開業予定のサロンや経営する店舗でメンズ脱毛を提供したい場合には、男性の濃く太い毛にも対応できる出力を備えた業務用脱毛器を導入する必要があります。メンズ用・ヒゲ用の専用コースが設定された業務用脱毛器であれば、市場が拡大傾向にあるメンズ脱毛領域で差別化を図り、高い集客効果・売上向上効果を得られるでしょう。
しかしメンズ脱毛向けの業務用脱毛器を導入する際には、メンズ用以外の脱毛器との違いや、主な脱毛方式、コストや冷却装置を踏まえたマシンの選び方を理解しておかなければなりません。本記事では、メンズ用・ヒゲ用の業務用脱毛器の特徴と導入のメリット、具体的なマシンの選び方、そしてメンズ脱毛用のおすすめ脱毛器「イデアライト」についても解説していきます。
メンズ用の業務用脱毛器とは?
エステサロンで使われる業務用脱毛器には、原則として女性専用のマシンや男性専用のマシンは販売されておらず、モードを切り替えることでさまざまなお客様に施術できる仕組みとなっています。IPL方式やSHR方式など、脱毛方式には違いがありますが、脱毛のメカニズムは男女で異なるわけではないので、一般的な業務用脱毛器であればメンズ脱毛にも問題なく利用できます。
ただしメンズ専用のモードを用意しているマシンや、男性の濃く太い毛に強力にアプローチする出力を備えているマシンを選ぶことにより、施術時間の短縮や脱毛効果の改善につながるケースもあります。そのためメンズ脱毛を専門とするサロンを開業・経営する場合には、メンズ向けに特化した業務用脱毛器を選ぶのもおすすめです。
メンズ用とそれ以外の業務用脱毛器の違い
メンズ用とそれ以外の業務用脱毛器では、機能や効果には大きな違いはありません。しかし中にはメンズ専用モードやヒゲ専用モードにより濃く太い毛にアプローチできるマシンや、強力な冷却装置を備えることで痛みを軽減しながら施術できるマシンも販売されています。
こうした特別な機能を備えていない業務用脱毛器であっても、出力を高く設定して施術することにより、メンズ脱毛に対応することが可能です。なお、出力設定の際には痛みや肌トラブルを引き起こさないよう、慎重に調整する必要があります。
メンズ脱毛の人気部位
女性向けのサロンでは、主な人気部位としてワキ・VIO・脚・腕などが挙げられますが、メンズ脱毛の場合には「ヒゲ脱毛」に高い人気が集まっています。メンズ脱毛を利用するお客様の中には、まずはヒゲ脱毛を試してみて、効果が実感できたらVIOや胸・腹の毛の施術を受ける方が多いです。そのためメンズ脱毛の訴求でもヒゲ脱毛が効果的なので、ヒゲ専用モードなどを備えた業務用脱毛器にも注目が集まっています。
メンズ脱毛で使われる脱毛方式
レーザー脱毛やニードル脱毛が使用できないエステサロン向けの業務用脱毛器では、脱毛効果の高い「IPL方式」や日焼けした肌に施術できる「SHR方式」などが搭載されています。IPL方式は、医療用のレーザー脱毛と同じ仕組みで施術するため、高い脱毛効果が期待できることが特徴です。
ただしIPL方式は、毛の黒い色素(メラニン色素)に反応して熱を発生させる仕組みのため、日焼けした男性の肌での施術には毛包全体に弱い熱を与えるSHR方式を使用することもあります。施術直後から毛がポロポロと抜ける効果を実感しやすいのはIPL方式であり、男性のお客様には痛みに耐性がある方も多いことから、IPL方式を搭載した業務用脱毛器が選ばれやすい傾向があります。
メンズ用の業務用脱毛器を導入するメリット
次に、メンズ用の業務用脱毛器をサロンが導入することで得られるメリットについて、以下の3つをご紹介します。
- 競合サロンと差別化できる
- 客単価が向上する
- 新たな顧客層にアプローチできる
それぞれ順番にご説明します。
競合サロンと差別化できる
メンズ用の業務用脱毛器を導入することにより、競合のサロンとの差別化につながるメリットがあります。脱毛サロンの中には、メンズ脱毛に対応していない店舗や、男性からの予約を受け付けていないサロンも多いのが現状です。
そのためメンズ用の業務用脱毛器を導入し、メンズ脱毛を積極的にPRすることで、脱毛サロンが乱立する地域でも一定の需要を見込むことができます。以下の記事でもご紹介した通り、エステサロンの市場規模が年々縮小傾向にある中、唯一メンズエステ市場が成長していることがわかっています。
メンズ脱毛を専門とするサロンや、積極的にメンズ脱毛を受け付けるサロンは今後増加すると見込まれるため、早めにマシンの導入を進めることが差別化を図るポイントとなるでしょう。
客単価が向上する
メンズ用の業務用脱毛器を導入することで、客単価が向上するメリットも期待できます。エステサロンに通う美意識の高い男性客は、女性客と比べて客単価が高く、体験からの購買にもつながりやすい傾向があります。男性客をメインターゲットに単価の高いメニューを提供することで、回転率が低くても高い売上を実現できるので、小規模なサロンや個人サロンにとってもメンズ用の業務用脱毛器の導入は大きなメリットにつながります。
新たな顧客層にアプローチできる
メンズ用の業務用脱毛器の導入により、これまでの女性客に加えて新たなターゲットである男性客も取り込むことにより、売上拡大のチャンスになることも大きなメリットです。友達紹介により幅広いターゲットの来店が見込めるほか、カップルや夫婦での来店も期待できるようになるでしょう。ただし脱毛サロンを利用するお客様の中には、「異性の施術を行っているお店には通いにくい」と感じることも多いため、店舗のスペースや施術室を男女で分けるなど、細かな工夫を施すことも重要です。
メンズ用の業務用脱毛器の選び方
続いて、メンズ用の業務用脱毛器を選ぶ際のポイントとして、以下の7つの項目をご紹介します。
- メンズ専用モードの有無
- 痛みを抑える脱毛方式・冷却装置
- メンズ脱毛以外のメニュー
- 価格・ランニングコスト
- 支払い方法の豊富さ
- 製品保証・メンテナンス体制
- 導入後のアフターフォロー
一つひとつ順番に解説しますので、ご自身の脱毛サロンにあった1台を探す参考にしてみてください。
メンズ専用モードの有無
メンズ用の業務用脱毛器を選ぶ際には、メンズ専用モードを搭載しているかどうかをチェックしましょう。男性の濃く太い毛に合わせて脱毛モードを切り替えて施術できるマシンであれば、高い顧客満足度にもつながりやすくなります。ヒゲ・VIOなど、メンズの脱毛部位に合わせて出力を調整してくれるため、施術者の負担を抑えながら適切な施術を提供できるメリットもあります。
痛みを抑える脱毛方式・冷却装置
メンズ用の業務用脱毛器選びでは、痛みの少ない脱毛方式や冷却装置を備えていることを確認する必要があります。ゴムで弾かれたような痛みを感じるIPL方式と比べて、温かさを感じる程度の刺激に抑えられるSHR方式は、痛みの少ない施術を求めるお客様からのニーズも高くなっています。さまざまな顧客ニーズに対応できるよう、IPLとSHRなど複数の脱毛方式に対応したマシンや、照射面を冷却して痛みを感じにくくする工夫がされているマシンを選ぶと良いでしょう。
メンズ脱毛以外のメニュー
メンズ脱毛だけではなく女性向けや子ども向けなど、さまざまなターゲット層へのメニュー展開を考えている場合には、レディースモードやキッズモードにも対応している業務用脱毛器を選びましょう。メンズ脱毛に特化したサロンを開業する予定のオーナー様も、可能な限りメンズ脱毛以外にも対応したマシンを選ぶことが望ましいです。
というのも、今後の経営方針の転換によりターゲット層を変更する可能性も十分考えられるためです。それぞれの業務用脱毛器で施術できるメニューについては、各メーカーのHPやカタログにも記載されているため、事前にチェックしておきましょう。
価格・ランニングコスト
メンズ用の業務用脱毛器を選ぶ際には、導入コストはもちろん、長期的に運用した際のランニングコストも計算しながら、コストパフォーマンスに優れたマシンを選ぶのも大切です。業務用脱毛器の本体価格は、1台あたり100万円〜500万円が相場となっており、メンズ専用モードなど機能が豊富なマシンほど高額になる傾向があります。
業務用脱毛器のランニングコストには、光を照射するためのランプの交換費用、そして修理・交換にかかるメンテナンス費用が挙げられます。特にランプ交換費用は、1回あたりの費用ではなく、1ショットあたりの単価を計算しながら長期的なコストを考慮することが大切です。
支払い方法の豊富さ
メンズ用の業務用脱毛器は、前述した通り1台あたり100万円〜500万円の費用がかかるため、月額払いやレンタルプランなど、豊富な支払い方法の中からご自身に合ったものを選べることが望ましいです。初期費用を抑えて月額払い・レンタルプランを選べるマシンであれば、開業資金に余裕がない個人サロンや、限られた予算で設備投資を行いたいと考えるオーナー様も導入しやすくなります。中古品を現金で一括購入するよりも、新品を月額払いで購入した方が初期費用を抑えられることも多いので、少ない初期費用で業務用脱毛器を導入したい方は支払い方法の豊富さをチェックしてみましょう。
製品保証・メンテナンス体制
メンズ用の業務用脱毛器選びでは、メーカーによる保証期間が長いものや、代替品の即日発送が可能なものを選ぶと、万が一のトラブルでもサロン経営への影響を最小限に抑えることができます。脱毛サロンでは、業務用脱毛器の故障によりお店自体を休業しなければならなくなるケースもあるため、定期的なメンテナンスやトラブル時の対応が手厚いメーカーを選ぶことが重要です。実際に修理・メンテナンスを依頼したオーナーの口コミなども参考にしながら、充実した製品保証が受けられる業務用脱毛器を検討しましょう。
導入後のアフターフォロー
メンズ用の業務用脱毛器は、マシンの性能や機能だけではなく、マシンを使いこなすためのアフターフォローを重視して選ぶことも大切です。マシンを売ったら終わりではなく、マシンを導入後のサロン経営を軌道に乗せるためのノウハウ提供や業務代行を特典として受けられるメーカーであれば、業務用脱毛器の費用を早期に回収しやすくなります。たとえば「イデアライト」であれば、集客用LPやSNS活用ノウハウを無料で受け取れる特典が用意されているため、導入後のサロン経営について不安がある方にも適した1台となっています。
メンズ用おすすめ業務用脱毛器「イデアライト」とは?
最後に、メンズ用におすすめな業務用脱毛器「イデアライト」についてご紹介しましょう。イデアライトは、株式会社b-modelsが提供する業務用脱毛器で、メンズ・レディース・キッズの3つの脱毛モードに対応するほか、IPL・SHR・E-lightという3つの脱毛方式にも対応している点が特徴です。全身脱毛が最短15分で完了するスピード施術にも対応しており、さまざまなターゲットのお悩みにスピーディに対処できる1台となっています。
さらに全国200店舗以上のサロンコンサルティングを手掛けた実績を持つb-modelsの、エステ経営コンサルティングが無料特典として受けられることに加え、特典に含まれる豊富な経営ツール・集客ノウハウにより導入後すぐに売上アップを叶えられるのが大きなメリットです。イデアライトの詳細なスペックや特徴、実際に導入するオーナー様やお客様からの口コミについては、下記の記事でもまとめているので、ぜひ併せてご覧ください。
関連記事:業務用脱毛機器イデアライトとは?口コミやメリット・販売価格を解説
まとめ
メンズ用の業務用脱毛器は、一般的な業務用脱毛器と大きな違いがあるわけではなく、女性向けの業務用脱毛器をメンズ脱毛に利用することも可能です。ただし男性のヒゲ脱毛など、濃く太い毛にも強力にアプローチできるよう、高い出力で施術できるマシンを選ぶと施術時間の短縮や脱毛効果の向上につながります。
メンズ用の業務用脱毛器を導入することにより、競合サロンとの差別化や、客単価の向上、新たな顧客層へのアプローチができるなどのメリットも得られるため、本記事でもご紹介した選び方を参考に、ぜひご自身のサロンに最適な1台を探してみてください。なお、メンズ・レディース・キッズの3つの脱毛モードに対応する業務用脱毛器「イデアライト」や株式会社b-modelsが提供する経営・開業サポートに興味がある方は、下記のリンクからお気軽にお問い合わせください。