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2023.9.24.

業務用エステ機器・美容機器の修理の流れ!注意点も合わせて解説

カテゴリー:エステ機器修理

業務用エステ機器・美容機器の修理の流れ!注意点も合わせて解説

エステサロンで使われる業務用エステ機器は、長期にわたって使い続ける中で故障・不具合が出てくることも少なくありません。エステ機器が使えないとなれば、お客様の予約を断らざるを得ず、大きな機会損失が生まれてしまいます。そのためエステ機器の調子が悪いと感じた時には、すぐに修理に出してメーカーからの指示を仰ぐことが大切です。

そこで本記事では、エステ機器の修理が必要になった時の初動対応から、具体的な修理の流れ、エステ機器を修理に出す際の注意点などもご紹介します。修理が必要になるサイン・目安についても触れているので、使っているマシンの調子が悪いなと感じている方は、ぜひ参考にしてください。

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エステ機器の修理が必要と感じた時の初動対応

エステ機器の修理が必要と感じた時の初動対応

エステ機器の調子が悪く修理が必要かもしれないと感じた時、お客様の安全を確保するためにも素早い初動対応が必要となります。ここではまず、エステ機器の故障の兆候が見られた時、どのように対処すべきかを解説します。

即座に使用を中止する

エステ機器の故障が疑われる時は、すぐさま使用を中止してください。業務用エステ機器では、高出力の熱エネルギーや光エネルギーを扱うマシンが多く、故障により制御ができなくなれば大きなトラブルや事故の原因になってしまいます。多くのマシンでは安全装置が備わっており、即座に危険な状態になることは考えにくいですが、万が一のことも考えてすぐに使用をやめるようにしてください。

自分で分解・修理しない

エステ機器の軽微な故障であれば、ご自身で分解・修理できるのではないかと考えることも多いでしょう。しかし前述の通り、業務用エステ機器は高出力のエネルギーを扱っていることから、ご自身の判断での分解・修理は絶対にNGです。

また、エステサロン側で勝手に分解・修理してしまうと、メーカーによる修理・保証サービスの対象外となる可能性も高いです。どれだけ軽微な故障であっても、ご自身だけで対処しようとするのではなく、まずメーカーの担当者の指示を仰ぐようにしてください。

保証書を確認してメーカーに問い合わせ

エステ機器のサポート先であるメーカーに問い合わせる際には、事前に保証書を準備しておくとスムーズです。保証書では、故障時の連絡先やサポート窓口の営業時間、保証期間や修理サービスの内容なども記載されているため、今後の対応を決めやすくなります。保証期間切れで有償修理が必要になる場合には、買い替えやマシンの処分などを考える判断材料にもなるため、メーカーの対応はしっかりとメモに残しておくのも大切です。

業務用エステ機器の修理が必要とされるサイン・目安

業務用エステ機器の修理が必要とされるサイン・目安

エステ機器が使えなくなるほどではないが、少し調子が悪いなと感じている時には、一度メーカーの検査を受けた方が良いこともあります。たとえば、以下のようなサイン・目安がみられる場合には、修理や不具合が疑われるためメーカー相談をおすすめします。

  • 冷却性能が落ちてきた
  • マシンの使用中に異音が鳴る
  • エラーが繰り返し表示される
  • 本来よりも出力が低下している
  • 出力を維持できる時間が短くなっている
  • ハンドピースを落としてヒビが入ってしまった

これらの兆候がみられた場合には、まだエステ機器を使えたとしても一度メーカーに問い合わせてみてください。マシンの不調をそのままにして施術を続けてしまうと、思わぬトラブルや事故の原因になるほか、本来の効果を得られずに顧客満足度が低下する危険性もあります。

業務用エステ機器・美容機器の修理の流れ

業務用エステ機器・美容機器の修理の流れ

業務用エステ機器の修理を申し込んだ場合、メーカーによって細かい部分は異なりますが、おおまかに以下のような流れで修理が行われます。

  • ステップ1:メーカーへ問い合わせ
  • ステップ2:代替品発送(訪問修理)
  • ステップ3:修理・メンテナンス
  • ステップ4:代替品返送

それぞれのステップでどのような対応がされるのか、詳しく解説していきましょう。

ステップ1:メーカーへ問い合わせ

まずは故障が疑われるエステ機器について、症状や対処方法を確認するためにもメーカーへ問い合わせましょう。サポート窓口の営業時間内であれば、電話で問い合わせるのが最もスピーディかつ症状も伝えやすいのでおすすめです。予備のマシンがある場合や、対応を記録に残したい場合にはメールで問い合わせると良いでしょう。

なお、メーカーによっては、土日はサポートセンターが営業していなかったり、年末年始などに休業日が設定されていたりします。そのためメーカーへの問い合わせは、できるだけ早めの行動を心がけましょう。

ステップ2:代替品発送(訪問修理)

エステ機器の修理についてメーカーに問い合わせた後は、代替品の発送または訪問修理のどちらかの対応となるのが一般的です。詳しくは後述しますが、代替品発送の場合は故障品との交換、訪問修理の場合はエンジニアがサロンを訪れて修理を行います。どちらの修理方法となるのかはメーカーによって異なりますので、問い合わせの際に確認しておくと良いでしょう。

ステップ3:修理・メンテナンス

代替品発送の場合は故障品がメーカーへ返送されて修理対応、訪問修理の場合はエンジニアがその場で修理対応を行います。修理が難しいと判断された場合には、同機種への交換対応、もしくは買い替えが提案されることが多いです。修理費用が発生する場合には、事前に見積もりを取っておき、買い替えとどちらが得になるかを比較してみましょう。

ステップ4:代替品返送

代替品発送で修理対応された場合には、修理が完了したマシンがエステサロンに送付され、代替品として送られてきたものはメーカーに返送します。届いたマシンに問題がなければ、そのまま修理完了、施術にも利用できるようになります。

なお、故障品の発送や代替品の返送の際に、エステサロン側で梱包の手間や送料の負担が発生することも考えられます。メーカーに問い合わせた際に、これらの対応はどのように進めるのか、事前に確認しておくと安心です。

業務用エステ機器の2種類の修理対応

業務用エステ機器の2種類の修理対応

ここまでご紹介してきたエステ機器の修理対応、代替品発送と訪問修理は、それぞれメリット・デメリットが存在しています。ここでは2種類の修理対応の違いについて詳しくご紹介します。

センドバック修理(代替品発送)

まずセンドバック修理とは、代替品発送を行う修理方法であり、故障品と代替品を交換・返送しながら修理を実施します。常に手元にエステ機器がある状態となるため、サロン経営に影響を与えにくいメリットがあります。

一方で、サイズが大きく重量のあるエステ機器を何度も梱包・返送することが大きな負担となるケースも多いです。卓上機などコンパクトなマシンであれば利便性は高いですが、大型のエステ機器を利用している場合には発送・返送の手間を考慮しておく必要があります。

オンサイト修理(訪問修理)

オンサイト修理は、エンジニアがサロンを訪れて訪問修理を行う方法です。メーカーへ連絡するだけでエンジニアがサロンを訪れ、その場でエステ機器の故障に対応してもらえるため、非常に利便性が高いメリットがあります。代替機の発送・返送の手間がなく待ち時間も少ないため、積極的に利用したい修理方法です。

ただしメーカー側にとってはサポート体制を維持するコストが高くなるため、訪問修理に対応しているメーカーは多くありません。万が一の際に訪問修理を受けたいと考えている場合には、事前にサポート体制をチェックしてからエステ機器を選ぶ必要があります。

業務用エステ機器を修理に出す際の注意点

業務用エステ機器を修理に出す際の注意点

最後に、エステ機器を修理に出す際に押さえておきたい注意点について、以下の3つをご紹介します。

  • 保証期間や修理金額を確認しておく
  • 修理専門業者への依頼は慎重に
  • 古い機器は産業廃棄物として処分が必要

一つひとつチェックしてから修理サービスを利用するようにしてください。

保証期間や修理金額を確認しておく

エステ機器を修理に出す前に、まずは保証書等に書かれている保証期間を確認しておき、メーカーへ問い合わせる際にも具体的な修理金額を聞いておくことをおすすめします。エステ機器の保証期間が切れている場合には、軽微な故障でも有償修理となる可能性が高く、エステ機器の送料だけでも高額になるケースが多いです。そのためエステ機器の寿命を迎えたと判断して、新たなマシンを導入するきっかけにもなるでしょう。

また、メーカーから修理金額を聞いてから、有償修理を受けるか買い替えるかを検討するのもおすすめです。エステ機器にも耐久年数が設定されており、何年も使用していれば自然と買い替えが必要になることもあります。同額のコストをかけるのであれば、最新の高性能なエステ機器を新たに導入する方がメリットは大きくなるでしょう。

修理専門業者への依頼は慎重に

エステ機器の保証期間が切れている場合や、中古品・海外メーカー品でサポート窓口に連絡が取れない場合などは、エステ機器を専門とする修理業者に依頼するという選択肢もあります。自社で部品の製造も行っている業者であれば、メーカーがサポート期間を終了しているマシンであっても、修理が受けられる可能性が高まります。

ただしエステ機器の修理専門業者に依頼する場合、高額な修理費用が発生する点に注意が必要です。自社で部品の製造を行うためのコストが上乗せになるほか、一台一台に合わせた修理・メンテナンスを行うという性質上、高度なノウハウを必要とするためです。

使用して数年以上経過しているエステ機器であれば、修理業者を使って修理するよりも、新たなマシンに買い替えた方がエステサロンの訴求力アップにもつながりやすくなります。導入コストを抑えたい場合には、レンタル・リースプランや月額払いを選択することも可能なので、積極的に買い替えを検討してみましょう。

古い機器は産業廃棄物として処分が必要

エステ機器の修理代金が高額で、新たなマシンに買い替える場合には、古いエステ機器の処分方法にも注意が必要です。エステ機器は粗大ゴミなどで自治体に回収してもらうことはできず、産業廃棄物として適切に処理することが求められます。

メーカーが処分を代行、または下取りを行ってくれるケースもありますが、故障したマシンの場合は産業廃棄物として手放すことが現実的です。産業廃棄物の回収・処分は適切な方法で行わないと、所有者は回収業者とともにペナルティを受ける可能性があるため、信頼できる回収業者を選ぶ必要があります。お住まいの自治体によっては、提携する回収業者をHPで公開していたり、個別に案内したりしているケースもあるため、まずは役所の窓口に問い合わせてみると良いでしょう。

関連記事:業務用脱毛機器が故障した際の対処の仕方!修理の方法とは?

まとめ

業務用エステ機器の修理が必要になった場合、すぐに使用を停止してトラブルや事故を防ぐことが先決です。軽微な故障であってもご自身で分解・修理することはせず、まずはメーカーに問い合わせて今後の対応を確認しておくのが大切です。

エステ機器の修理までの流れは、代替品発送を行うメーカーか訪問修理を実施するメーカーかによって異なります。特に代替品発送で修理を行う場合には、マシンの発送・返送の手間が発生する点に注意してください。本記事でご紹介した修理の流れ・注意点を参考に、正しくエステ機器の修理を受けてマシンを安全に使用しましょう。

ちなみに私たち株式会社b-modelsでは、国内工場でのメンテナンス体制を用意し、代替品の即日発送にも対応した業務用エステ機器を取り扱っています。納品時には機器のお手入れ方法や取り扱い上の注意点をご案内するメンテナンス講習を行い、マシンの使い方はリモート・オンラインでのサポートがご利用いただけます。

また、b-modelsでは業務用エステ機器・美容機器の修理、メンテナンスサポートにも力を入れております。
プローブ接触不良、電源基盤不良、ハンドピース修理交換、本体水漏れ、ボタンスイッチ不良等のトラブルに対応しています。

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