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2023.7.15.

リラクゼーションサロンの開業で失敗する原因!失敗しないためのポイント

カテゴリー:エステ開業

リラクゼーションサロンの開業で失敗する原因!失敗しないためのポイント

ストレス社会と呼ばれる現代では、アロマやマッサージで心身への癒しを提供するリラクゼーションサロンの需要が高まっています。リラクゼーションサロンは美容室や脱毛サロンなどと比較すると、開業までの初期費用が少なく低リスクで開業できることから、個人サロンを始める方も増加傾向にあります。

しかし簡単に始められるからとコンセプトや事業計画を固めることなく開業してしまえば、お客さんが集まらず赤字体質が続いてしまい、3年と経たずに廃業するリスクも高まります。リラクゼーションサロンを開業する際には、失敗を防ぐポイントや成功のコツを押さえておくことが大切です。

そこで本記事では、リラクゼーションサロンの開業で失敗する原因や、開業の際に押さえておきたいポイント、失敗しない開業のコツについても解説していきます。

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リラクゼーションサロンの開業で最初にチェックしておきたいポイント

リラクゼーションサロンの開業で最初にチェックしておきたいポイント

リラクゼーションサロンを開業したいと考えた際には、まず以下の3つのポイントを決めておかなければなりません。

  • 提供するサービス内容は?
  • 用意できる開業資金はいくら?
  • どの店舗形態で開業する?

それぞれどのような内容を決めておくべきなのか、詳しく解説していきましょう。

提供するサービス内容は?

まずは開業するリラクゼーションサロンでどのようなサービスを提供するのかを検討しましょう。リラクゼーションサロンで提供するサービスには、マッサージ・リフレクソロジー・アロマセラピーなどさまざまな種類が存在します。

最も一般的なのはマッサージで、手技を使って全身をもみほぐす施術です。アロマを取り入れたアロママッサージやオイルマッサージ、リンパの流れに沿って老廃物を排出するリンパマッサージなどの種類もあります。

リフレクソロジーは足の裏の神経が集中した「反射区」をマッサージすることで、全身の血行を改善して体調を整える施術です。足つぼマッサージのイメージに近いですが、手や耳の反射区を刺激するマッサージも含まれます。

アロマセラピーは、リラックス効果のあるエッセンシャルオイルを使いながらマッサージを行う施術です。お客様のカウンセリングを重ねながら悩みに合ったアロマを提案し、香りを通じた癒しを提供します。こうした種類の中から、ご自身のリラクゼーションサロンでどのようなサービスを提供するのかを定めておくことで、必要な資格や設備、開業資金なども明確になるでしょう。

用意できる開業資金はいくら?

次に、リラクゼーションサロンの開業で用意できる資金を計算しておきましょう。条件の良い立地でテナントを借りて、内装にもこだわる場合、開業資金として500万円以上の費用がかかるケースもあります。一方で自宅の一室をそのまま施術室として使う場合には、物件の取得費や内装工事費が不要で、ほとんどコストをかけずに開業できることもあります。

ご自身で用意できる貯金や、補助金・助成金、金融機関からの融資なども考慮しながら、開業資金として使える金額をもとに、どのようなサービスや店舗形態で始めるかを検討しましょう。

また、リラクゼーションサロンの経営では、毎月の固定費も発生します。テナントを借りる場合には賃料が大きな割合を占め、加えて光熱費や人件費、広告費、消耗品費なども発生します。フランチャイズに加盟する場合には、ロイヤリティ支払いが発生することにも注意しましょう。

どの店舗形態で開業する?

リラクゼーションサロンを開業する場合、テナントを借りて開業する以外にも、以下のような店舗形態を選ぶことができます。

  • マンションサロン
  • 自宅サロン
  • 出張サロン
  • レンタルサロン

マンションサロンは、商用可能な賃貸マンションを借りて店舗として使う方法で、テナントを借りるよりも賃料が安くなる特徴があります。自宅サロンは戸建て住宅の一室をそのまま店舗として使う方法で、開業にはほとんどコストがかかりませんが、生活感が伝わらないように配慮する必要があります。

出張サロンやレンタルサロンは、決まった店舗を持たずにお客様の自宅で施術したり、随時レンタルスペースを借りて施術したりする方法です。こちらも開業コストは最小限に抑えられますが、集客面で課題を抱えるケースが多くなっています。これらの店舗形態の中からご自身のサロンに適したものを選び、必要に応じて物件を調査・契約して、内装工事を手配してからリラクゼーションサロンのオープンに進むこととなります。

リラクゼーションサロンの開業で失敗する5つの原因

リラクゼーションサロンの開業で失敗する5つの原因

前述の流れでリラクゼーションサロンの開業は可能ですが、その後も安定して黒字経営を続けられるとは限りません。中には開業後すぐに経営に行き詰まり、失敗に追い込まれるケースもあります。リラクゼーションサロンの開業に失敗してしまう原因には、主に以下の5つが考えられます。

  • 開業資金が不足している
  • 固定費が高すぎる
  • ターゲット・コンセプトが不明瞭
  • 新規集客に失敗している
  • リピート率が非常に低い

それぞれ順番にご紹介していきましょう。

リラク開業の失敗原因①開業資金が不足している

リラクゼーションサロンの開業で最も多いのが、金銭的な理由での失敗です。特に開業までの初期費用に対して開業資金が不足していると、金融機関から借りた資金の返済が負担になったり、運転資金が足りなくなったりして廃業に至るケースが多くなっています。

開業にかかる初期費用で最も大きな割合を占めるのは物件の取得費ですが、自宅サロンを始める場合にも業務用エステ機器の導入を考えているのであれば、導入コストとして100万円以上の資金が必要になることもあるため注意が必要です。

リラク開業の失敗原因②固定費が高すぎる

リラクゼーションサロンの開業が失敗する原因として、固定費が高すぎるという金銭的な理由も挙げられます。固定費とは、たとえサロンが休業していたとしても毎月発生する費用のことを指し、賃料・家賃や人件費などが含まれます。

リラクゼーションサロンの安定経営のためには、この固定費が少なければ少ないほど良いとされます。固定費がほとんど発生しなければ、仮に集客ができず売上が伸びなかったとしても、赤字に転落することはないからです。

リラク開業の失敗原因③ターゲット・コンセプトが不明瞭

開業資金や運転資金が十分に用意できていたとしても、リラクゼーションサロンのターゲットやコンセプトが明確になっていないと、経営に失敗するリスクが高まります。サロン経営においてターゲットやコンセプトを定めていないということは、お客様にとってはご自身のお店を選ぶ理由がなくなり、競合の店舗に流れてしまう原因になります。

競合と差別化してお客様に選ばれるリラクゼーションサロンを目指すためには、どのような悩みを持ったお客様に対して、どのような思いを持ってサービスを提供するのかを明確化しておくことが大切です。はっきりとした強みや特徴を打ち出すことにより、高単価でも予約が集まるリラクゼーションサロンを実現できるでしょう。

リラク開業の失敗原因④新規集客に失敗している

リラクゼーションサロンの開業が失敗する大きな原因として、「集客の壁」も挙げられます。中でも新たなのお客様に来店してもらうまでの新規集客に課題を抱えるサロンは多く、ホットペッパービューティーやSNS、チラシなどを使っても予約が埋まらずに悩むオーナー様は少なくありません。思うように集客ができないからと、コストのかかる広告やホームページ制作に予算を割いてしまうと、さらに経営を圧迫する結果にもなりかねません。

リラク開業の失敗原因⑤リピート率が非常に低い

リラクゼーションサロンを開業後、新規集客がうまくいっていたとしても、リピート率が低ければ廃業のリスクを高めることになります。リピートしてくれるお客様は集客コストなしで来店してもらえるお客様なので、集客コストをかけなければ来店してくれない新規集客と比べて、収益性が非常に高いです。

そのためリピート率が高いリラクゼーションサロンを目指すことで、少ない集客コストで固定客に愛されるお店となり、収益性も改善します。固定客がつかないサロンは、集客のために常にコストをかける必要があるため、収益性が低下したり売上が伸び悩んだりしやすい傾向があります。

リラクゼーションサロンの開業で失敗するオーナーの特徴

リラクゼーションサロンの開業で失敗するオーナーの特徴

ここまでリラクゼーションサロンの開業で失敗する理由について解説してきましたが、資金面や集客面ではなく、オーナー自身のマインドセットが原因で経営に失敗するケースもあります。ここではリラクゼーションサロンの開業で失敗するオーナー様の特徴について、以下の3つをご紹介していきます。

  • 経営者マインドを持っていない
  • IT・WEB系が苦手である
  • 自己流で感覚に任せて経営している

一つひとつ詳しく解説しましょう。

失敗するオーナーの特徴①経営者マインドを持っていない

リラクゼーションサロンの開業で失敗してしまうオーナー様の中には、経営者マインドを持っていないという共通点があります。エステティシャンやセラピストとしての技術は一流の方であっても、指示がなければ動けなかったり、自分一人では何も決められなかったりと、従業員としてのマインドのままでは開業に失敗してしまいます。

成功しているサロンオーナー様は、受け身の姿勢ではなく積極的にサロン経営を行い、新たな施策や改善策にもどんどん取り組んでいます。目先の売上ではなく長期的な事業拡大を見据え、感情や感覚よりも事実・数字をもとに考えながら経営に取り組めるオーナー様であれば、リラクゼーションサロン経営を成功に導けることでしょう。

失敗するオーナーの特徴②IT・WEB系が苦手である

これからの時代でリラクゼーションサロンの開業を成功させるためには、ITやWEBの力を借りることが不可欠です。パソコンを使って事務処理や予約管理を行ったり、スマホアプリを使ってお客様とのコミュニケーションを取ったりすることは、成功するリラクゼーションサロンの必須条件です。

しかし「私は機械系が苦手だから…」と敬遠してしまえば、集客・売上アップのチャンスを逃してしまいます。ITを活用することで、無料のSNS集客で予約を促したり、LINEアプリから予約を受け付けたりといった使い方も可能になるので、苦手意識を持つことなくIT・WEBを経営に活かしてみましょう。

失敗するオーナーの特徴③自己流で感覚に任せて経営している

事実や数字にもとづいて動くのではなく、自己流や感覚に任せてサロンを経営していることも、リラクゼーションサロンの開業に失敗する原因です。たとえば、現在月の売上が何万円発生していて、そのうち経費はどのくらいの割合で、利益がどのくらい残っているのかなど、データがすぐに浮かんでくるのが成功するサロンオーナー様の特徴といえるでしょう。一方で、数字に関してどんぶり勘定で、今のサロンの経営状態が赤字なのか、黒字なのかも即答できないようであれば、リラクゼーションサロンを長続きさせることは難しくなります。

失敗しないリラクゼーションサロン開業のコツ

失敗しないリラクゼーションサロン開業のコツ

最後に、ここまでご紹介してきたリラクゼーションサロン開業の失敗原因を踏まえて、サロン経営を成功に導くためのコツについて解説していきます。

  • 開業資金に合わせてお店を作る
  • ターゲット・コンセプトを決める
  • 事業計画・目標金額を設定する
  • 集客の仕組みやマーケティングスキルを身につける
  • 専門家の助言を受ける

一つひとつ順番にご紹介するので、失敗しないリラクゼーションサロン開業のためにぜひ参考にしてみてください。

失敗しないコツ①開業資金に合わせてお店を作る

リラクゼーションサロンのお店づくりは、理想やこだわりをそのまま反映するのではなく、開業資金の中で無理のない範囲で始めるのが失敗を防ぐコツです。初期費用が高額になれば運転資金を圧迫し、固定費が増加すれば黒字化のために必要な売上も上昇してしまいます。

開業資金に余裕がない場合には、たとえテナントサロンに憧れがあったとしても、まずは自宅サロンや出張サロンから始めることをおすすめします。自宅サロンで十分な利益を確保して集客の仕組みを完成させてから、繁華街にテナントを借りて新店舗をオープンしても遅くありません。

失敗しないコツ②ターゲット・コンセプトを決める

失敗しないリラクゼーションサロンの開業のためには、明確なターゲット・コンセプトも欠かせません。これまでのご自身の経験をもとに、ターゲットとなるお客様の年代・職業・悩みなどを細かく設定することにより、どのようなコンセプトでサロンをオープンしたら良いかが定まってきます。コンセプトが固まれば、広告戦略や施術メニュー、価格設定なども決めやすくなるため、まずは競合と差別化できるコンセプトを決めるところからスタートしましょう。

失敗しないコツ③事業計画・目標金額を設定する

リラクゼーションサロンの開業は一つの会社を立ち上げるようなものですから、失敗しないためには今後の事業計画や売上の目標金額などを言語化しておくことも大切です。5年後、10年後の長期的な目標をはっきり定めておくことで、開業後にサロンの現状を把握したり、売上をアップさせるための改善策を探したりする際に役立ちます。

なお、リラクゼーションサロンの開業にあたって補助金・助成金の受給や、金融機関からの借入を検討している場合には、申請の際に「事業計画書」の提出が求められることもあります。第三者から見て投資したくなるような事業計画書を作ることができれば、サロン経営の成功も確実なものになるでしょう。

失敗しないコツ④集客の仕組みやマーケティングスキルを身につける

リラクゼーションサロンの開業が初めての方であれば、開業準備を始める前に、何よりも集客を仕組み化しておくことが重要です。店舗を開業する前からお店の知名度を高め、「オープンしたら行ってみたい」と考える見込み客を確保しておくことで、開業に失敗するリスクを抑えることができます。

集客の仕組み化のためには、「ターゲットのお客様にどのようにサロンを認知してもらうか」「どのような導線でサロンに予約してもらうか」など、マーケティング的な視点で考えることも欠かせません。集客やマーケティングに苦手意識がある方は、まずはマーケティングについて勉強するところからスタートするのもおすすめです。

失敗しないコツ⑤専門家の助言を受ける

リラクゼーションサロンの開業で失敗しないためには、何か壁にぶつかったり課題を感じたりした際に、相談できる相手がいると安心です。サロン経営を熟知した専門家から、集客・売上を改善するためのアドバイスをもらうことで、一人だけでサロン経営を続けるよりも成功しやすくなるでしょう。

たとえば、私たち株式会社b-modelsでも、これまで全国200店舗以上のサロン経営コンサルティングを手がけてきた実績を活かし、サロン開業を考えているオーナー様の開業・経営支援を実施しています。一つひとつのサロンに最適な業務用エステ機器の提案も行っているので、興味がある方は下記のページからお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

リラクゼーションサロン開業で失敗してしまう原因には、開業資金や固定費などの金銭的な理由のほか、ターゲット・コンセプトが不明瞭であることや、集客面で課題を抱えていることが挙げられます。経営者マインドを持っていなかったり、IT・WEB系が苦手だったりと、オーナー様自身に失敗する原因があることも少なくありません。本記事でも紹介してきた成功のコツを踏まえて、失敗しないリラクゼーションサロンの開業を目指しましょう。

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