新しいピーリング剤の候補として「reviのハーブピーリング」を検討している人も多いのではないでしょうか。そもそもハーブピーリングとは、肌の内部に棘状の成分を入れ込みことにより、肌のターンオーバー(古い細胞が新しい細胞に押されて剥がれるサイクル)を促すピーリングのことです。ハーブピーリングの種類の一つに「reviハーブピーリング」があります。
この記事では、reviのハーブピーリングの概要や効果、導入費用などについて詳しく解説します。購入できる場所や導入の注意点など、導入に際して押さえておきたい情報も紹介していますので、「reviハーブピーリングついて知りたい」「reviのハーブピーリングは実際に効果があるのか」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
revi(ルヴィ)のハーブピーリングとは?
revi(ルヴィ)のハーブピーリングはどのような商品なのでしょうか。ここでは、reviハーブピーリングの特徴や使い方、導入メリットなどについて詳しく紹介します。
revi(ルヴィ)のハーブピーリングの特徴
reviのハーブピーリングは、300種類の酵素と植物由来の力でお肌の蓄積された汚れをすべて分解し、ターンオーバーを正常に戻す働きがあるハーブピーリング美容法です。商品の紹介に際しては、「陶肌(とうき)トリートメント」という表現も用いられています。
肌トラブルの多くは、血行・免疫力・保湿力・代謝機能の低下が原因といわれています。reviのハーブピーリングは以下のようなアプローチにより、自身の肌に活力を与え、肌本来の持つ力を活性化させることが可能です。
- 植物幹細胞成分や天然植物由来のエキスを肌に送り込む
- 日本人の肌に合わせてブレンドした陶肌パウダーでマッサージをする
また、ハーブピーリングには、「剥離あり」と「剥離なし」のタイプがあり、reviのハーブピーリングは「剥離なし」のタイプです。もともとハーブピーリングは肌が強い欧米人向けに作られた剥離ありタイプが主流でしたが、日本人の肌質には合わない傾向にありました。
そのため、日本では、肌を刺激・傷つけずピーリングできる剥離なしタイプのハーブピーリングが注目を浴び、reviのハーブピーリングも多くのサロンで導入されています。
revi(ルヴィ)のハーブピーリングの使い方
reviハーブピーリングの使い方は、以下の通りです。
- クレンジング・洗顔・スクラブを済ませる
- reviハーブを塗布する
- reviハーブトレナージュを行う(ドレナージュ:フランス語で「排出」を意味する言葉で、リンパの流れを良くして老廃物の排出を促す行為を意味します)
- トリートメントの塗布・施術が完了後、そのまま8分間おく
- マスクパックと仕上げクリームを行う
reviハーブピーリングは全工程オールハンド施術です。特別な機械の導入は必要ありません。
revi(ルヴィ)のハーブピーリングを導入するメリット サロン編
reviのハーブピーリングを導入するサロン側のメリットとして、大きく以下の5つが挙げられます。
- オールハンド施術で機械の導入が必要ない
- ハーブによる剥離の心配がなくダウンタイムがないため勧めやすい
- 導入時に丁寧な研修があるため、新人や経験が少ない人でも適切な施術ができるようになる
- オプションが豊富・単価が選べるため、サロンに適した価格提案がしやすい
- 効果が出るのが早く変化を実感しやすいため、技術者が施術に際してやりがいや楽しさを得やすい
特に機械の導入が必要なく、初期費用が抑えられることはサロンにとって大きなメリットでしょう。サロン独自のオプションを盛り込んだ提案もできるため、自由度も高いです。
また、研修においても、すでにフェイシャル技術のある人なら最短1日研修で済み、「素人さんコース」でも3日間で必要な技術の習得が可能です。reviのハーブピーリングは、サロンにとって導入しやすいだけでなく、施術したユーザーの効果を実感しやすいトリートメントといえるでしょう。
revi(ルヴィ)のハーブピーリングを導入するメリット お客様編
reviハーブピーリングはサロン目線だけでなく、お客様にとってもさまざまなメリットがあります。お客様目線での主なメリットは、以下の4つです。
- 施術による痛みや赤みがないため、施術を受けた後すぐにメイクができる
- 皮が剥けずダウンタイムがないため、忙しい人でも空き時間で気軽に施術を受けられる
- 早いうちから効果を実感できる
- 価格が安価で無理なくリピートできる
肌トラブルで悩んでいるお客様や、ピーリングに興味があるものの不安と感じているお客様にもおすすめしやすいでしょう。
revi(ルヴィ)のハーブピーリングは効果なし?
エステサロンに新たなアイテムを導入する際に気になることの一つが「本当に効果はあるのか」という点です。実際、Web検索でアイテム名を調べた際に、関連キーワードの部分に「効果なし」と出てくるケースも珍しくありません。この章では、reviのハーブピーリングに効果があるのかについて解説します。
ビフォーアフター画像によると効果あり
reviの公式サイトには、reviのハーブピーリング使用前・使用後の比較画像が複数掲載されています。画像全体に共通して見られる効果としては、毛穴や吹き出物といった目立つ肌トラブルがほとんど目立たなくなっていること、肌のトーンが明るくなっていることが見て取れます。加えて、新たに別の肌トラブルが発生した形跡もありません。
また、男性・女性両方のビフォーアフター画像が紹介されていました。性別を問わず使えるトリートメントであり、多くの人が効果を実感できるでしょう。
reviの公式が発表している効果
reviハーブピーリングの公式サイトでは、ハーブピーリングの効果について以下のように記載されています。
- 肌本来が持つ力を活性化させることで、美しい肌へと生まれ変わる
- 痛みや肌の剥けはほぼない
- オプションの導入により幅広い肌トラブルを解決できる
- 顔だけでなくデコルテ・二の腕・背中等にも使用できる
- きちんとスクールに通えば(正しい技術を身につければ)誰が施術しても同じように効果が出る
単に効果があるだけでなく、痛みや剥けといったトラブルの心配がなくなるほか、効果を出すのが難しいわけではないのがreviハーブピーリングの魅力です。
口コミからわかる効果
reviの正規販売店である「REVIナビ」では、reviハーブピーリングをはじめrevi製品の口コミが紹介されています。reviハーブピーリング(陶器トリートメント)の口コミは、以下の通りです。
- 変化がすぐに見てわかる
- 痛みもなく、かなりリラックスして過ごせる
- 肌のトーンがワントーン明るくなった
- 肌が柔らかくなった
- 毛穴の黒ずみやシワ等の肌トラブルが改善した
- 「皮が剥けて肌がボロボロになるのでは」と心配だったが、全く荒れなかった
reviハーブピーリングには「効果を実感できた」という口コミが多く寄せられているようです。そのため、「効果がない」という心配は必要ないでしょう。
revi(ルヴィ)のハーブピーリングはどこで購入できる?
reviハーブピーリングの施術には一定の研修を受ける必要がある以上、導入にあたってはまず公式サイトに問い合わせる必要があります、問い合わせから導入までの流れは以下の通りです。
- revi公式サイトのフォームからハーブピーリングの導入について問い合わせをする
- reviハーブピーリングの無料体験および説明を受ける
- reviハーブピーリングの導入内容を決定する
- reviハーブピーリングの導入研修を受ける
revi(ルヴィ)のハーブピーリングの導入費用
revi(ルヴィ)の導入費用は利用するビジネスプランによって異なり、ミニマム312,000円となっています。前提として、reviの導入形態は、以下の4種類です。
- 業務用商材
- ホームケア商品のみ
- スプレーガンのみ
- 脱毛器のみ
このうちreviハーブピーリングは業務用商材に該当します。契約条件別の最低価格の目安は、以下の通りです。
- 導入サロン:31万円~
- 代理店:400万円~
- 販売会社:1,000万円~
店舗でお客様への施術を行う場合、導入サロン契約となります。具体的な導入費用を確認したい場合は、revi(ルヴィ)公式サイトに問い合わせてください
reviハーブピーリングの研修費用
reviハーブピーリングの公式サイトによると、エスティシャン研修費用は以下の通りです。
- 研修費用:97,200円
- 商材一式:357,156円
※素人さんコースの3日間コースの場合
reviハーブピーリングの研修費用
初回導入ベーシックコースおよび各種オプションの料金は、公式サイトによるとそれぞれ以下の通りです。
- 初回導入ベーシックコース:330,000円~
- 陶器パウダー(ベースパウダー)施術料金:10,000円~
【オプション】
- エンザイムGパウダー:商材料金80,000円+施術料金1g4,000円
- 美ホワイトシャンパウダー:商材料金80,000円+施術料金1g4,000円
- VCFエキストラリキッド:商材料金60,000円+施術料金4,000円
- パワーローズブースター:商材料金60,000円+施術料金4,000円
- CYリキッド:商材料金100,000円+施術料金5,000円
- リバイバルセラム再生因子:商材料金38,000円+施術料金2,500円
- ナチュラルパウダー(ハード):商材料金94,000円+施術料金2g30,000円
オプションの種類が豊富なので、導入したい内容やニーズに合わせて細かく調整できる点が魅力です。
revi(ルヴィ)のハーブピーリングを導入する際の注意点
最後に、reviハーブピーリングを導入する際の注意点を3つ紹介します。
サロンのニーズに合っているか検討する
reviハーブピーリングに限りませんが、エステサロンに新しい業務用商材を導入する際は、その製品がサロンのニーズに合っているか十分に検討することが必要です。確かにreviハーブピーリングは、サロンに導入しやすい、幅広い肌トラブルに対処できるなどのさまざまなメリットがあります。しかし、すべてのサロンに適しているとは限りません。
たとえ口コミでよいといわれている製品でも、運営するサロンのニーズに合わなければ大きな効果は期待できません。ニーズや方向性に合わない製品を導入した結果、かえってデメリットが発生してしまう恐れもあります。一見魅力的に思える製品でも、ニーズに合うか十分に検討してから導入を決めることが大切です。
施術後の注意点について十分に確認し、説明するための準備をする
エステサロンに新しい商材を導入する際は、商材についてよい面だけでなく悪い面や懸念事項もしっかり確認する必要があります。特に施術後の注意点は十分に理解した上で、お客様に説明しなければなりません。
不十分な説明や誤った説明は、お客様の施術後における誤った行動につながり、トラブルが起こる恐れがあります。多くの場合、施術後の肌トラブルについてもサロンが責任を負うことになるでしょう。
施術を受けるお客様は商材について詳しくないケースが多く、「エステサロンで施術を受ければそれで十分」と思っている方も少なくありません。結果として、施術後に自己判断で行動し、後に肌トラブルを起こしてしまうケースがあります。
施術担当者にとっては施術後にしてはいけないことが常識的な内容であっても、お客様が知らないことは珍しくありません。肌トラブルを防ぐためには、施術後の注意事項についてしっかり説明する必要があります。
なお、reviハーブピーリング施術後の注意点として以下の5つが挙げられます。
- 当日は可能であればメイクをしない・入浴を軽めにする
ハーブ成分が流れてしまうのを防ぐため、メイクはしない、入浴は軽めにするのが理想です。 - ヘアカラーやパーマ、顔のシェービングを避ける
reviハーブピーリングの施術後は肌が柔らかく敏感なため、刺激を与えないよう注意する必要があります。 - 激しい運動や飲酒を控える
血行が促進されすぎてしまい、肌の赤みや過剰なデトックス反応が発生する恐れがあります。施術の翌日からしばらくの間は激しい運動や飲酒を控えるよう案内しましょう。 - 紫外線や乾燥対策をしっかりする
肌が敏感な状態のため、紫外線対策や乾燥対策は普段以上に徹底する必要があります。お客様へは、紫外線対策・乾燥対策をするよう案内するだけでなく、実際に何をすればよいのか具体的に説明するのが理想です。 - 水分を多くとる
肌の代謝アップには十分な水分が必須です。お客様には代謝と水分の関係性を説明した上で、しっかり水分補給をするよう案内しましょう。
まとめ
reviのハーブピーリングは、導入費用が安価・専用機材が不要といった理由からサロンへの導入がしやすい商材です。口コミでの評判もよく、すぐに効果を得られたと感じている人も多くいます。未経験者でも3日間の研修でしっかり技術を身につけられるため、導入から使用開始までの時間が短く済むでしょう。
ただし、すべてのエステサロンに適した商材というわけではありません。エステサロンのニーズや方向性によって、導入するべき商材は異なります。reviのハーブピーリングに限らず、自店舗に適した商材であるか慎重に検討することが大切です。
reviのハーブピーリングの導入について悩んでいるサロンオーナーの方は、この記事を参考にしていただき、ご自身のサロン適した商材を選ぶことをおすすめします。