提供できるため、多くのフェイシャルサロンで導入されています。

業務用エステスチーマーの3つの種類

業務用エステスチーマーの3つの種類

業務用エステスチーマーは、機能とサイズによって次の3種類に分けられます。

  • 単体エステスチーマー:スチーム機能に特化したスタンド型。数万円から導入できる
  • 複合エステスチーマー:バキュームやスクライバーなどを搭載した多機能型。20万円を超える機種もある
  • 卓上エステスチーマー:台の上に置いて使う小型タイプ。省スペースで低価格

それぞれの特徴と向いているサロンを詳しく見ていきましょう。

単体エステスチーマー

単体エステスチーマーは、スチーム機能に絞ったシンプルな機器です。
業務用卸の販売価格では、オゾン付きの定番機種でも2万円前後から購入できます。
構造が単純で軽いため、女性一人でも扱いやすい点が魅力です。

使い方は、ガラス製のビーカーに精製水を入れてスイッチを入れるだけです。
蒸気は可動式のノズルから噴霧されるので、ベッドの位置に合わせて向きを調整できます。
リラクゼーションサロンやまつげサロンの前処理用として導入されることも多いタイプです。

機種によっては、次のような機能を備えています。

  • 水位が下がると自動で電源が切れる空焚き防止装置
  • 設定時間で自動停止するタイマー
  • オゾンや紫外線を利用した除菌機能

複合エステスチーマー

複合エステスチーマーは、スチームに加えてフェイシャル機能を搭載した機器です。
バキューム(吸引)やスクライバー(超音波ピーリング)、イオン導入などを1台で行えます。

スチーム性能も高く、きめ細かな蒸気や勢いのある蒸気を噴霧できる機種がそろっています。
立ち上がりが早くビーカー容量も大きいため、連続して施術する店舗に向いています。
例えばGRATIS 301は、ビーカー最大1.5Lで約60分の連続噴霧が可能です。

一方で、本体価格は高額になりがちです。
重量が30kg前後になる機種もあるため、設置場所と搬入経路の確認も欠かせません。
スクライバーの仕組みは業務用の超音波美顔器の仕組みと効果で詳しく解説しています。

卓上エステスチーマー

卓上エステスチーマーは、ワゴンや台の上に置いて使うコンパクトな機器です。
軽量で持ち運びやすく、設置スペースが限られる個人サロンや自宅サロンに適しています。

ただし、単体型に比べると次のような弱点があります。

  • ビーカー容量が少なく、長時間の連続使用に向かない
  • ノズルの可動域が狭く、当てる角度を調整しにくい
  • 蒸気が出るまでにやや時間がかかる機種が多い

本体価格は2〜3万円台が中心で、初期費用を抑えたい方に向いています。
初めてスチーマーを導入するサロンや、出張施術で使いたい方にもおすすめです。

業務用エステスチーマーの失敗しない選び方5つ

業務用エステスチーマーの失敗しない選び方

業務用エステスチーマーを選ぶときは、次の5つのポイントを確認しましょう。

  • 必要な機能がそろっているか
  • 操作しやすく安全機能が備わっているか
  • 本体価格と支払い方法が予算に合うか
  • 製品保証とメンテナンス体制が整っているか
  • 導入後のアフターフォローを受けられるか

それぞれの項目で、どこを比べればよいのかを解説します。

必要な機能がそろっているか

最初に、提供したいメニューに必要な機能を書き出しましょう。
機能が多いほど本体価格は上がるため、使わない機能にお金をかけるのは避けたいところです。

メニュー別の目安は次のとおりです。

  • クレンジングや保湿の前処理だけなら:単体型か卓上型
  • 毛穴の吸引ケアも行いたいなら:バキューム付きの複合型
  • 美容液の導入メニューも作りたいなら:イオン導入付きの複合型か専用機

迷う場合は、まずシンプルなスチーマーから始める方法がおすすめです。
メニューが増えた段階で、専用のフェイシャル機器を追加すれば無駄がありません。
吸引機能の選び方は毛穴洗浄の機械(業務用)の選び方を参考にしてください。

イオン導入とエレクトロポレーションの違いは、エレクトロポレーションとイオン導入の違いと選び方で比較しています。

操作しやすく安全機能が備わっているか

スチーマーは水を沸騰させて蒸気を作るため、やけどへの対策が欠かせません。
ビーカーや加熱部は高温になるので、施術中にお客様やスタッフが触れない設計か確認しましょう。

チェックしたい安全機能は次の4つです。

  • 空焚き防止装置
  • お湯飛び(熱湯の飛散)防止機構
  • 転倒しにくい脚部の設計
  • オゾンのオン・オフを切り替えられるスイッチ

ボタン配置が分かりやすい機種なら、新人スタッフにも任せやすくなります。
防水仕様の操作パネルを採用した機種は、水滴による誤作動の心配も少なくて済みます。

本体価格と支払い方法が予算に合うか

業務用エステスチーマーの価格は、種類によって大きく異なります。
業務用卸の販売価格を見ると、単体型や卓上型は2〜3万円前後が中心です。
高機能なスチーム専用機は10万円前後、多機能な複合型では20万円を超える機種もあります。

高額な機種を導入する場合は、分割払いやリース、レンタルも選択肢になります。
初期費用は抑えられますが、手数料や金利の分だけ総額は一括購入より高くなるのが一般的です。
資金に余裕がある場合は、一括購入のほうが総額を抑えられます。

支払い方法ごとの違いは業務用エステ機器のレンタルのメリットとデメリットで解説しています。

製品保証とメンテナンス体制が整っているか

スチーマーは高温の水を扱うため、ヒーターやパッキンなどの部品が劣化しやすい機器です。
使い続けるうちに、蒸気の立ち上がりが遅くなったり臭いが出たりすることがあります。
メーカーの点検や修理を受けられる機種なら、長く安心して使えます。

比較するときは、次の点を確認しましょう。

  • 保証期間は何年か(1年か、3〜5年の長期保証か)
  • 故障時に代替機を手配してもらえるか
  • 消耗品や交換部品を継続して購入できるか

中古品は導入費用を抑えられますが、メーカー保証の対象外になるケースが多くあります。
部品の供給が終わっている場合は修理もできないため、慎重に判断してください。
中古機器のリスクは業務用エステ機器は中古品でも良いかで詳しく解説しています。

導入後のアフターフォローを受けられるか

スチーマーは、導入しただけで売上が伸びる機器ではありません。
どのメニューに組み込み、お客様の満足度をどう高めるかが重要です。

機器の操作研修に加え、手技講習やメニュー作りの相談に乗ってくれるメーカーを選びましょう。
サロン経営のノウハウまで提供してくれるメーカーなら、機器代金の回収計画も立てやすくなります。
集客や単価に課題を感じているオーナー様ほど、サポート内容を重視して比較するのがおすすめです。

業務用エステスチーマーのおすすめ3選

ここからは、サロン向けにおすすめの3機種を紹介します。

  • EIEN(エイン):過熱水蒸気を使う多機能スチーマー
  • TAKIGAWA GRATIS 301:イオン化スチームを備えた日本製の複合型
  • 「スキンゼニス」シリーズ:高密度ミストを使うフェイシャル機器

EIEN(エイン)

EIEN(エイン)

引用:https://rhythm-rhythm.co.jp/product/eien/

EIEN(エイン)は、過熱水蒸気式を採用した業務用エステスチーマーです。
現在、メーカーサイトでは後継の「EIEN PLUS」として紹介されています。
一般的な飽和水蒸気よりも細かい水の粒子を噴霧し、肌の広い範囲を潤いで包み込みます。

EIEN PLUSの主な特徴は次のとおりです。

  • スチーム・オートバキューム・スクライバーの3機能を搭載
  • 水道水を施術用の純水に変える浄水システムを内蔵
  • 本体サイズは幅380×奥行430×高さ1,295mm、重量は約28kg
  • 最大消費電力は1,100W

1台でフェイシャルの人気メニューをカバーしたい方に向いた機種です。
大型で消費電力も大きいため、設置場所とコンセントの容量を事前に確認しておきましょう。

TAKIGAWA GRATIS 301

TAKIGAWA GRATIS 301

引用:https://www.bisella.com/view/item/003003000051

TAKIGAWA GRATIS 301は、イオン化スチームを搭載した日本製の業務用エステスチーマーです。
NPO法人日本エステティック機構の認証を受けた機器で、安全性と信頼性の高さが魅力です。

標準ではスチーム機能と、毛穴の汚れを吸引するキッシング機能を搭載しています。
オプションでスプレーやブラシピーリングなどのプローブを追加できます。
予算に合わせて必要な機能だけを選べる点がメリットです。

主な仕様は次のとおりです。

  • ビーカー容量は最大1.5Lで、連続噴霧は約60分
  • 重量は約31.1kg、消費電力は1,260W
  • 防水仕様の液晶ディスプレイで操作できる

1日に何人も施術する店舗で、スチームを長時間使いたい方に適しています。

「スキンゼニス」シリーズ

「スキンゼニス」シリーズ

「スキンゼニス」シリーズは、b-modelsが提供する業務用フェイシャル機器です。
スチーマー機能はありませんが、美容液成分を含む高密度ミストを噴霧できます。
そのため、スチーマーに近い心地よさをお客様に提供できます。

シリーズは次の3つの専用機をセットでご提供しています。

  • ハイドロフェイシャル:毛穴の汚れをすっきり洗浄
  • エレクトロポレーション:美容液成分を肌の角質層まで届ける
  • EMS筋膜リンパ:表情筋にアプローチし、ハリのある印象へ導く

スチーマー単体ではなく、メニューの幅を広げるフェイシャル機器を探している方は検討してみてください。

業務用フェイシャル機器「スキンゼニス」シリーズの製品ページはこちら

ほかのフェイシャル機器も比較したい方は、業務用フェイシャル機器・フェイシャルマシンのオススメ36選をご覧ください。

業務用エステスチーマーの使い方と施術時の注意点

スチーマーを安全に使うには、事前準備と当て方の基本を押さえることが大切です。
ここでは、施術の流れと注意点を解説します。

基本的な使い方の流れ

一般的なスチーマーは、次の手順で使います。

  1. ビーカーに精製水を規定の水位まで入れる
  2. 電源を入れ、蒸気が安定して出るまで待つ
  3. ノズルの向きを調整し、お客様の顔から取扱説明書の指定距離を離して当てる
  4. 施術後は電源を切り、本体が冷めてからビーカーの水を捨てる

蒸気が出始めた直後は、熱湯が飛ぶことがあります。
ノズルをお客様に向けるのは、蒸気が安定してからにしましょう。

精製水を使い定期的に手入れする

スチーマーには、水道水ではなく精製水を使うのが基本です。
水道水に含まれるミネラル分は、ビーカーやヒーターに白い水あかとして残ります。
水あかがたまると蒸気量が落ちたり、故障の原因になったりします。

ビーカーの水は使用のたびに入れ替え、残った水を翌日に使い回さないようにしましょう。
水あかの除去方法は機種ごとに異なるため、メーカーの指示に従って手入れしてください。
なお、EIEN PLUSのように浄水システムを内蔵し、水道水を使える機種もあります。

当てる時間・距離とオゾンの扱いに注意する

スチームを近づけすぎたり当てすぎたりすると、肌の赤みや乾燥につながることがあります。
距離と時間は取扱説明書の指定を守り、お客様に熱さを確認しながら当てましょう。
敏感肌の方や肌に炎症がある方には、時間を短くするなどの配慮が必要です。

オゾン付きの機種は、蒸気を除菌しながら噴霧できる点がメリットです。
ただしオゾンは濃度が高いと目や喉を刺激するため、狭い個室では換気を心がけましょう。
オゾンが不要な施術では、スイッチを切って使う方法もあります。

業務用エステスチーマーに関するよくある質問

最後に、スチーマーの導入前によくいただく質問にお答えします。

家庭用の美顔スチーマーをサロンで使ってもいいですか?

サロンでの使用には、業務用スチーマーをおすすめします。
家庭用は1日に何人も使う前提で作られておらず、蒸気量やビーカー容量も小さめです。
連続使用で故障しやすく、保証の対象外になる場合もあります。

スチーマーの使用に資格は必要ですか?

業務用エステスチーマーの使用に、国家資格は必要ありません。
ただし、肌の状態を見極めて安全に施術するための知識は欠かせません。
メーカーの操作研修やエステティックの民間資格で、基礎を学んでおくと安心です。

スチーマーはフェイシャル施術のどのタイミングで使いますか?

一般的には、クレンジングと洗顔の後に使います。
蒸気で肌をやわらかくしてから、毛穴の吸引やピーリング、マッサージに進む流れです。
スチームと並行してクレンジングやパックを行うサロンもあります。

まとめ

業務用エステスチーマーは、蒸気で肌を潤し、汚れを落としやすくするフェイシャル機器です。
機能とサイズによって、単体型・複合型・卓上型の3種類に分かれます。

選ぶ際は、次の5つを確認しましょう。

  • 提供したいメニューに必要な機能
  • 操作性と安全機能
  • 本体価格と支払い方法
  • 製品保証とメンテナンス体制
  • 導入後のアフターフォロー

導入後は精製水の使用と日々の手入れを徹底し、当てる距離と時間を守って施術してください。
本記事の選び方を参考に、サロンに合った1台を見つけましょう。

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