脱毛サロンの経営は儲かるの?」
「開業したいけど何から始めていいかわからない」
このようにお考えの方はいませんか?
この記事では脱毛サロン経営の現状や開業に必要なもの、開業の手順を紹介します。
とっておくと有利な資格や脱毛機器の選び方もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
脱毛サロン経営は儲かるか?
脱毛サロン含むエステサロン経営者は、社員として雇われたエステティシャンと比べて年収が下がる場合もありますが、大きく上がる展望があります。
エステサロンの中でも脱毛サロンは、人気が高く新規参入が多い業種です。
ただし競合が多く閉店確率も高いので、事前準備なく安易に開業するのは危険です。
エステサロン経営者の年収と脱毛サロン開業のメリット、脱毛サロン業界の現状を紹介します。
エステサロン経営者の想定年収
個人のエステサロン経営者と、社員として雇われたエステティシャンの想定年収はこちらです。
職種 | 想定年収 |
個人のエステサロン経営者 | 200万円〜1,000万円以上 |
雇われのエステティシャン | 250万円〜400万円 |
個人のエステサロン経営者の想定年収は、能力や開業する物件によって大きく異なります。
開業後すぐはお客さんが少ないことが多く、社員として雇われた頃の年収より少ない場合も。しかし新規やリピーターのお客様を増やしていけば、1,000万円以上稼げる可能性が広がります。
脱毛サロン開業の4つのメリット
エステサロンの中でも脱毛サロンは高い人気があり、エステサロン市場の50〜70%を占めています。
なぜ脱毛サロン開業に人気が集まるのでしょうか?
脱毛サロン開業のメリットはこちらです。
メリット1:開業しやすい
脱毛サロンを開業するにあたって美容脱毛であれば特別な資格は必要なく、誰でもすぐに開業可能です。
また脱毛サロンは美容サロンと比べて、開業費用を抑えやすいのも開業しやすい理由のひとつ。
開業する物件や脱毛機器を購入するかにもよりますが、脱毛機器を購入した場合でも300万円〜500万円ほどで開業できます。
もっと初期費用を抑えたい場合は、脱毛機器のレンタルも検討しましょう。
レンタルであれば月々3万円〜6万円程度で利用できます。
メリット2:客単価が高い
脱毛サロン経営で利益を出すには、客単価を上げ純利益を大きくすることが重要です。
近年レディース脱毛は競合が多く単価は低下傾向ですが、それでも全身脱毛で1回あたりの平均単価が1,6000円から20,000円と高単価。
さらにメンズの全身脱毛は1回あたりの平均単価50,000円以上、人気の髭脱毛でも10,000円から20,000円とこちらも高単価です。
脱毛サロンは1回あたりの客単価が高いので、集客できれば儲けることができるでしょう。
メリット3:個人経営でも大手と競合できる
個人経営の脱毛サロンは、価格が安い大手経営の脱毛サロンが近くにあったとしても集客が可能です。
大手経営の脱毛サロンは価格競争に強い一方で、サロン利用者からすると以下のようなデメリットがあります。
- 毎回担当のエステティシャンが変わる場合があり、悩みを打ち明けにくいことがある
- エスティシャンに営業ノルマが課されている場合があり、勧誘が多いことがある
- 利用者数が多く、予約が取りにくいことがある
個人経営の脱毛サロンはお客様と1対1だからこそ、お客様の悩みに寄り添った接客ができます。
またノルマがないため勧誘が少ないことや、予約の取りやすさも魅力でしょう。
個人経営の脱毛サロンはお客様のニーズに合わせたメニュー提案や接客をすることで、大手経営のサロンより価格が高くても選んでいただける可能性があります。
脱毛サロン業界の現状と展望
人気の脱毛サロン開業ですが、脱毛サロン業界では厳しい現状も。
脱毛サロン開業後、60%以上の店舗が1年以内に閉店していると言われています。
3年以内であれば90%以上の閉店率です。
誰でも開業しやすい脱毛サロンですが、知識や技術、事前準備なしに安易に開業すればすぐに閉店に追い込まれる可能性が高いでしょう。
脱毛サロン業界の展望として、近年ではレディース脱毛や髭脱毛だけでなく介護脱毛やセルフ脱毛といった、新たなターゲットやビジネスモデルも注目されています。
脱毛サロン開業に必要なもの
「脱毛サロン開業を決めたけど、何から始めればいいか分からない」という方は多いと思います。
そこで脱毛サロン開業に必要な「資格」「資金」「脱毛機器」について詳しく紹介します。
脱毛サロン開業に必要な資格
脱毛には「美容脱毛」と「医療脱毛」があります。
美容脱毛の開業の為には特別な資格は必要ありません。
医療脱毛を提供できるのは「医師のいる医療機関のみ」です。
脱毛の美容サロン開業に資格は必要ありませんが、お店を存続していく為にはある程度の技術や知識が必要。
専門的な技術や知識を学んだり、お客様に技術や知識があることを証明するための手段として「脱毛の資格」を取得しておくのもおすすめです。
美容脱毛と医療脱毛の違い
美容脱毛と医療脱毛の違いを表にまとめました。
美容脱毛 | 医療脱毛 | |
特徴 | 光を当てて効果を得る脱毛方法
フラッシュ脱毛とも呼ばれる |
レーザーを当てて効果を得る脱毛方法 |
資格 | 必要なし | 医師のいる医療機関のみ |
メリット | ・医療脱毛と比べ痛みが少ない
・医療脱毛と比べ価格が安い ・濃い毛の効果を実感しやすい |
・産毛でも効果が実感しやすい
・美容脱毛と比べ少ない回数でも効果 が実感できる ・医師によるアフターケアが可能 |
デメリット | ・医療脱毛と比べ効果の実感に多く の回数が必要
・産毛の効果が実感しにくい |
・美容脱毛と比べ痛みを感じることが ある
・人によっては炎症を起こす可能性が ある |
取っておくと有利な資格
脱毛の開業にあたって、とっておくと有利なおすすめの民間資格はこちらです。
- 一般社団法人日本脱毛安全普及協会「認定脱毛士」
- 一般社団法人日本エステティック振興協議会「認定美容ライト脱毛エステティシャン」
- AEA推奨「認定電気脱毛士」(CPE)
民間資格の中には信頼度が低いものもあるので、事前に認定元の団体の規模や信頼できるかを確認しておきましょう。
脱毛サロン開業に必要な資金
個人の脱毛サロンの開業に必要な資金は、店舗の物件や脱毛機器購入の有無で大きく異なります。
例として自宅サロンで脱毛機器を購入する場合、おおよそ300万円あれば開業が可能です。
開業に必要な資金の詳細
脱毛サロン開業に必要な、資金の項目とおおよその金額はこちらです。
項目 | 金額 |
賃料 | 自宅サロン:0円
賃貸マンション:10万円〜20万円 |
内装・リフォーム | 自宅サロン:20万円〜60万円
賃貸マンション:20万円〜200万円 |
脱毛機器 | 購入:150万円〜400万円
レンタル:3万円〜6万円 |
備品 | 数万円〜20万円 |
消耗品 | 5万円〜 |
宣伝費 | 数万円〜 |
フランチャイズ開業の場合
フランチャイズ開業とは、大手企業のブランド名を掲げたり、大手企業の経営サポートを受けながら経営することが可能なビジネスシステム。
フランチャイズを利用すると利用しない場合の開業資金に加えて、毎月企業に支払う資金が必要です。
対価を支払う必要がある分、大手企業の経営サポートで安心して開業できる、ブランド力で集客しやすくなる等のメリットがあります。
脱毛サロン開業に必要な脱毛機器
脱毛サロン開業に欠かせないのが脱毛機器です。
さまざまな業務用脱毛機器がありますが、購入する場合はおおよそ150万円〜400万円。
初期費用を抑えたい場合はレンタルすることもできます。
レンタルの場合企業によっては初期費用や契約更新料等かかる場合もありますので、事前に問い合わせて確認しましょう。
脱毛機器の選び方
脱毛機器を購入する場合の選び方を紹介します。
脱毛機器を選ぶ際に確認したいポイントは次の4つです。
- 脱毛器の種類
- 価格
- 施術時間
- サポート体制
脱毛機器の種類
脱毛サロンで行っている美容脱毛の種類は主に「SHR」「IPL」「E-lights」の3種類です。
サロンのターゲットやニーズに合わせた脱毛機器を選びましょう。
【SHR】
産毛など薄い毛が得意な脱毛方式。
痛みを感じにくく、毛周期関係なく効果が現れるため子供の脱毛やセルフ脱毛にも採用される。
【IPL】
太く濃い毛が得意な脱毛方式。効果が現れるのは成長期の毛のみ。
【E-lights】
IPL脱毛とラジオ波を同時に発する、産毛や白髪が得意な脱毛方式。
美肌にも効果がある。
本体価格とランニングコスト
業務用脱毛機器にかかる費用は、本体価格とランニングコストの2つです。
業務用脱毛機の本体価格はおおよそ150万円〜400万円。
バストケアや美肌ケアなどの機能搭載を謳って高価格で販売する脱毛機器もあるので、必要な機能か検討しましょう。
また業務用脱毛機器の利用には、ランニングコストも必要です。
ランニングコストの相場はおおよそ1ショット0.1円〜1.2円。
本体価格が安くても、ランニングコストが高い場合もあるので事前に確認しましょう。
照射スピード
脱毛機器の照射スピードは、早いものを選ぶのがおすすめです。
照射スピードが早ければお客様1人あたりの施術時間が短くなります。
施術時間の短縮は、回転率のアップや予約の取りやすさに繋がるでしょう。
つまり照射スピードは、お店の利益や評判に大きく影響します。
サポート体制
脱毛機器を選ぶ際は、購入後のサポート体制が充実した機器を選びましょう。
業務用脱毛機器の販売企業の中には機器を購入して終わりではなく、アフターサポートに力を入れる企業があります。
長くお客様に愛されるお店を経営するためには、さまざまな技術やノウハウが必要です。
集客サポートや売上アップのノウハウの提供など、どれくらいのアフターサポートを行ってくれるか事前に確認しましょう。
脱毛サロン開業までの5つのステップ
脱毛サロン開業までに必要な手順は以下のとおりです。
- 資金計画を立てよう
- コンセプトを考えよう
- 物件を選ぼう
- 備品、消耗品を選ぼう
- 資格を取ろう
ステップ1 資金計画を立てよう
脱毛サロン開業を決めたら開業資金や運営資金を計算しましょう。
物件や脱毛機器購入の有無で準備資金は異なります。
まとまった資金を用意するのが難しい場合は、銀行や日本政策金融公庫からの融資制度の利用も。
融資を受けた場合は毎月の運営資金に返済が加わります。
無理のない返済計画を立てましょう。
ステップ2 コンセプトを考えよう
コンセプトとはお店の経営理念や、経営の核となるものです。
コンセプトが決まれば、メニューの種類や価格、内装や備品などが決めやすくなります。
コンセプトがないと経営にブレが生じることがあるので、必ずあらかじめ決めておきましょう
ステップ3 物件を選ぼう
個人経営の脱毛サロンは、自宅での開業と自宅以外の物件を賃貸契約して開業する方法があり、費用が大きく異なります。
賃貸物件を選ぶ時に考えたいポイントはこちらです。
- 予算は無理のない計画が立てられているか
- ターゲット層のお客様を集客しやすい場所か
- 周辺にはどれくらいの競合店舗があるか
ステップ4 備品、消耗品を選ぼう
脱毛機器はもちろん、店内の備品や消耗品を選びましょう。
ターゲット層のお客様に合わせ、こだわりたい物と節約したいものを分けたうえで選択することをおすすめします。
主に準備したい備品や消耗品はこちらです。
- 脱毛機器
- 施術台(ベッド)
- 椅子
- ベッドシーツ
- タオル
- 使い捨てパンツ、ブラ
- 施術用ジェル
- シェイバー
- ゴーグル
- ゴム手袋
ステップ5 資格を取ろう
脱毛サロン開業には特別な資格は必要ありませんが、ある程度の技術や知識、経験は必要。
お客様に技術や知識があることをアピールするためにも、先の章で説明したような資格の取得をしておくと有利です。
またエステティシャンの経験がない方は、スクールに通ったり一度エステサロンで働いて経験を積んだ後に開業するのがいいでしょう。
脱毛サロン経営に失敗しないコツ
脱毛サロン経営に失敗しないコツを紹介します。
しっかりと利益を生む、お客様に長く愛されるお店を目指しましょう。
他店との差別化を考える
価格や立地で勝負しても大手には負けてしまいます。
個人が経営するお店ならではの、一人一人のお客様のニーズにあったサービスを心がけましょう。
おすすめの方法は、お客様のターゲット層を絞ることです。
例えば「平日の昼間は仕事をしている女性」であれば平日の遅い時間まで営業していたり、土日でも予約が取りやすいお店は魅力的ですね。
近年ではキッズ脱毛や、介護脱毛など今までは違うターゲット層からの需要も増えています。
効果的な集客を行う
脱毛サロンで利益を上げるには新規顧客を増やすことが重要です。
集客方法としてクーポンサイトや広告、地域のフリーペーパーに情報を連載する方法がありますが、どれもお金がかかります。
最初のうちはSNSやYouTube、お店のHPなどを利用するといいですね。
正しい価格設定を行う
「お客様が来ないから」「周りの競合店より高いから」と、安易に価格を下げてしまうと利益を出すことができなくなり倒産に繋がりかねません。
大手経営の脱毛サロンは資金力があるからこそ、キャンペーンなどで価格を下げて集客することが可能です。
まずはメニューや接客、店舗の雰囲気といった価格以外のポイントから見直すことをおすすめします。
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