脱毛サロンを開業するにあたって「どの業務用脱毛機器を選べばいいのかわからない」とお悩みのオーナー様は多いのではないでしょうか。
業務用脱毛機器は150~500万円と高額です。サロン運営を成功させるには、自社にあった業務用脱毛機器を選ぶ必要があります。
そこでこの記事では業務用脱毛機器の種類と選び方を解説します。
おすすめマシン7選も紹介しているので、業務用脱毛機器の導入を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
エステサロンで使われる業務用脱毛機器の種類は4種類
エステサロンで使われる代表的な業務用脱毛機器の種類は下記の4種類です。
- IPL脱毛
- SSC脱毛
- SHR脱毛
- E-light脱毛
それぞれの特徴やメリット、デメリットを把握し、自社のサロンに合った脱毛方式を決めてから脱毛機器を選択しましょう。
IPL脱毛
IPL脱毛(インテンス・パレス・ライト)はエステサロンで使われる業務用脱毛機器のなかで、もっともポピュラーな脱毛方法です。
メラニン色素の黒色に反応する光を照射し、毛根にある発毛組織(毛乳頭・毛母細胞)にダメージを与え脱毛する方法で、毛乳頭や毛母細胞にダメージを与えることで、毛を生えにくくしたり抜けやすくしたりします。
多くのエステサロンが導入しているため、導入例や実績などのデータが集めやすい点も特徴の一つです。
メリット |
|
デメリット |
|
痛みの強さ |
|
得意な毛質 | VIOや脇などの、太くて濃い毛 |
日焼け肌やホクロ | 照射できない |
施術に適した方 |
|
IPL脱毛のメリット
IPL脱毛に見られるおもなメリットは下記の通りです。
- 美肌効果が高い
- 1~2週間で毛が抜け落ち、効果を早く実感できる
- 太くて濃い毛の脱毛に効果を発揮する
IPL脱毛にはシミや黒ずみが薄くなるといった、高い美肌効果も期待できます。IPLはもともとフェイシャルエステでシミや黒ずみ、シワの改善などに使われていた光であり、脱毛しながら脇や膝、VIOの黒ずみなどを改善したい方に適した脱毛方法といえるでしょう。
光脱毛のなかでもっともパワフルなIPL脱毛は脱毛効果が高く、施術後1~2週間で効果が実感できます。脱毛を始めたばかりのお客さまは変化がわかりやすく満足いただけるでしょう。
IPL脱毛のデメリット
IPL脱毛に見られるおもなデメリットは下記の通りです。
- 産毛や細毛が苦手
- 光脱毛のなかでは痛みが強め
- 日焼け肌やホクロには照射できない
IPL脱毛はメラニン色素に反応する光を利用した脱毛方法です。メラニン色素の少ない産毛や細毛、金髪などの脱毛は苦手です。
肌表面のメラニン色素にも反応するため、日焼け肌や色黒肌には照射できません。
またパワフルなIPL脱毛は、光脱毛の中でも痛みは強めになります。とくに太くて濃い毛が密集するVIOや脇などは強く痛みを感じるでしょう。
SSC脱毛
SSC脱毛(スムース・スキン・コントロール)は、制毛効果のある専用ジェル「ビーンズジェル」の上から、特殊な光「クリプトンランプ」を照射する脱毛方法です。
クリプトンランプを照射するとビーンズジェルに含まれる制毛成分が溶け出し、毛穴に浸透します。毛乳頭や皮脂腺にダメージを与えないため、肌に優しく制毛効果を得られる点が特徴です。
メリット |
|
デメリット |
|
痛みの強さ | 痛みはほとんどなく温かさを感じる程度 |
得意な毛質 | あらゆる毛質に効果を発揮 |
日焼け肌やホクロ | 照射できない |
施術に適した方 |
|
SSC脱毛のメリット
SSC脱毛に見られるおもなメリットは下記の通りです。
- 美肌効果が期待できる
- 痛みはほとんどなく温かさを感じる程度
- 肌に優しく、火傷や肌荒れといった肌トラブルを引き起こすリスクが低い
SSC脱毛は、肌に優しく肌トラブルのリスクが低い脱毛方法です。痛みはほとんどなくVIOや脇であっても強い痛みを与えることはありません。
クリプトンランプが照射する光は、肌に優しく痛みを抑えるといった特徴があります。さらにビーンズジェルにしか反応しない光なので肌に刺激を与えません。
ビーンズジェルに含まれるトレジャービーンズには抑毛成分の他に植物由来の美肌成分が多く含まれています。照射で美肌成分も浸透させるので、高い美肌効果が期待できるでしょう。
SSC脱毛のデメリット
SSC脱毛に見られるおもなデメリットは下記の通りです。
- ジェルを塗る必要がある
- 日焼け肌やホクロには照射できない
- 効果を実感するまでに時間がかかる
SSC脱毛は、必ず専用ジェルを塗る必要があります。お客様によっては、冷たさや寒さを感じることも考えられます。寒い季節は暖房器具を利用した寒さ対策が必要になるでしょう。
さらにランニングコストとして専用ジェルの購入費用が必要な点、効果実感に時間がかかる点などもデメリットとして挙げられます。
日焼け肌やホクロへの施術はできないため、事前の説明も必須です。
SHR脱毛
SHRとは「スーパー・ヘアー・リムーバル」の略で、蓄熱式脱毛ともいいます。比較的新しい脱毛方法で、近年導入するサロンが増えている注目の脱毛方法のひとつです。
SHR脱毛は毛包(バジル領域)にダメージを与え、脱毛する仕組みです。毛根に比べバジル領域は皮膚の浅い位置にあるので、高温の強い光は必要ありません。弱い光を連続照射し、熱を蓄積させバジル領域にダメージを与えます。
バジル領域にダメージを与えることで、発毛の指令が出せなくなり脱毛の効果を発揮するのです。
メリット |
|
デメリット |
|
痛みの強さ | 痛みはほとんどなく、肌トラブルのリスクが低い |
得意な毛質 | 産毛や金髪、太くて濃い毛まであらゆる毛質効果を発揮 |
日焼け肌やホクロ | 照射可能 |
施術に適した方 |
|
SHR脱毛のメリット
SHR脱毛に見られるおもなメリットは下記の通りです。
- 痛みが少なくじんわり温かさを感じる程度
- 肌に優しく日焼け肌やホクロにも照射できる
- 毛周期に合わせる必要がないため、2週間に1回の施術が可能
- 産毛や細毛、金髪などあらゆる毛質に高い脱毛効果を発揮
SHR脱毛は、弱い光で照射するため肌に優しく痛みもほとんどありません。熱傷や毛嚢炎等などの、肌トラブルのリスクが少ない安全な脱毛方法といえます。
またSHR脱毛は、メラニンに反応する光を利用しない脱毛方法。そのため産毛や金髪、太くて濃い毛などあらゆる毛質に高い効果を発揮します。皮膚表面のメラニンには反応しないので日焼け肌やホクロにも照射が可能です。
さらに2週間に1回の施術が可能なSHR脱毛は、最短6カ月で脱毛完了できる点もうれしいポイント。ブライダル前など、お急ぎのお客様に喜ばれるでしょう。
SHR脱毛のデメリット
SHR脱毛に見られるおもなデメリットは下記の通りです。
- 効果を実感するまでに時間がかかる
- 導入しているサロンが少ない
- 新しい脱毛方法なので実績やデータが少ない
SHR脱毛は、これから生えてくる毛を抑制する脱毛方法です。そのため照射後すぐに毛がポロポロと抜け落ちることはありません。
効果が緩やかなSHR脱毛は、脱毛初期のお客さまには物足りなさを与える恐れもあります。事前に丁寧な説明が必要とされるでしょう。
また比較的新しい脱毛方法で導入しているサロンが少なく、実績やデータなどは多くありません。長期的に脱毛効果を維持できるかは、これからの検証が必要になります。
E-light脱毛
E-light脱毛とは、IPL(光エネルギー)とRF(高周波エネルギー)を組み合わせた脱毛方法です。異なる2つのエネルギーを組み合わせることで、高い脱毛効果を発揮します。
IPLはメラニン色素に反応する強い光を利用して、毛根にダメージを与え脱毛します。そのため太くて濃い毛は得意ですが産毛や細毛、金髪などメラニン色素の薄い毛の脱毛は苦手です。
一方RFのエネルギーはメラニン色素に関係なく皮膚の深部まで届き、産毛や金髪、白髪などにも効果を発揮します。
2種類のエネルギーを同時に照射することで、片方では処理できない肌質や毛質をもう片方がカバーし脱毛効果を高めているのです。
メリット |
|
デメリット |
|
痛みの強さ | ゴムでパチッと弾かれたような痛みがある |
得意な毛質 | あらゆる毛質に効果を発揮する |
日焼け肌やホクロ | 照射可能 |
施術に適した方 |
|
E-light脱毛メリット
E-light脱毛に見られるおもなメリットは下記の通りです。
- 美肌効果がある
- 施術時間が短い
- 産毛や金髪などあらゆる毛質に効果を発揮
E-light脱毛のメリットには、美肌効果の高さが挙げられます。
IPLがシミやそばかすに働きかけ、RFは肌を活性化しコラーゲンの生成、たるみやハリなどの改善に働きかけます。顔の産毛の脱毛にもっとも適した脱毛方法といえるでしょう。
また脱毛効果が高く、施術後2~3日で効果を実感できます。とくに脱毛を始めたばかりのお客さまは効果を実感し満足いただけるでしょう。
E-light脱毛デメリット
E-light脱毛に見られるおもなデメリットは下記の通りです。
- 痛みを感じやすい
- 肌が乾燥する
E-light脱毛は高温のエネルギーを照射するため、ゴムでパチッと弾かれたような痛みを強く感じます。痛みに敏感なお客様には適さない脱毛方法だといえるでしょう。
ただ、最新の業務用脱毛機器には、優れた冷却機能が搭載されています。冷却機能の優れた機器を選べば痛みを抑えた施術が可能です。
また施術後のお肌は乾燥しやすい状態になるので、保湿ケアを丁寧に行う必要があるでしょう。
業務用脱毛機器の選び方と比較のポイント
脱毛機器の選び方は、サロンのコンセプトや顧客層を明確にしてから価格や性能、購入後のサポートなど総合的に比較し判断する必要があります。
業務用脱毛機器を選び方は、下記の7つのポイントをチェックしましょう。
- 脱毛方式
- メーカーの実績の豊富さや信頼性の高さ
- コストパフォーマンスの高さ
- マシンの効果・性能
- メニューの豊富さ
- サポート・アフターフォロー
- レンタル・リースに対応しているか
顧客層やサロンのコンセプトによって最適な脱毛方式は異なります。実績が豊富なメーカーであればメニューや価格設定、集客ノウハウなど経営のサポートが受けられることもあるでしょう。
高出力でお客さまのお肌に照射する業務用脱毛機器は、安全性が大切です。また高温で出力するため故障やトラブルが発生する可能性もあります。アフターフォローや故障時の対応についても確認が必要になるでしょう。
詳しくは下記の記事もあわせてご覧ください。
関連記事:業務用脱毛機器の7つの選び方|比較のポイントと失敗を防ぐための注意点
関連記事:脱毛サロンを開業したい!必要なものや脱毛機器の選び方を紹介
業務用脱毛機器の導入にかかる費用は150万円~500万
業務用脱毛機器の導入にかかる費用は150万円~500万です。導入費用は下記2つのコストの合計で算出できます。
- 業務用脱毛機器の本体価格
- ランニングコスト
脱毛機器の導入にかかる費用を比較するときは、本体価格だけではなくランニングコストもあわせて検討しましょう。たとえ本体価格が安くても、ランニングコストが高ければ、コストパフォーマンスがよい機器とは言えません。
ここではそれぞれの価格の相場を解説していきます。
業務用脱毛機器の本体価格の相場
業務用脱毛機器の本体価格の相場は、150万円からなかには500万円を超えるものもあります。
最新の脱毛機器はフェイシャルエステやバストアップなど多くの機能を搭載。機能の多さや性能、マシンの大きさによって価格は大きく変動します。
また導入後の経営サポートや保証が手厚い機器は、高額になる傾向があります。
価格だけではなく提供するメニューや脱毛サロンの規模、導入後の保証などを考慮して選ぶ必要があるでしょう。
脱毛マシンにかかるランニングコストの相場
脱毛マシンにかかるランニングコストの相場は、1ショット0.1円~1.5円です。
1ショットの価格はランプの交換費用と最大ショット数で決まるので、交換頻度が少なく1ショットの価格が安いものを選ぶのがポイントです。
ランニングコストを抑えるためには、1ショットの価格が1円以下のものを選ぶとよいでしょう。ただ低出力の脱毛機器は、往復照射の重ね打ちが必要になることもあります。1ショットの価格だけでなく照射方法も確認しましょう。
またランプの交換費用の他に電気代やメンテナンス代、ジェルなどの消耗品の購入費用がかかります。
業務用脱毛機器おすすめ7選を紹介
業務用脱毛機器のおすすめ7選を紹介します。
脱毛方式 | 本体価格 | 1ショット | スピード | |
イデアライト | SHR IPLE-light |
198万円(税込) | 0.1円 | 1秒間に10ショット
全身脱毛最短15分 |
ルミクス | SHR
IPL |
528万円
(税込) |
0.1円 | 1秒間に10ショット
全身脱毛最短12分 |
バイマッハプロ | SHR IPL |
記載なし | 0.4円 | 1秒間に10ショット
全身脱毛最短15分 |
ルネッサンス | IPL | 429万円(税込) | 0.4~1.6円 | 1ショット0.5秒
全身脱毛40~60分 |
CUBE DUO | IPL | 217万円(税込) | 0.46円 | 1秒間に3ショット |
フェニックス | E-light | 515万円(税込) | 0.49円 | 0.1秒に1ショット
全身脱毛最短15分 |
オルトレドゥエ | SHR
SSC |
記載なし | 記載なし | 1秒間に20ショット全身脱毛最短60分 |
イデアライト
出典:株式会社b-models
イデアライトは株式会社b-modelsが販売する、業務用脱毛機器です。SHR・IPL・E-lightsの3種類から脱毛方式を選べ、毛周期や毛質、肌質にとらわれない脱毛が可能。
メンズ脱毛やキッズ脱毛にも対応しています。脱毛の他に美肌機能とバストアップ機能を搭載し、幅広い客層の集客が可能です。
脱毛方式 | SHR・IPL・E-light |
本体価格 | 198万円(税込) |
1ショット価格 | 0.1円 |
スピード | 1秒間に10ショット(全身脱毛:最短15分で完了) |
保証期間 | 1年間 |
レンタル | レンタルあり |
イデアライトのメリット
イデアライトのメリットは下記の通りです。
- 照射スピードが早い
- 本体価格・ランニングコストが安い
- サロン運営のサポートが充実している
イデアライトは1秒10ショットと高速照射が可能。全身脱毛が最短15分で完了します。本体価格は180万円と導入しやすい価格設定です。
さらにランニングコストも1ショット0.1円と業界最安値。今なら1年間ランプ交換無料になっています。
優れているのは価格面だけではありません。イデアライトは導入後のサロン運営のサポートも魅力です。導入後の売上やサロン運営が心配な方でも、安心して導入できるでしょう。
イデアライトのデメリット
イデアライトのデメリットは保証期間が1年と短めな点です。
1年の保証期間は業務用脱毛機器のなかでは短めの部類になります。しかし保証期間後も代替機翌日到着など、有料で充実したメンテナンスサービスが受けられるので安心して利用できるでしょう。
LUMIX-A9
出典:株式会社エストラボ
LUMIX-A9は株式会社エストラボが販売する最新のSHR脱毛機器です。「ルミクス脱毛」とも呼ばれ人気を集めています。タレントのローランドさんが広告塔になり一躍有名になった脱毛機器です。
脱毛方式 | SHR |
本体価格 | 528万円(税込) |
1ショット価格 | 0.1円 |
スピード | 1秒間に10ショット(全身脱毛:最短12分で完了) |
保証期間 | 1年(延長保証可) |
レンタル | 記載なし |
LUMIX-A9のメリット
LUMIX-A9の代表的なメリットは下記の5つです。
- 痛みがほとんどない
- 2週間に1回の施術が可能
- 日焼け肌やホクロにも照射できる
- 産毛や金髪などあらゆる毛質に脱毛効果がある
- BBL(ブロードバンドライト)機能でスキンケアメニューの幅が広がる
LUMIX-A9はSHR脱毛を採用した脱毛機器です。そのため痛みはほとんどありません。毛周期が影響しないため、最短2週間に1回の施術が可能です。またあらゆる毛質や肌質の脱毛が可能なため、幅広い顧客層に支持されやすいでしょう。
LUMIX-A9は業界初のBBL(ブロードバンドライト)機能が搭載された脱毛機器です。1台で脱毛以外にフェイシャルやボディケアなど多彩なメニュー展開が可能になります。
LUMIX-A9のデメリット
LUMIX-A9の代表的なデメリットは下記の3つです。
- 本体価格が高い
- 保証期間が1年と短め
- 効果を実感するまでに時間がかかる
LUMIX-A9は528万円(税込)と業務用脱毛機器のなかでも高額です。導入費用が高額なわりに、保証期間は1年と業務用脱毛機器のなかでは短めの部類になります。
またSHR脱毛はLUMIX-A9に限らず効果を実感するまでに時間がかかります。事前にSHR脱毛の特徴を説明する必要があるでしょう。
バイマッハプロ
出典:株式会社レナード
バイマッハプロは株式会社レナードが製造販売する、最新モデルの業務用脱毛機器です。導入台数2,000台突破する人気を誇り、導入サロンの92.3%が売り上げUPを実現する、実績のある業務用脱毛機器です。
脱毛方式 | SHR・IPL |
本体価格 | 記載なし |
1ショット価格 | 0.4円 |
スピード | 1秒間に10ショット(全身脱毛:最短15分で完了) |
保証期間 | 5年・脱毛効果品質保証制度1年 |
レンタル | レンタルあり |
バイマッハプロのメリット
バイマッハプロの代表的なメリットは下記の3つです。
- 充実した保証内容
- IPL・SHRを搭載している
- 機能が充実している
バイマッハプロは保証が充実した業務用脱毛機器です。保証期間は5年と長く、脱毛効果を1年間保証する「脱毛効果保証制度」を設けています。1年間使用して効果が感じなければ、全額返金・返品可能です。
IPLとSHRの2種類を搭載、お客様に合わせて切り替えが可能です。メンズ脱毛やキッズ脱毛にも対応できます。
またイオン導入同時照射やヒト幹細胞導入、ブラックピーリングなど機能が充実しているため、他店との差別化を図れるでしょう。
バイマッハプロのデメリット
バイマッハプロの代表的なデメリットはランニングコストが高い点です。
1ショットあたりの価格が0.4円と高めなため、ランニングコストを抑えたいサロンには不向きです。
ルネッサンスGT-R
ルネッサンスGT-Rは株式会社コンフォートジャパンが販売する、純国産の業務用脱毛機器です。累計販売台数3,500台以上を誇るルネッサンスシリーズの中で、もっとも人気の業務用脱毛機器になります。
脱毛方式 | IPL |
本体価格 | 429万円(税込) |
1ショット価格 | 0.4~1.6円 |
スピード | 1ショット0.5秒(全身脱毛:40~60分で完了) |
保証期間 | 3年 |
レンタル | リースあり |
ルネッサンスGT-Rのメリット
ルネッサンスGT-Rの代表的なメリットは下記の通りです
- 小型・軽量・静音
- 1台で4つの機能を搭載
- 安全性・信頼度の高い純国産
ルネッサンスGT-Rは、重さ19キロと軽量でコンパクトな脱毛機器です。サロン内の移動も女性一人で簡単に動かせます。メンテナンスや故障時は、宅配便で簡単に送れるので安心です。
静音設計のルネッサンスGT-Rであれば、施術中にお客さまとの会話も可能でコミュニケーションが取れます。
コンパクト設計にもかかわらず脱毛のほかにフェイシャルケア、ボディケア、バストケアの4つの機能を搭載。他店との差別化を図れるでしょう。
ルネッサンスGT-Rのデメリット
ルネッサンスGT-Rの代表的なデメリットは下記の通りです
- 本体価格が高め
- ランニングコストが高い
ルネッサンスGT-Rの本体価格は税込400万円台と高額です。また1ショット0.4~1.6円と相場よりも高くなります。ランプ交換にかかる費用は税込30万円台と相場の10万円台を超える価格です。
CUBE DUO
出典:株式会社エクレーヌ
CUBE DUOは株式会社エクレーヌが販売するIPL方式の脱毛機器です。タワー型のスリムなセパレートタイプのデザインが特徴になります。
フェイシャル専用ハンドピースやメンズ髭脱毛、キッズモードが標準搭載されたハイスペックな脱毛機器です。
脱毛方式 | IPL |
本体価格 | 217万円(税込) |
1ショット価格 | 0.46円 |
スピード | 1秒間に3ショット |
保証期間 | 1年 |
レンタル | リースあり |
CUBE DUOメリット
CUBE DUOの代表的なメリットは下記の通りです
- 本体価格が安い
- メンテナンス費用が安い
- セパレートタイプで持ち運びが簡単
CUBE DUOの一番のメリットは、本体価格の安さです。安いだけではなくハンドピースなどの付属品や講習費用も含まれています。またメンテナンス費用も低価格なため、保証期間が過ぎても安心して長く使用できるでしょう。
リース契約や頭金不要のクレジット払いも可能。初期費用を抑え、ハイスペックな業務用脱毛機器を導入したいサロンにおすすめです。
CUBE DUOデメリット
CUBE DUOの代表的なデメリットは下記の通りです。
- 比較的痛みが強め
- ランニングコストが高い
- 出力が1200Wと弱め
IPL脱毛を採用するCUBE DUOは比較的痛みが強めの脱毛機器です。1ショット0.46円と相場よりもランニングコストが高くなります。
また消費電力が1200Wと業務用脱毛機器のなかではかなり低めで、高速稼働には不向きといえます。
フェニックス
出典:株式会社クレイズ
フェニックスは株式会社クレイズが販売する次世代高速脱毛機器です。フェニックスはE-lightを搭載しており、1台で脱毛からフォトエステまで対応できます。
脱毛方式 | E-light |
本体価格 | 515万円(税込) |
1ショット価格 | 0.49円 |
スピード | 0.1秒に1ショット(全身脱毛:最短15分で完了) |
保証期間 | 1年 |
レンタル | リースあり |
フェニックスのメリット
フェニックスのメリットは下記の通りです。
- 美肌効果が高い
- スピードが速い
- 痛みがほとんどない
フェニックスは美肌効果が高く、1台でシミ・シワ・たるみなど、あらゆるお肌の悩みを解決します。
脱毛効果も高く産毛やメンズ髭、太くて濃い毛などあらゆる毛質に効果を発揮。霜降りヘッドで冷やしながら光をあてるので、痛みはほとんどありません。全身脱毛を15分で完了させる圧倒的な早さも魅力のひとつです。
フェニックスのデメリット
フェニックスのデメリットは本体価格が高い点です。
税込515万円と業務用脱毛機器のなかでもトップクラスの高価格になります。
オルトレドゥエ
出典:株式会社ウィズ・アス
オルトレドゥエは株式会社ウィズ・アスが販売するコンパクトな業務用脱毛機器です。ワゴンに収まるサイズで施術ルームの広さを問いません。女性一人でも楽に移動できるでしょう。
1台で、脱毛・フェイシャル・バストトリートメントの3種類の施術が可能になります。
脱毛方式 | SHR・SSC |
本体価格 | 記載なし |
1ショット価格 | 記載なし |
スピード | 1秒間に20ショット(全身脱毛:最短60分で完了) |
保証期間 | 2年 |
レンタル | リース・レンタル |
オルトレドゥエのメリット
オルトレドゥエのメリットは下記の通りです。
- 痛みがほとんどない
- スピードが速い
- 1台で3種類の施術が可能
専用ジェルを使用したSSC脱毛の「オルトレドゥエ」は、痛みがほとんどなく肌に優しい脱毛方法です。20連射可能な「オルトレドゥエ」は全身脱毛を60分で終らせます。またリースやレンタル、分割払いとさまざまな支払い方法に対応。初期費用が用意できない方でも導入しやすい業務用脱毛機器です。
オルトレドゥエのデメリット
オルトレドゥエのデメリットは下記の通りです。
- 専用ジェルの購入が必要
- 効果を実感するまでに時間がかかる
SSC脱毛の項目で説明したとおり、専用ジェルを使用した脱毛方法になります。そのためジェルの購入が必要です。
SSC脱毛はオルトレドゥエに限らず効果を実感するまでに時間はかかりますが、脱毛効果がないわけではありません。事前にSSC脱毛の特徴を説明する必要があるでしょう。
初期費用を抑えたいなら業務用脱毛機器のレンタルも検討しよう
「初期費用を掛けられない」「まずは自分のサロンに合う脱毛機器なのか試してみたい」と考える方は、業務用脱毛機器のレンタルやリースもおすすめです。
レンタルのメリット・デメリットをふまえ購入かレンタルかを見極めましょう。
また脱毛サロン開業資金を抑えたい人は、融資や助成金の活用もおすすめです。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
関連記事:8割は知らないエステ開業で使える融資・助成金のオススメ
業務用脱毛機器をレンタルするメリット
業務用脱毛機器をレンタルする代表的なメリットは下記の3つです。
- 初期費用を抑えて脱毛サロンを開業できる
- 節税対策になる
- 最新の脱毛機器を使用できる
初期費用を抑えて脱毛サロンを開業できる
業務用脱毛機器のレンタルを活用すれば、初期費用を抑えて脱毛サロンを開業できます。
業務用脱毛機器の購入費用は150万円~500万円が必要になります。性能や機能、保証内容など満足のできる脱毛機器を選べば、購入金額は高額になるでしょう。
レンタルであれば数万円〜数十万円の初期費用で脱毛機器を導入できるため、多額の初期費用を準備する必要がありません。初期費用が用意できない方のために機器のレンタルを提供するメーカーは増えています。
現金一括購入が難しい、ローンの審査に通らなかったといった方でもレンタルであれば脱毛サロンを開業できるのです。
節税対策になる
脱毛機器のレンタル料は経費に計上できるため節税対策になります。
売上金から経費を引いた金額が事業所得になり、事業所得をもとに税金を計算します。事業所得を抑えることで納税額の減額につながるのです。
また150万円以上の機器は固定資産税の課税対象になり、毎年納税が必要です。ほとんどの脱毛機器は150万円を超えているため課税対象になります。
脱毛機器をレンタルすることで所得税と固定資産税の節税につながり、経営の負担が軽減されるでしょう。
最新の脱毛機器を使用できる場合がある
業務用脱毛機器は高額なため、新しい機器が発売されるたびに買い替えることは困難です。機器をレンタルすれば、最新の脱毛機器を導入することもできるでしょう。
レンタルであれば費用を抑えて新しい脱毛機器を導入できます。最新の脱毛機器を導入し、お客さまに喜ばれるサービスを提供したいと考える方にもレンタルはおすすめです。
業務用脱毛機器をレンタルするデメリット
メリットの多い脱毛機器のレンタルですが、もちろんデメリットもあります。
業務用脱毛機器をレンタルする代表的なデメリットは下記の3つです。
- 長期のレンタルは購入より割高になる
- 脱毛機器レンタル料のほかに費用がかかる場合もある
- 型落ちの古い脱毛機器になる場合がある
長期のレンタルは購入より割高になる
長期間レンタルした場合、機器を購入するよりも支払い総額が高くなる傾向にあります。
月々のレンタル料とは別に初期費用や更新料、手数料などが発生することも。
メーカーによって異なりますが、レンタルの多くは契約期間が定められています。契約更新時に更新料や手数料が発生するのか、事前に確認しましょう。
長期にわたって脱毛サロンを運営するのであれば、購入を検討した方がお得になるケースも考えられます。
脱毛機器レンタル料のほかに費用がかかる場合もある
脱毛機器のレンタル料のほかに、ハンドピースやジェルなどの購入費用が発生する場合もあります。
月々のレンタル料の中にハンドピースも含まれるのか、別途購入が必要になるのかは契約によって異なります。ハンドピースの相場価格は15万~25万円です。ハンドピースやジェルなどの消耗品がレンタル料に含まれているのか事前に確認しましょう。
型落ちの古い脱毛機器になる場合がある
メーカーによっては、レンタル用の脱毛機器は型落ちの古い機種や中古品のみの場合があります。その場合、最新モデルに比べレンタル料は抑えられるでしょう。
しかし古い機種は最新モデルに比べ照射スピードが遅かったり、照射出力が弱かったりと時間やコストがかかることも。月々のレンタル料金の安さだけではなく、全体的なコストを考えて脱毛機器を選びましょう。
業務用脱毛機器の種類は4種類|効果はデモ体験で試してみるべき
業務用脱毛機器の種類は下記の4種類です。
- IPL脱毛
- SSC脱毛
- SHR脱毛
- E-light脱毛
脱毛方法によって効果や痛み、脱毛可能な肌質や毛質が異なります。ターゲット層やサロンのコンセプトによって適した脱毛方法は変わるでしょう。
複数の脱毛方法を搭載しているマシンであれば、幅広い肌質や毛質に施術可能で幅広いターゲットに柔軟に対応できます。
業務用脱毛機器は資料だけでは効果や痛み、操作性などがわかりにくいです。導入を検討しているのであれば、デモ体験で実際に使ってみることをおすすめします。
b-modelsでは「イデアライト」の無料デモ体験を受付中です。エステ経営のアドバイスも同時に受けられます。まずは下記よりお気軽にお申し込みください。