
「新規のお客様が増えない」
「集客アプリが多すぎて、どれに登録すればいいか分からない」
エステサロンを経営していると、このような悩みを抱える場面は少なくありません。
弊社にも、集客に関するご相談がサロンオーナー様から数多く寄せられています。
結論からお伝えすると、集客サイト・アプリは「料金の仕組み」と「サロンのターゲット層」で選ぶのが基本です。
まずは無料で使えるGoogleビジネスプロフィールやInstagramで土台を作りましょう。
そのうえで、予算とターゲットに合う予約サイトを1〜2個組み合わせるのが失敗しにくい進め方です。
本記事では、エステサロン向けの集客サイト・アプリ10個を、料金の仕組みと向いているサロンの特徴とあわせて紹介します。
選び方や、広告表現で守るべき法律の注意点も解説するので、媒体選びの参考にしてください。
エステサロン向け集客サイト・アプリは料金の仕組みで3タイプに分かれる
エステサロンの集客サイト・アプリは、料金の仕組みによって大きく3タイプに分けられます。
- 月額固定型:毎月決まった掲載料を払う(例:ホットペッパービューティー)
- 成果報酬型:予約や来店があったときだけ手数料を払う(例:ミニモ、楽天ビューティ)
- 無料ツール型:基本無料で使え、有料機能を追加できる(例:Googleビジネスプロフィール、Instagram、LINE公式アカウント)
月額固定型は掲載料がかかる分、利用者が多く新規客との接点を増やしやすいのが強みです。
成果報酬型は反響がなければ費用が発生しにくく、開業直後の個人サロンでも始めやすい仕組みです。
無料ツール型はコストを抑えられる一方、写真や投稿の更新を自分で続ける手間がかかります。
どのタイプが合うかは、毎月かけられる集客費と、更新にかけられる時間で判断しましょう。
エステサロン向けおすすめ集客サイト・アプリ10選

ここからは、エステサロン向けの集客サイト・アプリを10個紹介します。
紹介するサービスは次のとおりです。
- ホットペッパービューティー
- minimo(ミニモ)
- Googleビジネスプロフィール
- LINE公式アカウント
- 楽天ビューティ
- EPARKリラク&エステ
- エキテン
- OZmall(オズモール)
- PayPayマイストア
料金は2026年10月時点の公開情報をもとにしています。
掲載料や手数料は改定されることがあるため、申し込み前に各公式サイトで最新の条件を確認してください。
ホットペッパービューティー
「ホットペッパービューティー」は、美容サロン探しの定番となっている国内最大級の予約サイトです。
ヘアサロンやネイルサロンのほか、エステサロンや美容クリニックも掲載できます。
ネット予約やクーポン配信の機能があり、予約管理はサロン向けシステム「SALON BOARD」で行えます。
掲載料金は月額固定型で、エリアとプランによって異なります。
金額は公開されていないため、見積もりは営業担当への問い合わせで確認する形です。
向いているのは、集客費をかけてでも新規客を早く増やしたいサロンや、駅前など競合の多いエリアのサロンです。
集客のコツはエステサロンの集客はホットペッパーでできる?メリット・デメリットと成功する7つのコツで解説しています。
minimo(ミニモ)
「minimo(ミニモ)」は、美容サロンに特化した予約アプリです。
店舗ではなくスタッフ個人を指名して予約する仕組みのため、お客様との信頼関係を築きやすいのが特徴です。
初期費用・月額料金は0円で、予約したお客様が来店したときだけ手数料がかかる成果報酬型です。
手数料は施術料金に応じて1件110円〜880円(税込)の4段階で、2026年2月来店分から改定されています。
施術料金が高いほど手数料の負担率が下がるため、固定費を抑えたい個人サロンや自宅サロンに向いています。
改定後の手数料や支払い方法は、ミニモの掲載手数料はいくら?支払い方法や払わないとどうなるかも解説を参照してください。
Googleビジネスプロフィール
「Googleビジネスプロフィール」(旧称:Googleマイビジネス)は、検索結果やマップに無料でサロン情報を載せられるサービスです。
住所や営業時間のほか、店内写真やメニュー、ホームページへのリンクを載せられます。
「地域名+エステ」で検索するお客様の目に留まりやすく、来店圏内の見込み客に訴求できるのが強みです。
お客様の口コミに返信できるため、丁寧な対応そのものがサロンの印象づくりにつながります。
対応する予約システムと連携すれば、プロフィール上に予約ボタンを表示することも可能です。
費用がかからないため、規模を問わずすべてのエステサロンに登録をおすすめします。
ただし競合サロンも多く利用しているため、写真やメニュー情報で強みを伝える工夫は欠かせません。
「Instagram」は、画像と動画が中心のSNSです。
施術の雰囲気や店内の様子を視覚的に伝えられるため、エステサロンとの相性が良い集客ツールです。
アカウントの開設・運用は無料で、予算に応じてSNS広告を出稿することもできます。
プロアカウントにすれば、投稿の反応を確認できるインサイト機能や、予約ページへ誘導するボタンも使えます。
個人サロンから複数店舗のサロンまで、幅広くおすすめできるサービスです。
インスタグラムでの集客方法は、エステサロンの集客をインスタグラムで行う方法!人気づくりのコツは?で解説しています。
LINE公式アカウント
「LINE公式アカウント」は、友だち登録してくれたお客様にメッセージやクーポンを配信できるサービスです。
新規集客よりも、一度来店したお客様のリピート促進に強いツールといえます。
無料の「コミュニケーションプラン」なら、月200通までメッセージを送れます。
配信数を増やしたい場合は、月額5,000円(税別)で月5,000通まで送れる「ライトプラン」などの有料プランがあります。
予約サイト経由で来店したお客様を友だち登録につなげれば、媒体の手数料に頼らない再来店の導線を作れます。
楽天ビューティ
「楽天ビューティ」は、楽天グループが運営する美容サロンの予約サイトです。
予約や来店で楽天ポイントが貯まるため、楽天会員に強く訴求できるのが特徴です。
料金は成果報酬型で、初期費用のほかは予約の件数や方法に応じて費用が発生します。
ポイントを重視するお客様が多く、価格の手頃なメニューをそろえたサロンと相性が良いでしょう。
EPARKリラク&エステ
「EPARKリラク&エステ」は、リラクゼーションサロンやエステサロンに特化した予約サイトです。
8,000件以上のサロンと、27万件以上の口コミが掲載されています。
掲載料金は公式サイトで公開されていないため、サロン向けの問い合わせ窓口で確認が必要です。
リラクゼーション系メニューやボディケアを中心にしたサロンが、同じ目的のお客様に見つけてもらいやすい媒体です。
エキテン
「エキテン」は、エステサロンのほか治療院や教室など幅広い業種を掲載できる口コミサイトです。
無料で店舗情報を掲載でき、口コミやランキングを見て店舗を探すユーザーに訴求できます。
月額5,000円(税別)からの有料プランでは、ネット予約の受付やページの充実が可能です。
有料プランには初期費用や最低契約期間の条件があるため、契約前に内容を確認しておきましょう。
まずは無料掲載で反響を確かめ、軌道に乗ってから有料プランを検討する使い方がおすすめです。
OZmall(オズモール)
「OZmall(オズモール)」は、首都圏で働く女性を主なターゲットとする予約サイトです。
編集部が選んだサロンが掲載されるため、高価格帯のサロンでもお客様が安心して予約しやすい媒体です。
申し込めば必ず掲載されるわけではなく、技術力や接客品質に自信のあるサロン向けといえます。
首都圏で上質な施術を打ち出したいサロンは、サロン向けページから掲載条件を問い合わせてみましょう。
PayPayマイストア
「PayPayマイストア」は、PayPay決済を導入している店舗が無料で使える店舗ページです。
PayPayアプリ内のマップにサロンが表示され、営業時間や写真、店舗情報を掲載できます。
月額1,980円(税別)のライトプランを契約すると、独自クーポンやスタンプカードを配信できます。
ライトプラン契約中は決済手数料が1.60%(税別)となり、通常の1.98%(税別)より下がる点もメリットです。
PayPayで支払うお客様が多いサロンなら、リピート促進の手段として検討する価値があります。
エステサロンに合う集客サイト・アプリの選び方
集客サイト・アプリを選ぶときは、次の4つのポイントを確認しましょう。
- サロンのターゲット層が使っている媒体か
- 毎月の集客費に合った料金体系か
- 予約管理や情報更新を無理なく続けられるか
- 新規集客とリピート促進の役割分担ができているか
ターゲット層が使っている媒体を選ぶ
同じエステでも、20代の学生と40代の会社員では使う媒体が異なります。
若い世代を狙うならミニモやInstagram、首都圏の働く女性ならOZmallというように、ターゲットから逆算して選びましょう。
ターゲットが曖昧なまま登録すると、予約が入っても客単価やリピート率が伸びにくくなります。
料金体系と集客費の上限を決める
最初に、毎月の売上のうち集客にかけられる金額の上限を決めておきます。
固定費を抑えたい開業直後は、成果報酬型や無料ツールから始めるのが安全です。
予約が安定し、さらに新規客を増やしたい段階になってから月額固定型を検討しても遅くありません。
運用の手間を見積もる
媒体を増やすほど、空き枠の調整やメッセージ対応などの手間も増えます。
複数の予約サイトを使う場合は、ダブルブッキングを防ぐために予約の一元管理の方法も決めておきましょう。
1人で運営するサロンなら、まずは2〜3媒体に絞って丁寧に更新するほうが成果につながりやすくなります。
新規集客とリピート促進を組み合わせる
予約サイトは新規客との出会いに強く、LINE公式アカウントは再来店の促進に強いツールです。
予約サイトで出会ったお客様をLINEの友だちにつなげれば、2回目以降の予約で手数料をかけずに済みます。
役割の違う媒体を組み合わせることで、集客コストを抑えながら売上を安定させやすくなります。
集客以外も含めた売上の伸ばし方は、エステサロンの売上アップ方法10選|集客・客単価・リピート率を伸ばすコツで紹介しています。
エステサロンが集客サイトを使うメリット・デメリット

集客サイトは、少ない予算でも始めやすく、多くの見込み客にアプローチできる手段です。
一方で、ターゲットに合わない媒体を選ぶと費用だけがかさむこともあります。
ここでは集客サイトを使うメリット・デメリットを整理します。
集客サイトのメリット
集客サイトを使うメリットは、主に次の3つです。
- 無料プランや成果報酬型を選べば、初期の集客費を抑えられる
- サロンを探している見込み客に直接見つけてもらえる
- 予約受付やクーポン配信などの機能をすぐに使える
自社ホームページだけで集客する場合、検索で上位に表示されるまで時間がかかります。
集客サイトは、すでにサロンを探しているユーザーが集まっているため、開業直後から接点を作りやすいのが強みです。
Web広告やSNS広告を使えば、年齢や地域を絞って配信できるため、費用対効果の高い集客にもつながります。
集客サイトのデメリット
一方で、集客サイトには次のようなデメリットもあります。
- 利用を続ける限り、掲載料や手数料がかかり続ける
- ページのデザインや掲載できる情報量に制限がある
- 同じ媒体に競合サロンが並ぶため、価格競争に巻き込まれやすい
1つの媒体に頼り切ると、料金改定や掲載順位の変化がそのまま売上に響きます。
リピート客が増えてきたら、自社ホームページやLINEからの予約に切り替えるなど、媒体に依存しない仕組みを整えましょう。
掲載できる情報量が限られる分、サロンの強みは1〜2点に絞って発信するのが効果的です。
集客サイトの効果を高めるにはターゲットとコンセプトの土台作りが必要

集客サイトに登録しても予約が伸びない場合、媒体よりもサロンの土台に原因があることが多いです。
集客に悩むサロンには、次のような共通点が見られます。
- 来店してほしいお客様像(ターゲット)が決まっていない
- コンセプトやメニューが近隣の競合サロンと似ている
- サロンの強みを言葉にできておらず、掲載ページで伝わっていない
土台が固まらないまま集客サイトを使うと、新規客は来てもリピートにつながりません。
その結果、毎月新規客を集め続ける必要があり、集客費が経営を圧迫してしまいます。
予約が伸び悩んでいる場合は、ターゲットとコンセプトを見直すことから始めましょう。
集客がうまくいかない原因と対策は、エステ集客できない?エステサロンの集客方法とアイデア6選で解説しています。
掲載ページで覚えてもらいやすい店名を考えるなら、売れるサロン名の決め方も参考になります。
お客様に選ばれるサロンづくりの考え方は、行きたくなるエステサロンとは?売上の上がるサロンの特徴で紹介しています。
関連記事:エステサロンの集客方法12種類を解説!集客のコツや失敗の理由についても
エステサロンが集客サイト・広告を利用する際の注意点

集客サイトやWeb広告に載せる文章は、法律や業界基準に沿って作る必要があります。
特に注意したいポイントは次の4つです。
- 「エステティック業統一自主基準」を確認しておく
- 景品表示法を守る
- 口コミやインフルエンサー投稿はステマ規制に注意する
- 薬機法・医師法に触れる表現を避ける
一つずつ解説します。
「エステティック業統一自主基準」を確認しておく
エステ業界には、業界団体が自主的に定めた「エステティック業統一自主基準」があります。
広告表示や契約、施術の安全管理などについて、業界としての考え方がまとめられています。
守らなくても罰則があるわけではありませんが、トラブルを防ぐために事前に目を通しておきましょう。
景品表示法を守る
実際よりも著しく良く見せる表現や、お得だと誤解させる表現は景品表示法に違反するおそれがあります。
たとえば、普段から3,000円のコースを「今だけ3,000円」と表示すると、有利誤認にあたる可能性があります。
「業界No.1」などの表現も、客観的な根拠を示せない場合は使わないようにしましょう。
詳しくは消費者庁の景品表示法に関するページで確認できます。
口コミやインフルエンサー投稿はステマ規制に注意する
2023年10月1日から、広告であることを隠した宣伝(ステルスマーケティング)が景品表示法の規制対象になりました。
お客様やインフルエンサーに謝礼を渡して投稿を依頼する場合は、「広告」「PR」などの表記が必要です。
Googleビジネスプロフィールやエキテンの口コミを、特典と引き換えに書いてもらう行為にも注意しましょう。
規制の内容は消費者庁のステルスマーケティング規制のページにまとめられています。
薬機法・医師法に触れる表現を避ける
エステサロンでは、医師免許が必要な医療行為を行うことはできません。
「治療」「診断」など医療行為を連想させる表現は、医師法や薬機法の違反とみなされる可能性があります。
「必ず痩せる」「シミが消える」のように、身体の変化を断定する表現も避けましょう。
医師の推薦文を掲載する場合も、表現に問題がないか事前に確認しておくことが大切です。
エステサロンの集客サイト・アプリに関するよくある質問
無料で使えるエステサロン向けの集客アプリはありますか?
Googleビジネスプロフィール、Instagram、LINE公式アカウントは無料で始められます。
ミニモも初期費用と月額料金が0円で、来店があったときだけ手数料がかかる仕組みです。
エキテンやPayPayマイストアも、無料で店舗情報を掲載できます。
開業したばかりの個人サロンは、どの集客サイトから始めるべきですか?
まずはGoogleビジネスプロフィールとInstagramに登録し、無料で見つけてもらえる状態を作りましょう。
そのうえで、成果報酬型のミニモなど、固定費のかからない予約サイトを1つ追加するのがおすすめです。
予約が安定してから、月額固定型の媒体を検討すると集客費の無駄を防げます。
複数の集客サイトを同時に使っても問題ありませんか?
併用自体に問題はなく、ターゲットの異なる媒体を組み合わせると接点を増やせます。
ただし、空き枠の管理が媒体ごとに分かれると、ダブルブッキングが起きやすくなります。
予約の一元管理の方法を決めたうえで、更新を続けられる数に絞って運用しましょう。
まとめ
エステサロンの集客サイト・アプリには、月額固定型・成果報酬型・無料ツール型の3タイプがあります。
まずは無料のGoogleビジネスプロフィールやInstagramで土台を作り、予算とターゲットに合う予約サイトを組み合わせましょう。
予約サイトで出会ったお客様をLINE公式アカウントにつなげれば、手数料に頼らないリピートの仕組みも作れます。
掲載する文章は、景品表示法やステマ規制、薬機法・医師法に沿って作ることも忘れないでください。
サロン経営全体の課題を整理したい方は、サロン経営のよくある悩み7選もあわせてご覧ください。
なお、私たちb-modelsでは業務用エステ機器の販売をはじめ、エステサロンの経営・開業をサポートしています。
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