
① ラフォスウィングの仕組みと使い方の特徴
手首に巻くフリーハンド型の業務用ラジオ波マシンで、0.5MHzの温熱と手技を掛け合わせる設計です。プローブ型と異なり両手が自由に使えるため、既存のハンドケア技術と組み合わせやすい点が特徴です。
② 期待できる作用とメニュー設計の考え方
小顔・リフトアップ、肌質改善、代謝促進などが期待できる一方、効果の実感には個人差があります。効果の感じ方や必要な施術回数は肌状態・目的によって異なるため、継続通いを見込んだメニュー設計が大切です。
③ サロン導入の判断ポイント(費用・安全機能・研修体制)
本体価格は180万円(参考)で消耗品不要。ただし選定は本体価格だけでなく、ランニングコスト・安全機能・スタッフ研修・アフターサポートまで含めて比較するのがポイントです。
ラフォスウィング(RAFOS WINGS)は、手首に巻くフリーハンド型の業務用ラジオ波マシンです。0.5MHzの高周波で生じる温熱を、施術者の手技(ハンドテクニック)と同時に当てられる設計が特長です。
この記事では、ラフォスウィングの仕組みと期待できる作用を整理し、サロンへ導入する際に確認したいポイントまで解説します。効果の断定はせず、出典のある範囲で具体的な数字を交えて進めます。
ラフォスウィングとは?業務用ラジオ波マシンの仕組み
ラフォスウィング(RAFOS WINGS)は、b-modelsが販売する業務用のラジオ波マシンです。フェイシャル向けの機器として、手首にバンドを巻いて施術する「フリーハンド高周波」方式を採用しています。まず、ラジオ波という技術の仕組みと、このマシンの特徴を整理します。
ラジオ波(高周波)の作用の仕組み
ラジオ波(Radio Frequency)は、高周波の電気エネルギーを肌に流す技術です。生体組織を通過する際の電気抵抗によって熱が生まれ、皮膚の奥を内側から温める作用を目指します。ラフォスウィングは出力周波数0.5MHzで、表面を加熱しすぎず皮下組織を中心に温める設計です。販売元のb-modelsは、温熱による血流促進や、ヒートショックプロテインの働きを通じたコラーゲン生成のサポートを案内しています。
フリーハンド型の形状と手技との掛け合わせ
従来の業務用ラジオ波は、専用のプローブ(ヘッド)を肌に当てて照射するプローブ型が主流です。一方ラフォスウィングは、手首にバンドを巻いて手のひらから照射するフリーハンド型です。両手が自由に使えるため、施術者のハンドテクニックと温熱を同時に提供でき、既存のフェイシャル技術を活かしたメニューを組みやすいのが特長です。プローブ型とフリーハンド型の違いは下の表のとおりです。
| 比較項目 | プローブ型 | フリーハンド型 |
|---|---|---|
| 出力方法 | 専用ヘッドを肌に当てて照射 | 手首に装着し手のひらから照射 |
| 手技との併用 | 片手がヘッド保持に取られる | 両手の手技を継続できる |
| 主な用途 | フェイシャル・ボディ全般 | 手技を活かす施術 |
| 確認点 | 出力範囲・ヘッド交換性 | バンドの耐久性・洗浄性 |
※比較表は横にスクロールできます。
形状の分類や選び方の詳細は、業務用ラジオ波機器の導入を解説した記事でも紹介しています。
仕様から見る導入イメージ
導入検討の前に、基本仕様を確認しておきましょう。以下はb-modelsの製品ページで公開されている公称値です(2026年9月時点)。
| 項目 | 仕様 | 導入時の目安 |
|---|---|---|
| 出力周波数 | 0.5MHz | 皮下組織を中心に温める設計 |
| 施術時間 | 1〜60分(1分単位で調整) | 部分メニューからフルフェイシャルまで |
| 消費電力 | 105W | 一般的な業務用電源で運用 |
| 本体寸法 | W420×D390×H170mm | 小規模サロンでも置きやすい |
| 総重量 | 8kg | スタッフが移動・設置しやすい |
| 電源 | AC200-240V 50/60Hz | 導入前に設備を確認 |
| 消耗品 | 不要 | ランニングコストを抑えやすい |
※表は横にスクロールできます。
施術時間を1分単位で設定できるため、10分の部分メニューから60分のフルフェイシャルまで、サロンのメニュー構成に合わせて時間設計ができます。
ラフォスウィングで期待できる作用
ラフォスウィングの期待できる作用は、フェイシャルを中心に大きく5つに整理されます。いずれも「期待できる作用」であり、効果を保証するものではありません。施術の効果には個人差があります。
小顔・リフトアップと肌質改善(フェイシャル)
b-modelsは、ラフォスウィングの作用として小顔・リフトアップと肌質改善を挙げています。温熱による血流・リンパの流れの改善、線維芽細胞の活性化を通じて、フェイスラインの引き締めをサポートする作用が期待されます。コラーゲン生成のサポートを目的に、肌のハリ・弾力ケアのメニューにも応用できます。小顔メニューを新設する場合は、小顔マシンのサロン導入を解説した記事も参考になります。
代謝促進・むくみ改善とリラクゼーション(ボディ)
フェイシャル向けの機器として設計されていますが、お腹・肩甲骨・背中・筋膜・足のむくみなど、身体の気になる部位にも使用できます。血流促進による冷え・むくみの改善をはじめ、温熱そのものによるリラクゼーション、ストレスケアのヒーリング効果も期待されます。広範囲にも局所的にも当てられるため、ボディケアメニューの一部として組み込むサロンもあります。
| 期待できる作用 | 内容 | 対象部位・メニュー例 |
|---|---|---|
| 小顔・リフトアップ | 血流・リンパの流れの改善をサポート | 顔・フェイスラインの引き締め |
| 肌質改善 | コラーゲン生成をサポートしハリ・弾力を目指す | エイジングケアメニュー |
| 代謝促進・むくみ改善 | 血流促進による冷え・むくみの改善をサポート | お腹・肩甲骨・背中・足 |
| リラクゼーション | 温熱によるストレスケア | ヒーリング・リラックスメニュー |
※表は横にスクロールできます。
ご注意
効果の実感や必要な施術回数は個人差があり、効果を保証するものではありません。ラフォスウィングは美容目的で使用する業務用エステ機器であり、医療機器ではありません。医療的な効果・効能を標榜するものではない点にご注意ください。効果・効能の表現に関するルールは景品表示法で定められています。
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効果の実感時期と施術頻度の目安
ラジオ波施術全般の目安として、効果の実感までに約1週間、サロンでの施術頻度は2週間に1回が目安とされています。早い方では1回の施術で実感する場合もありますが、脂肪量や代謝、肌状態によって個人差が大きいのが実情です。また効果は数日〜数週間で薄まりやすいため、継続して2〜3回と施術を重ねることを前提にメニューを設計するのが現実的です。効果の実感時期や頻度の詳細は、ラジオ波の効果が出るタイミングを解説した記事で詳しく紹介しています。
POINT
ラフォスウィングの効果は「期待できる作用」として捉え、継続通いを前提にメニュー設計することがポイントです
実感の時期や頻度は肌状態・目的によって異なり、個人差があります。定期的な来店を想定した単価設計とリピートメニューを組み合わせるのが現実的です。
ラフォスウィングを導入する際に確認したいポイント
機器選定は本体価格だけでは判断できません。本体価格・消耗品・保守をあわせた総保有コストと、自サロンのメニュー構成・スタッフ運用に合うかを、あわせて見ることが大切です。
本体価格とランニングコスト
ラフォスウィングの本体価格は180万円(b-models公表の参考価格・2026年9月時点)です。大きな特徴は消耗品が不要なことで、消耗品の再注文コストをかけずに運用できます。本体価格の税別条件や支払い方法(一括・リース・分割)は、導入検討時に販売元へ確認することをおすすめします。
メニュー設計とスタッフ運用
フリーハンド型の施術は、スタッフの手技スキルが仕上がりを左右します。導入時は、出力設定のルール化と社内研修をセットで行うことが大切です。施術時間を1分単位で調整できるため、短時間の部分メニューからフルフェイシャルまで、単価と所要時間を組み合わせてメニューを設計できます。販売元が案内する導入サポート(メニュー作成代行・集客代行・オーナーサポート)の有無も、立ち上げ期の運用負担を左右します。
安全機能・保証・アフターサポート
ラジオ波は熱を生じさせる技術のため、温度センサーなどの安全機能の有無は必ず確認してください。b-modelsはラフォスウィングに「返品保証・効果保証・オーナーサポート」の3大保証を案内しています。導入を判断する前に、以下のポイントを確認しておきましょう。
ラフォスウィング導入前に確認したい5つのポイント
- 出力レベルを段階的に調整できるか
- 温度センサーなどの安全機能が搭載されているか
- 消耗品・メンテナンスパーツの有無と費用
- 導入研修・出力設定のサポート体制
- 返品保証・効果保証などアフターサポートの内容
補足
3大保証は販売元(b-models)が案内する内容です。保証の詳細・適用条件は、導入検討時に最新の案内を確認してください。また、導入を検討する際は、実際の施術デモやトライアルで操作性を確かめるのがおすすめです。
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よくある質問
Q.ラフォスウィングは医療機器ですか?
A.いいえ。ラフォスウィングは美容目的で使用する業務用エステ機器であり、医療機器ではありません。医療的な効果・効能を標榜するものではないため、サロンでは美容目的のメニューとして使用します。体調や疾患に関する不安がある場合は、医療機関に相談してください。
Q.ラフォスウィングの施術に副作用はありますか?
A.ラジオ波は熱を生じさせる技術のため、高出力での運用や施術手順のミスがあると、赤みやほてり、やけどのリスクが考えられます。温度センサーなどの安全機能の有無を確認し、出力は段階的に調整して、スタッフの研修を徹底することが大切です。施術後の肌に強い変化を感じた場合は、使用を中止して販売元や専門家に相談してください。
Q.ラフォスウィングと他社のラジオ波機器は何が違いますか?
A.最大の違いはフリーハンド型という形状です。専用ヘッドを当てるプローブ型が一般的な中で、ラフォスウィングは手首に巻いて手のひらから照射するため、両手を使った手技を止めずに施術を続けられます。周波数や消耗品の有無は機種ごとに異なるため、出力・形状・ランニングコストの3点で比較すると選びやすくなります。
まとめ
ラフォスウィングは、手首に巻くフリーハンド型の業務用ラジオ波マシンです。0.5MHzの高周波による温熱と施術者の手技を掛け合わせ、小顔・リフトアップ、肌質改善、代謝促進といった作用を目指す設計です。効果の実感には個人差があり、継続的な施術を前提としたメニュー設計が現実的です。
導入を検討する際は、本体価格180万円(参考)・消耗品不要という費用面に加えて、温度センサーなどの安全機能、スタッフ研修、返品保証・効果保証などのアフターサポートまで含めて判断しましょう。実際の施術デモやトライアルを活用し、自サロンのメニュー構成に合うかを見極めるのがおすすめです。
監修者株式会社b-models 代表
楠本 文哉
新卒で東証一部上場の大手コンサルティングファーム株式会社「船井総合研究所」に入社し、エステサロン経営専門のコンサルタントとして活躍。歴代美容コンサルタント売上の中で、トップの年間個人コンサルティング売上を納める。また、社内コンサルタントが1,000名以上在籍する中、売上TOP10入りを果たす。開発したビジネスモデルの「痩身機器を使用したダイエットエステ」は3年間で80店舗以上のリブランドと新規出店を実現。業界誌「エステティック通信・モアリジョブ」のメディア取材や「メーカー企業との講演」を多数行うなど、活躍の場を広げている。



