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2025.10.21.

エステサロンでダクトピールを導入するには?費用や効果、メリットなど解説

カテゴリー:業務用フェイシャル機器

エステサロンでダクトピールを導入するには?費用や効果、メリットなど解説

近年、美容業界では韓国発のピーリング施術が注目を集めています。ララピールやハーブピーリングなどを導入するサロンも増え、差別化や新規顧客獲得に悩むオーナー様も多いのではないでしょうか。

なかでも、新たに注目されているのが「ダクトピール」です。ダウンタイムが少なく、SNSなどでも話題を呼んでいる新しいピーリングとして人気が高まっています。

本記事では、ダクトピールを導入するメリットや費用、施術の流れについてわかりやすく解説していきます。導入を検討しているエステサロンのオーナー様は、ぜひ参考にしてください。

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ダクトピールとは?

ダクトピールとは?

ダクトピールは、従来のララピールなどの進化版として注目される新しいピーリング施術です。はじめに、ダクトピールの具体的な効果と特徴について解説していきます。

ダクトピールに期待できる効果

ダクトピールは、美容大国・韓国のDr.JCOS社によって開発された新しいピーリング施術です。

施術名の「ダクト」とは、皮脂腺や汗腺など肌の導管を指します。ダクトピールは、肌の角質層ではなく、これらの導管にアプローチすることで余分な角質や汚れを取り除きます。

ダクトピールには、おもに以下のような効果が期待できます。

  • 肌のトーンを明るく見せる
  • 毛穴を目立たなくする
  • 肌のキメを整える
  • 肌にハリを与える

従来のピーリングとの違い

従来のピーリングは、「酸」の力で角質を除去する方法が一般的でした。そのため、施術後に赤みや肌のひりつき、皮むけなどのダウンタイムが生じることが少なくありませんでした。

一方、ダクトピールは酸を使用せず、オリーブオイルやココナッツオイルなどの「天然オイル」を使用しているため、肌へのダメージを抑えられるのが特徴です。

また、従来のピーリングは一時的な角質除去が目的でしたが、ダクトピールは皮脂腺に働きかけ、持続的に肌をなめらかに整えることができます。

ダクトピールを導入する5つのメリット

ダクトピールを導入する5つのメリット

ダクトピールの導入は、サロンの新規顧客やリピート来店の獲得において大きなメリットがあります。ここでは、集客や売上向上につながる5つのメリットを紹介していきます。

講習を受けることで施術ができる

ダクトピールの導入ハードルが低い理由のひとつに、特別な資格が不要な点が挙げられます。医師や看護師のような国家資格がなくても、メーカーや代理店が提供する講習で基本的な知識と技術を習得すれば、お客様への施術が可能になります。

施術は専用の筆を使って薬剤を塗布するシンプルな工程が中心です。そのため、スタッフによる技術の差がでることも少なく、誰が担当しても安定した品質のサービスを提供しやすいのが特徴です。

特定の施術者に予約が集中することを避けられるため、サロン全体の予約対応がスムーズになり、顧客満足度の向上にもつながります。新人スタッフでも早期に戦力化しやすい、魅力的なメニューです。

施術時間が短く回転率が高い

サロン経営において、施術時間と回転率は収益に直結する重要な要素です。

そのため、1回あたりの施術時間がカウンセリングを除いて約30分と短い点も、ダクトピールのメリットのひとつだということができます。お客様にとっても、仕事帰りや買い物の合間など隙間時間で気軽に受けられる手軽さは魅力に映るでしょう。

サロン側は、施術時間が短ければ1日に対応できるお客様の数を増やせます。予約枠を効率的に管理でき、ベッドの稼働率を高めることが可能です。これにより、売上向上が見込めるだけではなく、多くのお客様にサービスを提供する機会にもつながります。

ダクトピールは、短時間で高い満足度を提供できる効率的な施術です。

話題性が高くサロンの差別化につながる

ダクトピールは、美容感度の高い層を中心にSNSや美容メディアで注目を集めています。

ダクトピールを導入すれば、新しい情報を求めるお客様に対して「話題の韓国美容が受けられるサロン」としてアピールできるでしょう。近隣の競合サロンがまだ導入していない場合、先行してメニューに取り入れることで大きな差別化にも期待できます。

また、新しい施術の選択肢が増えることは、既存のお客様にとってもサロンに通い続ける楽しみとなり、リピート来店へとつながります。

ほかの施術と組み合わせられる

ダクトピールは単体の施術での効果も高いですが、ほかの施術と組み合わせることで相乗効果を発揮します。

たとえば、LDM(超音波)と組み合わせれば、ダクトピールで整えられた肌に美容成分が行き届きやすくなり、より高い施術効果を目指すことができます。また、LEDには、施術後の肌を落ち着かせてコンディションを整えるサポートが期待できます。

このように、既存の機器や施術と組み合わせたセットメニューを開発すれば、顧客一人ひとりの悩みに合わせたオーダーメイドの提案が可能になります。その結果、顧客満足度が向上するだけではなく、客単価アップにも直結するでしょう。

顔以外にも使用できる

ダクトピールの適用範囲は顔だけに限りません。皮脂分泌が多く、毛穴の詰まりやざらつきが気になる背中・デコルテ・二の腕など、ボディへの施術も可能です。

これにより、フェイシャルケアだけではなく、ブライダルエステや夏の肌見せに向けたボディケアなど、お客様の多様なニーズに応えるメニュー展開が可能になります。

これまでフェイシャルのみで来店されていたお客様に新たな悩みを解決する提案ができるため、客単価を上げることもできます。トータルビューティーを提案できるサロンとして、お客様からの信頼も厚くなるでしょう。

ダクトピールの導入にかかる費用は?

ダクトピールの導入にかかる費用は?

新しい施術を導入する際に気になるのが費用面です。ここでは、ダクトピール導入に必要な初期費用と継続的にかかる運用費用について解説していきます。

ダクトピールの導入初期費用

ダクトピールの導入時に必要な初期費用は、以下のとおりです。

  • 導入講習費
  • ディプロマ(認定証)発行費
  • サロン登録費
  • ダクトピール溶剤・専用洗顔料・専用筆

以上の費用をすべて含めると、10万円程度が一般的な初期費用の目安となります。

ただし、代理店によっては導入を促進するためのキャンペーンを実施していたり、分割払いやリース契約のような支払い方法を用意していたりする場合もあります。初期コストをできるだけ抑えたい場合は、複数のプランを比較してサロンの状況に合った導入方法を選びましょう。

ダクトピールの運用費用

ダクトピールを導入後、提供し続けるために必要な運用費用は、施術で使用する「専用の薬剤費」です。ダクトピールの場合、1回の施術で使う薬剤の量が決まっているため、原価計算がしやすいのが特徴です。そのほか、施術時に使用する手袋・コットン・スポンジなどの消耗品費もかかりますが、ほかの施術と共通して使用できるものも多いでしょう。

ダクトピールの施術時間は約30分と短く、サロンの回転率を上げやすいため、原価や人件費に対する利益率が高い傾向にあります。ランニングコストを正確に把握し、適切な価格設定をおこないましょう。

ダクトピールの導入ステップ

ダクトピールの導入ステップ

ダクトピールをサロンメニューに導入するまでには、いくつかのステップがあります。ここでは、契約からメニュー化までのステップを4つにわけ、具体的に説明していきます。

ダクトピール購入先の検討と契約

ダクトピールを導入するための最初のステップは、メーカーや正規代理店などの購入先を選定することです。各代理店によって、初期導入費用のセット内容や価格、導入後のサポート体制が異なります。

以下のようなポイントに注目して比較しましょう。

  • 契約のなかに導入講習が含まれているか
  • 集客用の販促ツールを提供してくれるか
  • トラブル発生時のフォロー体制は整っているか

単にダクトピールを購入するだけではなく、「安心して施術提供をサポートしてもらえるパートナーであるか」という視点で検討しましょう。複数の代理店から資料を取り寄せ、サロンに適した契約先を見つけることが重要です。

スタッフ講習を受ける

ダクトピールの導入契約後は、スタッフが施術方法を習得するための講習を受けます。この講習では、ダクトピールの特徴・薬剤の知識・具体的な施術の手順などを学びます。講習は、対面形式に加えてオンラインでも受講することができます。

講習を修了すると、正規のダクトピール施術を提供できるサロンとしてディプロマ(認定証)が発行されます。このディプロマは店舗ごとに取得することが必須となっています。

価格を設定する

ダクトピールの価格設定は、サロンの利益を左右する重要なプロセスです。まずは、1回の施術にかかる原価を正確に算出しましょう。これには、ダクトピールの薬剤費やコットンなどの消耗品費も含まれます。

次に、約30分の施術時間と対応するスタッフの人件費を考慮します。これらのコストをもとに、サロンとして確保したい利益率を上乗せして、ダクトピールの施術価格を決定します。

さらに、周辺エリアの競合サロンが提供している類似のピーリングメニューの価格をリサーチすることも欠かせません。市場価格とかけ離れすぎず、かつサロンの価値をしっかりと反映した、競争力のある価格を設定しましょう。

ダクトピールをメニュー化する

ダクトピールの価格設定まで完了したら、いよいよサロンの正式なメニューとしてお客様に提供を開始します。

まずは、既存のお客様に対して、DMやサロン内での声かけなどを通じて新メニューの導入を告知します。また、InstagramやLINE公式アカウントなどのSNSを活用し、施術の効果やビフォーアフターの写真を発信することで新規顧客への認知度も高めていきましょう。

ダクトピールの導入初期には、「初回お試し価格」や「セット割引キャンペーン」などを用意するとお客様が新メニューを体験するハードルが下がります。多くの方にダクトピールの魅力を知ってもらうための、戦略的なプロモーションをおこなうことが重要です。

ダクトピールの施術の流れとポイント

ダクトピールの施術の流れとポイント

お客様に安心してダクトピールを受けてもらうためには、施術の流れをていねいに説明することが必要です。ここでは、カウンセリングからアフターケアまでの手順と注意点について解説していきます。

施術者による事前カウンセリング

ダクトピールの施術前に、お客様の肌状態や悩み、アレルギーの有無などを詳しくヒアリングします。また、ダクトピールの効果や施術内容、施術後の注意点などもしっかりと説明し、お客様の疑問や不安を解消しておきましょう。

ダクトピールの施術実施

ダクトピールの施術は、まずクレンジングと洗顔から始まります。メイクや皮脂汚れをしっかりと落とし、肌を清潔な状態に整えることで高い施術効果が期待できます。

次に専用の筆を使い、ダクトピールの薬剤を顔・背中などの施術部位に均一に塗布していきます。薬剤を10分ほど肌に置いたあと、ていねいに拭き取ります。洗顔から拭き取りまで、施術時間は30分ほどです。

ダクトピールの施術中に痛みを感じることは少ないため、リラックスして受けてもらえるでしょう。

注意点とアフターケアについての説明

ダクトピールの施術後、お客様に効果を実感していただくためにはアフターケアの説明が重要です。

施術当日は肌が敏感になっている可能性があるため、日焼けや過度な摩擦、熱いお風呂などは避けるように伝えます。ダクトピールはダウンタイムが少ない施術ですが、まれに一時的な赤みや乾燥を感じる方もいます。そのため、数日間はいつも以上にていねいな保湿ケアを心がけてもらうことが大切です。

また、スクラブ入りの洗顔料やピーリングは、肌への刺激となるため1週間程度は控えるように案内しましょう。

ダクトピールの導入についてよくある質問

ダクトピールの導入についてよくある質問

最後に、ダクトピールの導入についてよくある質問にお答えしていきます。

ダクトピールの効果の持続期間は?

ダクトピールの効果の持続期間は、お客様の肌質・年齢・生活習慣によって異なりますが、一般的には4週間程度とされています。

もちろん、一度の施術でも効果を実感できることが多いですが、継続的に受けることでより高い効果に期待できます。

ダクトピールと併用するのにおすすめの施術は?

ダクトピールは、ほかの美容施術と組み合わせることで、その効果をさらに高めることができるとされています。

なかでもおすすめは、LDM(超音波)との組み合わせです。ダクトピールで毛穴の汚れや古い角質を取り除いた肌にLDMをあてることで、美容成分が行き届きやすい肌環境に整えることができます。

また、LEDも人気の組み合わせです。ダクトピール後の肌に特定の波長の光を照射して、肌質の改善を後押ししてくれます。

ダクトピール導入後の集客方法は?

ダクトピールを導入したあとは、積極的な集客活動をおこなうことが重要です。まずは、既存のお客様に新メニューの魅力を直接伝え、体験してもらうことが近道です。実際に「良い」と感じれば、口コミを広げてくれる可能性が高いでしょう。

また、InstagramなどのSNSを活用し、施術のビフォーアフター写真やお客様の感想を定期的に発信します。動画で施術の様子をアップするのも効果的です。

新規顧客向けには「初回限定キャンペーン」やお試し価格を設定し、来店へのハードルを下げることも有効です。施術を体験したお客様には、口コミサイトへの投稿やSNSでのシェアをうながし、新たな顧客獲得につなげるサイクルをつくりましょう。

まとめ

ダクトピールの効果や導入方法について解説

本記事では、注目のピーリング施術「ダクトピール」の効果や導入方法について詳しく解説してきました。

今回ご紹介したポイントは、以下のとおりです。

  • ダクトピールは、酸を使わず天然オイルで毛穴や皮脂腺にアプローチできる、肌にやさしいピーリング施術
  • 施術時間が約30分と短く、サロンの回転率向上と収益アップにつながりやすい
  • ダクトピールの施術には特別な資格が不要で、短時間の講習受講で安定した施術を提供できる点がメリット
  • SNSや美容メディアで話題性が高く、差別化や新規顧客獲得に有効
  • ほか施術との組み合わせやボディ施術にも対応でき、顧客満足度向上と客単価アップが期待できる

ダクトピールは、肌への負担を抑えた施術で効果も実感しやすいため、お客様の満足度向上を図る目的で導入するのに向いているメニューだといえます。さらに、導入コストが比較的抑えられるという点も魅力のひとつです。

新しい美容トレンドを取り入れて差別化を図りたい、また、効率的に収益を伸ばしたいというサロンのオーナー様には、ダクトピールの導入が大きな武器となるでしょう。

ダクトピールの導入を検討しているオーナー様、エステサロンの関係者の方は、ぜひ本記事を参考にしていただけると幸いです。

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