「独立開業したエステサロン経営者の年収はいくら？」
「エステサロンを開業したけど収入が上らない」
これからエステサロンを開業したいエステティシャンの方や、ひとりで経営を頑張っているオーナーの方の中には、このようにお悩みの方も多いでしょう。
この記事ではエステサロン経営者の年収や、年収アップのコツをご紹介します。
エステサロン開業に失敗する人の特徴や、儲かるメニュー作りのポイントもご紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。
エステサロン経営者の年収
独立開業したエステサロン経営者の想定年収は、200万円以下から1,000万円以上とピンキリ。
個人の能力や、開業する物件によって大きく差があります。
「エステサロン経営者」と「社員として雇われたエステティシャン」の想定年収はこちらです。
| ケース | 想定年収 |
| 自宅開業のエステサロン経営者 | 300万円以下〜1,000万円以上 |
| マンション・テナント開業のエステサロン経営者 | 200万円以下〜1,000万円以上 |
| 雇われのエステティシャン | 250万円〜400万円 |
それぞれ詳しくご紹介します。
自宅サロン開業
自宅開業のエステサロン経営者の想定年収は300万円以下〜1,000万円以上です。
自宅サロンは物件費用がかからず、開業資金や運営資金を抑えられることがメリット。
一方で集客がしにくいというデメリットがあります。
特に自宅サロン開業後すぐはお客さんが少ないことが多く、年収300万円以下を覚悟しておいた方がいいでしょう。
しかし新規顧客やリピーターを増やしていけば、年収1,000万円以上稼ぐことも可能です。
マンション・テナント開業
マンション・テナント開業のエステサロン経営者の想定年収は、200万円以下〜1,000万円以上です。
マンション・テナント開業の場合も自宅サロンと同じく、開業後すぐは集客が難しいため赤字経営になる可能性が高くなります。
物件にもよりますが毎月の賃料がかかるため、はじめの想定年収は自宅サロン開業より低いことを覚悟しておいてください。
赤字でも経営が持続できるよう、最低でも6ヶ月分は運営資金を準備しておきましょう。
雇われエステティシャンの給料
正社員として雇われたエステティシャンの平均年収は、250万円〜400万円ほど。
勤めるサロンの場所や方針によって想定年収は異なります。
大手の全国チェーンや、集客しやすい立地で歩合給の比率が高いサロンであれば平均年収は300万円〜500万円ほど。ランクが上がれば年収アップも見込めるでしょう。
地方サロンや個人サロンの場合、給与がスタートからあまり上がらないこともあります。
エステサロン経営者は社員として雇われたエステティシャンと比べて年収が下がる場合もありますが、大きく上がる展望もあるでしょう。
エステサロン開業に失敗する人の3つの特徴
エステサロン開業に失敗する人の特徴はこちらです。
- サロンのコンセプトがあいまい
- 初期投資・固定費が高い
- 情報量が少ない
サロンのコンセプトがあいまい
コンセプトとはお店の経営理念や魅力、お客様のターゲット層など経営の方向性の核となるものです。コンセプトがあいまいでは「サロンを利用するとどんな悩みが解決できるのか」お客様に伝わりません。
「どのようなお店にしたいのか」「なぜエステサロンを始めようと思ったのか」「そもそもこの業界に足を踏み入れたきっかけは……」あなた自身のことをよく棚卸ししてコンセプトを考えてみましょう。
初期投資・固定費が高い
物件の立地や内装、機器等すべてにこだわっていてはローン返済や固定費が高額になり、利益を出すのが難しいことも。
「せっかく開業するのだから理想を追求したい」と思うかもしれませんが、赤字経営で資金が枯渇しては意味がありません。
開業前にこだわりたい項目と、節約できる項目をしっかりと考え資金計画を立てましょう。
情報量が少ない
個人店の場合「どんな人がエステしてくれるのか」「どのような雰囲気のサロンか」等サロンに関する情報量が少ないと、お客様は不安を感じてしまうもの。
SNSやチラシなどで顔写真や店内の写真等を連載すると、サロンの雰囲気が伝わりやすくなります。また、他のお客さんの口コミも安心材料です。
その他にも、技術があることを証明するために、民間の資格を取得しておくのもおすすめ。
儲かるメニューの作り方
多くのお客様に愛されるサロンにするには、魅力的なメニューを作ることが重要です。
儲かるメニューの作り方をご紹介します。
- ターゲットを明確にする
- 周辺店舗との差別化
- 正しい価格設定を行う
ターゲットを明確にする
お客様のターゲット層を絞り、どのような悩みを抱えているかを考えましょう。
例えば「痩せたい女性」をターゲットにするのであれば痩身メニューを中心にメニュー構成し、どの部位が痩せるのかアピールするのがおすすめです。
「家事や育児でリフレッシュしたい主婦層」をターゲットにするのであれば、リラクゼーションメニューを中心に構成する、非日常的な体験ができることをアピールするなどしましょう。ターゲットを明確にすることで、サロンのコンセプトもはっきりしやすくなります。
周辺店舗との差別化
開業する店舗の周辺に、どのようなメニューを掲げるサロンがあるか調査しましょう。
個人のサロンがある場合はターゲット層が被るのを避ける、同じターゲット層でも自分のサロンならではの魅力で差別化するなどが、生き残り戦略を考える上で重要なポイントになります。
大手のサロンがある場合は、価格やメニューの数で勝負しても負けてしまいます。
個人サロンならではの、ひとりひとりのお客様のニーズにあったメニューを提供しましょう。
正しい価格設定を行う
「周りの競合店より高いから」「お客様がなかなか来ないから」と安易に価格を下げてしまうのは危険です。
価格を下げお客様の数が増えても、利益を出すことができなくては倒産に繋がりかねません。
まずは価格を下げるのではなく、接客やサービス等プラスαで提供できることはないか考えましょう。
エステサロン経営者が年収アップするコツ
個人のエステサロン経営において、エステの技術力を高めるだけでは年収アップにつながりません。
エステサロン経営者が年収アップするコツをご紹介します。
- 集客の仕組みを作ろう
- 経営のプロに相談しよう
集客の仕組みを作ろう
個人のエステサロンが利益を上げるために最も重要なことは、新規顧客・リピーターを増やす事。どんなに忙しくても、日々の集客は怠らずに行いましょう。
効率的な集客手段として広告やクーポンサイト、地域のフリーペーパーなどがありますが、どれも広告費用がかかります。
まずは費用が安いこちらの方法を利用してみてください。
- Web集客：SNS・ブログなど
- 手作り広告：ポスティング・チラシ配りなど
Web集客は時間こそかかりますが、軌道に乗ると自動的に集客が可能になることも。
サロンのターゲット層によっては、直接チラシを手渡した方が効果的な場合もあります。
来ていただいたお客様ひとりひとりの悩みに寄り添い、信頼関係を築くことでリピーターを増やしていきましょう。
経営のプロに相談しよう
エステティシャンとして高い技術があるにも関わらず、利益に繋がらないオーナーの方はたくさんいらっしゃいます。
個人のエステサロンで利益を上げるためには、エステの技術だけではなくサロン経営のための知識が必要なのです。
とはいえ初めてサロンを開業する場合は経営の知識がない方も多いでしょう。
エステサロン経営の知識を学ぶにはこちらの方法があります。
- 成功したオーナーに話を聞く
- 経営コンサルティング会社に相談する
- セミナーや専門学校に通う
エステサロン経営のご相談はb-modelsへ
年収をアップさせたいエステサロン経営者の方、初めてのエステサロン開業で不安を感じる方はぜひエステ経営コンサルタント「b-models」にご相談ください。
慣れない経営をすべて一人で行なおうとすると、ひとりひとりのお客様と向き合う時間が取りずらくなってしまいます。
経営部分を専門家に任せることで、オーナー様はじっくりと接客や施術に取り組むことが可能に。結果としてリピーターの獲得に繋がるでしょう。
b-modelsは経営コンサルティングから、サロン技術・スクール事業、業務用機器販売などを展開するエステティックサロン専門商社です。
私たちは経営アドバイスのみをご案内する会社ではありません。
経営者様ひとりひとりに向き合い、エステの専門商社経営コンサルティングから経営者ライフコンサルティングまですべてをご提案させていただきます。
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