エステカウンセリングの流れと成約率を上げるコツ|トーク例や7つのポイントを徹底解説
カテゴリー:エステ集客

① エステカウンセリングの流れを3段階で整理できる
プレ・イン・アフターの役割を順に示します。
② 成約率を上げる7つのポイントがわかる
事前準備からクロージングまで7項目で整理します。
③ 場面別のトーク例と避けたい失敗がわかる
そのまま使える言い回しと注意点を示します。
エステカウンセリングは、悩みを聞くだけの時間ではなく、施術の内容と回数、費用を決める時間です。流れを決めておくと、スタッフ間で説明の順序がそろい、成約までの道筋が見えやすくなります。
この記事では、カウンセリングをプレ・イン・アフターの3段階に分けて整理し、成約率を上げる7つのポイント、場面別のトーク例、避けたい失敗と改善策、記録の活用法を解説します。
エステカウンセリングの基本的な流れ
カウンセリングの目的は、お客様の悩みを整理し、施術の内容と回数、費用に納得してもらうことです。順序を決めずに話し始めると、聞き漏れと説明不足が同時に起きます。
カウンセリングは「プレ・イン・アフター」の3段階で考える
カウンセリングは、施術の前後だけで完結しません。来店前の準備(プレ)、施術前のカウンセリング(イン)、施術後のフォロー(アフター)の3段階に分けると、それぞれで何を確認するかが明確になります。
| 段階 | 主な内容 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| プレ | 予約時のヒアリング、問診票の記入、前回の記録の確認 | 来店の目的、悩みの概要、避けたい日時 |
| イン | 悩みの深掘り、肌状態の確認、メニューの提案、費用と回数の説明 | 悩みの具体、予算、通える頻度、契約条件 |
| アフター | 施術後の感想の確認、ホームケアの案内、次回予約 | 使用感、気になった点、次回の希望日 |
※比較表は横にスクロールできます。
初回カウンセリングの標準的な流れ
初回は、次の5つの手順で進めましょう。提案の前に、悩みと予算、通う頻度まで確認することが、やり直しの防止につながります。
Step1.問診票を記入してもらう
悩み、生活習慣、アレルギーの有無、過去の施術歴を記入してもらいましょう。記入の間に、前回の記録へ目を通しておきましょう。
Step2.悩みと希望を聞く
「いつから」「どんな場面で気になるか」「どうなりたいか」の順に聞きましょう。話を遮らず、メモを取りながら進めてください。
Step3.肌状態を確認する
目視と触診に加え、必要に応じて肌診断機を使いましょう。結果は肌状態を可視化した参考情報として説明してください。
Step4.メニューと回数を提案する
悩みに対応するメニューを1〜2つに絞り、回数の目安と所要時間を伝えましょう。
Step5.費用と契約を説明し、次回を決める
総額と支払い方法、契約書面の内容を説明し、その場で次回の予約日を決めましょう。
補足
肌診断機の結果は、医学的な診断ではなく、肌状態を可視化した参考情報です。カウンセリングでは「数値が悪い」と不安をあおるのではなく、前回との変化と日々のケアのポイントとして伝えましょう。
成約率を上げる7つのポイント
成約率は、話術の上手さより、事前準備と提案の順序で変わります。次の7つを、カウンセリングの流れに沿って実践してください。
| No. | ポイント | 実践の内容 |
|---|---|---|
| 1 | 冒頭で流れと所要時間を伝える | 今日決めることと、所要時間を最初に示す |
| 2 | 悩みを具体的に掘る | いつから、どんな場面で、どうなりたいかを聞く |
| 3 | 要約して確認する | 聞いた内容を自分の言葉で返し、認識を合わせる |
| 4 | 肌状態の根拠を見せる | 目視・触診・肌診断の結果を参考情報として伝える |
| 5 | 提案は1〜2つに絞る | 選択肢を増やさず、本命と代替の2つにする |
| 6 | 総額と回数を先に示す | 費用と通う回数を、提案の段階で伝える |
| 7 | 次回予約をその場で決める | 候補日を2つ示し、日程を確定する |
※表は横にスクロールできます。
ポイント1〜4:聞く準備と根拠の確認
最初の4つは、提案の前に行う準備です。冒頭で流れを伝えると、お客様は安心して話しやすくなります。「今日は30分ほど、お悩みを伺ってからメニューをご提案します」と、最初に伝えましょう。
悩みは「いつから」「どんな場面で」「どうなりたいか」の3点で深掘りしてください。「肌が乾燥する」で終わらせず、「朝の化粧のりが悪い」「夕方に突っ張る」といった場面まで聞くと、提案するメニューが具体的になります。聞いた内容は、要約して返してください。
肌状態は、目視と触診に加え、必要に応じて肌診断機で確認してください。結果は「医学的な診断」ではなく、前回との変化や日々のケアの参考として伝えましょう。
ポイント5〜7:提案からクロージングまで
後半の3つは、提案と契約の場面です。選択肢は1〜2つに絞り、費用と回数を先に示すと、お客様は判断しやすくなります。3つ以上並べると、比較の負担が増えて決められません。
費用は、総額と支払い方法、回数を提案の段階で伝えましょう。契約の段階で初めて総額を出すと、それまでの説明が提案ではなく売り込みに感じられます。次回の予約は、候補日を2つ示して、その場で決めましょう。
POINT
提案の順序は「悩み→根拠→提案→費用→日程」
この順序を崩すと、お客様は何を判断すればよいか分からなくなります。スタッフ間で順序を共有し、カウンセリング後にどこで止まったかを振り返りましょう。
場面別のトーク例と避けたい失敗
トーク例は、丸暗記するためではなく、言い回しの型として使ってください。お客様の言葉に合わせて変えられるように、意図とセットで覚えておきましょう。
場面別のトーク例
次の5つの場面で、言い回しを分けましょう。沈黙が怖いから話し続けるのではなく、質問で返すことが、悩みの深掘りにつながります。
| 場面 | トーク例 | 意図 |
|---|---|---|
| 冒頭 | 「本日はありがとうございます。まず30分ほど、お悩みを伺ってからメニューをご提案します」 | 流れと所要時間を伝え、安心してもらう |
| 深掘り | 「そのことで、特に気になるのはどんな場面ですか?」 | 悩みを具体的な場面まで聞く |
| 要約 | 「つまり、夕方の突っ張りが気になっていて、化粧のりを整えたいということですね」 | 認識のずれを確認する |
| 提案 | 「今日は2つご提案があります。1つは〇〇、もう1つは△△です」 | 選択肢を絞って判断しやすくする |
| クロージング | 「この内容で進める場合、次回は〇日か△日はいかがですか?」 | 候補日を2つ示して日程を決める |
※比較表は横にスクロールできます。トーク例は一例です。お客様の言葉に合わせて変えてください。
よくある失敗と改善策
成約につながらないカウンセリングには、共通する型があります。次の項目に当てはまっていないか、振り返ってみてください。
カウンセリングで避けたい失敗
- 最初からメニューと料金を並べ、悩みを聞いていない
- 効果を断定する言い方で説明している
- 選択肢を3つ以上出して、お客様に決めさせている
- 総額を契約の直前に初めて伝えている
- 次回の予約を「またご連絡ください」で終えている
- カウンセリングの内容を記録せず、次回に引き継げていない
当てはまった項目は、次のように言い換えて運用してください。
| 失敗 | 改善策 |
|---|---|
| 最初からメニューと料金を並べる | 冒頭で流れと所要時間を伝え、悩みを「いつから・どんな場面で・どうなりたいか」の3点で聞いてから提案する |
| 効果を断定する言い方で説明している | 「個人差があります」「効果を保証するものではありません」と伝え、根拠の範囲で説明する |
| 選択肢を3つ以上出して、お客様に決めさせている | 本命と代替の2つに絞り、違いと費用を簡潔に示す |
| 総額を契約の直前に初めて伝えている | 提案の段階で総額・回数・支払い方法を伝え、契約時は書面で確認する |
| 次回の予約を「またご連絡ください」で終えている | 候補日を2つ示し、その場で次回予約を決める |
| カウンセリングの内容を記録せず、次回に引き継げていない | 悩み・提案内容・成約/不成約の理由・次回の声かけの4点を記録する |
※表は横にスクロールできます。
ご注意
カウンセリングでの説明も広告に当たるため、効果や効能の断定、医療行為と誤認させる表現は使えません。契約期間が1か月を超え、金額が5万円を超えるコースは特定継続的役務提供に該当し、契約前の概要書面と契約後の契約書面が必要です。
カウンセリング記録を次回につなげる
カウンセリングの内容は、悩み、提案した内容、成約・不成約の理由、次回の声かけの4点を記録してください。記録があると、次回の担当が変わっても同じ説明ができます。
記録には個人情報が含まれるため、閲覧できるスタッフを限定し、保管場所と保存期間を決めておきましょう。予約システムやカルテを使う場合は、誰がいつ更新したかが残るものを選ぶと、引き継ぎが安定します。
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製品の詳細を見るよくある質問
Q.カウンセリングの時間はどのくらい確保すればよいですか?
A.初回は30〜45分を目安に確保すると、問診票の確認、悩みのヒアリング、肌状態の確認、提案、費用と日程の説明までを一通り行えます。2回目以降は15〜20分でも足りますが、前回の記録を読む時間を含めて決めてください。予約枠とカウンセリング時間が合っていないと、説明が途中で切れて成約につながりません。
Q.成約率を測るには何を記録すればよいですか?
A.カウンセリング実施数と成約数、メニュー別・スタッフ別の件数を記録してください。成約率は、成約数をカウンセリング実施数で割った値です。あわせて、成約しなかった理由(費用、回数、通う時間、比較検討)を選択式で残すと、改善するポイントが分かります。
Q.効果を聞かれて、どこまで答えてよいですか?
A.効果や効能を断定する表現は避け、「個人差があります」「効果を保証するものではありません」と伝えてください。医療行為に当たる内容は説明せず、疾患や体調の判断は医療機関に委ねてください。カウンセリングでの説明も広告に当たるため、化粧品の効能の範囲や薬機法のルールに沿って話してください。
まとめ
エステカウンセリングは、プレ・イン・アフターの3段階に分け、悩み→根拠→提案→費用→日程の順で進めると、説明の抜けが減ります。成約率は話術より、事前準備と提案の順序で変わります。
7つのポイントのうち、最初に取り組みやすいのは、冒頭で流れと所要時間を伝えること、悩みを具体的に掘ること、次回予約をその場で決めることです。カウンセリングの記録を残し、成約しなかった理由を振り返ることで、改善する箇所が見えます。









