業務用キャビテーション機器は、痩身エステでは欠かせない設備の一つであり、どのマシンを導入すれば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。どの製品がご自身のサロンに合っているのかを調べるために、エステ機器のレンタルサービスを利用するオーナー様も多くいらっしゃいます。しかし業務用キャビテーション機器のレンタルでは、自社の資産として残らない点や支払い総額が割高になる点など、注意すべきポイントも存在します。
そこで本記事では、業務用キャビテーション機器のレンタルについて、メリット・デメリットや導入コストを抑えるための支払い方法について解説していきます。レンタルプランに対応した、おすすめの業務用キャビテーション機器についても取り上げているので、ぜひ最後までご覧ください。
業務用キャビテーション機器はレンタルがおすすめ
業務用キャビテーション機器の導入を検討する際には、いきなり新しいマシンを一括購入するのではなく、まずはレンタルプランで利用してみることをおすすめします。レンタルで試すことにより、デモ機や営業担当者とのやり取りではわからなかった使い勝手を確かめることが可能で、中途解約すれば費用も最小限に抑えられるためです。
メーカーによっては、レンタルで貸し出した業務用キャビテーション機器をそのまま買い取ることも可能となっており、返送の手間もかかりません。使い慣れているメーカーの業務用キャビテーション機器を追加購入する場合や、デモ機で十分に使用感を確かめられた場合にはレンタルプランは不要かもしれませんが、まずは気になっている製品のレンタルプランがないかをチェックしてみることをおすすめします。
関連記事:業務用エステ機器のレンタル!メリットやデメリットについて解説
業務用キャビテーション機器をレンタルするメリット
業務用キャビテーション機器をレンタルプランで利用することにより、以下のようなメリットが得られます。
- 初期費用を節約できる
- 経理処理がシンプルになる
- 中途解約やお試し利用がしやすい
- メンテナンスやアフターサポートが充実
- レンタル品をそのまま購入できるケースも
それぞれ順番にご紹介します。
初期費用を節約できる
業務用キャビテーション機器のレンタルでは、導入時にかかる初期費用を最小限に抑えられるメリットがあります。業務用キャビテーション機器を含めたエステ機器の相場は、1台あたり100万円〜500万円と比較的高額です。資金に余裕がない小規模なサロンでは、まとまった資金を用意するのが難しいケースも多いでしょう。
レンタルプランであれば、初期費用無料で月額料金のみの支払いで利用できるメーカーも多く、初期費用を気にすることなく導入できるでしょう。レンタルプランを使って最新の業務用キャビテーション機器を導入し、サロンの訴求力がアップして売上が増加すれば、レンタル費用を早期に回収しやすくなります。
経理処理がシンプルになる
業務用キャビテーション機器を一括購入した場合、エステサロンの資産として計上し、毎年減価償却費の計算・処理が必要になります。また、固定資産税の納税義務も発生します。しかしレンタルプランの場合、所有者はあくまでもメーカーであり、減価償却や固定資産税の手間が必要ありません。
そのため日々の経理や確定申告が楽になり、事務負担が減らせるメリットが得られます。専門の事務スタッフを採用しておらず、会計ソフトや税理士を利用していないサロンの場合には、経理処理がシンプルになることは何よりの利点だと感じるかもしれません。
中途解約やお試し利用がしやすい
レンタルプランで業務用キャビテーション機器を利用した場合、中途解約がしやすくお試し目的での導入もしやすくなるメリットがあります。実際に施術に使ってみてお客様の反応をチェックしたり、施術中の操作性を確認してから購入するかどうかを決めることが可能です。
そのため業務用キャビテーション機器を慎重に導入したい方や、初めて業務用キャビテーション機器を使う方にもおすすめです。ただし、メーカーによっては中途解約ができないプランや契約期間に縛りがあるプランを提供していることもあるため、プラン詳細は必ずチェックしておきましょう。
メンテナンスやアフターサポートが充実
業務用キャビテーション機器のレンタルプランは、所有者はメーカーにあることから、貸し出し中のマシンのメンテナンスや不具合対応が充実している傾向にあります。一括購入した業務用キャビテーション機器の場合、保証期間が切れると有償での修理対応となるケースが多いですが、レンタルであればプラン継続中は無償でのメンテナンス・点検が受けられることが多いです。そのため長く安心して業務用キャビテーション機器を利用したい場合にも、レンタルプランが適しています。
レンタル品をそのまま購入できるケースも
契約するプラン内容にもよりますが、業務用キャビテーション機器のレンタルは貸し出し品をそのまま購入できるケースも少なくありません。使い慣れたマシンを返送することなくそのまま施術に利用できるため、コストや手間を最小限に抑えられます。レンタル品を購入することで月々の固定費を減らすことも可能なため、レンタルした業務用キャビテーション機器でサロン経営が軌道に乗り始めたら、買取を検討してみると良いでしょう。
業務用キャビテーション機器をレンタルするデメリット
業務用キャビテーション機器のレンタルでデメリットに挙げられるのは、以下の3つです。
- 自社の資産として残らない
- 金利・手数料が上乗せされる
- 中古品が送られてくる可能性も
一つひとつ詳しく解説しましょう。
自社の資産として残らない
レンタルした業務用キャビテーション機器は、所有者が貸し出し元のメーカーであるため、万が一サロンを畳むことになったとしてもマシンを売却して現金化することはできません。利用する店舗を限定する契約であれば、経営する別の店舗に移動させて使うこともNGです。
また、レンタル品の業務用キャビテーション機器は、ご自身でカスタマイズすることも不可能で、使い方が制限される性質も持っています。気兼ねなく自由にマシンを使いたい場合には、一括購入または分割払いでサロンの資産として導入することをおすすめします。
金利・手数料が上乗せされる
業務用キャビテーション機器のレンタルプランでは、月額料金に金利・手数料が上乗せされている傾向にあります。分割払いやメンテナンス費用なども含まれていれば、一括払いと比較してトータルコストが割高になることも多いです。長期的に利用すればするほど、費用対効果が下がってしまうでしょう。そのためレンタルプランはお試し利用・短期利用にとどめ、業務用キャビテーション機器を本格的に導入したいと感じたタイミングで、分割払いやリース契約、一括払いなどに切り替えるのがおすすめです。
中古品が送られてくる可能性も
レンタルプラン用の業務用キャビテーション機器は、新品ではなく中古品が送られてくるケースもあります。最新モデルよりも一つ前の世代のマシンが送付されることも考えられます。
そのため中古品が貸し出されているレンタルプランでは、初期不良や故障のリスクがやや高めで、代替品に交換する手間が発生することもあります。新品をレンタルしてくれるメーカーや、貸し出し前の点検をしっかりと実施しているメーカーも多いですが、こうしたリスクもあることを覚えておきましょう。
レンタル以外で業務用キャビテーション機器の導入コストを抑える方法
レンタルプランは業務用キャビテーション機器のお試しや短期的な利用では便利な支払い方法ですが、長期的に利用したい場合や、確実に新品を導入したい場合には、やや不向きな契約です。もしレンタル以外の方法で業務用キャビテーション機器の導入コストを抑えたいと考えている場合には、以下の3つの選択肢を検討してみることをおすすめします。
- 月額払いを利用する
- 保証期間やサポートが充実した機器を選ぶ
- 中古品を検討する
それぞれ解説していきます。
月額払いを利用する
業務用キャビテーション機器の月額払い(クレジット払い・分割払い)であれば、導入コストを抑えながら新品のマシンを導入し、本体代金の支払いが完了すればサロンの資産として所有することが可能です。そのためレンタルプランのデメリットが気にならなくなり、長期的に安心してマシンを利用できるようになります。
ただし月額払いの場合にも、一括払いと比べるとトータルコストがやや割高になる点に注意しましょう。また、固定資産を所有することになるため、減価償却費の計算や固定資産税の納付が必要になることも押さえておきましょう。
保証期間やサポートが充実した機器を選ぶ
業務用キャビテーション機器の導入コストを含め、トータルコストを節約したい場合には、保証期間が長いメーカーやサポート内容が充実したマシンを選ぶことをおすすめします。保証期間が長くサポートが充実したメーカーであれば、使用中の故障にも無償で修理対応してくれることもあり、長く使うほど費用対効果が向上します。万が一のトラブルがあったとしてもメーカーの手厚いサポートが受けられるため、安心して使い続けることができるでしょう。
また、業務用キャビテーション機器の購入特典として、エステ集客や店舗経営に関するコンサルティングが受けられるメーカーであれば、より費用対効果が高まります。高額なコンサル費用が本体代金に含まれていると考えれば、非常に割安で業務用キャビテーション機器を導入できるでしょう。
中古品を検討する
レンタルプランやリース契約、月額払いなどを利用するのが難しく、どうしても導入コストを抑えたい場合には、中古品を検討してみるのも一つの選択肢です。ただし中古品はメーカーからのサポートが受けられない可能性が高く、消耗品・パーツの製造が終了している場合には修理が不可能になるケースも考えられます。
そのため可能な限り中古品を選ぶことは避け、レンタルなどの支払い方法を選ぶのがおすすめです。知人から譲ってもらう場合にも、手放す理由やマシンの状態、メーカーサポートの有無などをチェックしておきましょう。
レンタルプラン対応のおすすめ業務用キャビテーション機器「スリムショック」とは?
レンタルプランを利用して導入できる業務用キャビテーション機器を探している方には、株式会社b-modelsが手がける「スリムショックⅡ」がおすすめです。スリムショックⅡは、ラジオ波・キャビテーションの同時出力に対応した業務用痩身機器で、バキューム吸引・EMS・フェイシャルラジオ波などの1台7役をこなせる複合機です。
本体価格は198万円(税込)と、100万円〜500万円が相場の業務用キャビテーション機器の中では安価な1台で、支払い方法は現金・クレジット・ローン・レンタルプランに対応しています。初期費用0円、月額2万円からの分割払いもご用意しています。スリムショックⅡの価格や支払い方法、詳細なスペックについて詳しくは、下記のページも参照してみてください。
関連記事:スリムショックとは?人気の業務用痩身機器の口コミや価格・おすすめの人を紹介!
まとめ
業務用キャビテーション機器はレンタルプランでの導入も可能で、初期費用を抑えて短期的に利用してみたい方には最適な支払い方法です。ほかにも経理処理がシンプルになる点や、中途解約がしやすい点、メンテナンスやサポート体制が充実している点などもレンタルプランのメリットです。
一方で、自社の資産として残らず使わなくなったマシンを現金化することはできないほか、金利・手数料が月額料金に上乗せされることに注意が必要です。中古品が送付されることもあるため、具体的なプラン内容はメーカーの担当者に確認しながら検討してみましょう。
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