「キャビテーションは効果がないって聞いたことがあるけど本当なの?」
「キャビテーションの効果について詳しく知りたい」
このように思われている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、キャビテーションは1回の施術でも効果を実感することができます。効果がないと感じるのは、施術の質が悪いなどの理由が考えられます。
この記事では、キャビテーションは効果がないと言われる原因について解説し、キャビテーションの効果を最大限に引き出すための方法などについてもご紹介します。
キャビテーションとは
キャビテーションとは、脂肪層に超音波の振動を与えることで、体内に気泡を発生させ、気泡が弾ける際の衝撃によって脂肪を分解する現象のことを指します。
分解した脂肪は、リンパ管を通って肝臓に運ばれて分解され、さらに腎臓でろ過されてから尿として排出されます。
キャビテーションは、太ももやお腹、背中などの比較的広い範囲の施術に向いています。脂肪を分解する効果の他には、血流やリンパの流れを良くすることで、冷え性やむくみの改善にも期待できます。
キャビテーションは、肌への負担を抑えながら脂肪を分解することができるので、今までに色々なダイエットをしてきたけど効果がなかった人や続かなかった人におすすめです。
キャビテーションの効果
キャビテーションの主な効果は3つです。
- セルライトや脂肪細胞を分解する
- 部分痩せができる
- むくみの改善
それぞれの効果について解説します。
セルライトや脂肪細胞を分解する
キャビテーションは、超音波の振動により、狙った部分のセルライトや脂肪細胞を分解することが可能です。
運動などをしてもなかなか落ちにくいセルライトに対してもダイレクトにアプローチすることができます。凸凹とした脂肪の解消につながります。
また、脂肪細胞を分解することで、脂肪細胞自体が減少するため、リバウンドしにくい体作りにも効果が期待できます。
部分痩せができる
食事制限などでは、部分痩せは難しいですが、キャビテーションであれば部分痩せが可能です。
太もも・お腹・背中・二の腕など気になるパーツを集中的にケアすることで、すっきりとしたシルエットを手に入れることができるでしょう。
むくみの改善
キャビテーションの振動は、血管やリンパ管を刺激して流れを促進し、むくみを改善する効果が期待できます。
足がむくんでしまうのは、長い時間立ちっぱなしや座りっぱなしなどの同じ姿勢を続けることで、下半身の血流やリンパの流れが滞るのが原因です。
キャビテーションの振動により血流やリンパの流れを良くすることで、むくみの解消はもちろん、血行が改善されて冷え性などの症状も和らぎます。
キャビテーションで効果を感じない理由
キャビテーションは、1回の施術でもラインがすっきりとするような効果を期待できます。
しかし、施術を受けた人の中には、1回ではあまり効果を感じなかったという人もいます。キャビテーションで効果を感じない理由として考えられるのは、次の5つです。
- 使用したキャビテーションの質が悪い
- 1回で痩せられると思っていた
- 暴飲暴食をしていた
- 運動不足
- 身体の代謝が悪い
それぞれの理由について解説します。
使用したキャビテーションの質が悪い
キャビテーションの質が悪いと施術を受けても効果を感じない場合があります。
本来、キャビテーションは、体内に気泡を発生させて、気泡が弾ける際の衝撃によって脂肪細胞を破壊させるものです。
しかし、質の悪いキャビテーションの場合は、振動だけを与えて肌内部気泡を発生させることができない場合があります。
キャビテーションで効果を実感するためには、キャビテーションという言葉だけではなく、どのような機器を使用しているのかをチェックすることが大切です。
1回で痩せられると思っていた
キャビテーションは1回の施術で効果を実感される方もいらっしゃいますが、多くは複数回、あるいは一定の期間利用することで実感頂ける場合が多いです。
キャビテーションは「メスを使わない脂肪吸引」などと言われることがありますが、基本的には1回で理想のボディラインを手に入れられるものではありません。
定期的に施術を受けることにより、徐々に理想のボディラインに近づくことが期待できるのです。
暴飲暴食をしていた
キャビテーションの施術をしにエステに通っている間に、暴飲暴食をしてしまっていては、効果を感じないどころか痩せることもできません。
キャビテーションでいくら脂肪を破壊したとしても、暴飲暴食でそれ以上に新たな脂肪を作ってしまうことになります。
無理な食事制限をする必要はありませんが、キャビテーションで効果を出すためには、暴飲暴食は控えましょう。
運動不足
運動不足で筋肉が衰えている場合は、キャビテーションを受けても思ったように効果を感じられないことがあります。
運動不足の方は、キャビテーションに筋肉運動を促すEMSを併用するのがおすすめです。
筋肉が増えると基礎代謝がアップし、消費カロリーの増加につながることで、太りにくい体になります。
一方で、運動不足で筋肉量が少ないと、脂肪を燃焼させる力が弱いため、なかなか痩せることができません。
しかし、今まで運動をしていなかった人が、いきなり運動を始めるのはハードルが高かったりします。そんな時でもEMSであれば、運動をせずとも筋肉を刺激させることが可能です。
キャビテーションで効果が出ない理由として、運動不足が考えられる場合は、EMSとの組み合わせを試してみましょう。
身体の代謝が悪い
キャビテーションでせっかく脂肪を乳化したとしても、血流やリンパの流れなどの身体の代謝が悪いと、老廃物を排出することができないため、十分な効果を得られないことがあります。
リンパの流れは、老廃物を排出するために重要です。マッサージなどは、血流やリンパの流れを良くする効果があります。
キャビテーションで思ったように効果を実感できない場合は、マッサージを組み合わせるもの良いでしょう。また、家庭では美容ローラーなどでケアするのもおすすめです。
キャビテーションのメリット
キャビテーションのメリットは、主に3つあります。
- リバウンドが少ない
- 身体への負担が少ない
- 1度の施術でも効果を実感しやすい
それぞれのメリットについて、解説します。
リバウンドが少ない
キャビテーションは、脂肪細胞を溶かして減少させる施術です。一度溶けた細胞が元に戻ることはないため、リバウンドが少ない施術方法だと言えます。
キャビテーションの施術を受けてから3~5日程度は、脂肪が柔らかく燃えやすい状態です。その期間に合わせて運動を実施することで、さらにリバウンドしにくくなります。
身体への負担が少ない
キャビテーションは、特殊な超音波振動で直接的に脂肪細胞にアプローチします。
美容整形や鍼治療に比べて、身体への負担が少なく、蓄積した脂肪を解消できるのが特徴です。痛みもほとんど無いので、リラックスしながら施術を受けられます。
1度の施術でも効果を実感しやすい
キャビテーションは、即効性のある施術で、1度の施術でも効果を実感しやすいのが特徴です。
キャビテーションは、脂肪に直接働きかけて溶かし、老廃物と一緒に体外へと排出させます。
そのため、むくみを軽減させる効果が高く、ビフォーアフターで比べると、その差を実感することができるでしょう。
キャビテーションのデメリット
キャビテーションのデメリットは、主に3つあります。
- 骨伝導音が発生する
- 皮膚がたるむことがある
- 肝臓に負担がかかる
それぞれのデメリットについて解説します。
骨伝導音が発生する
キャビテーションの施術時に、特有の施術音が鳴るため、不快に感じる方もいます。
特有の施術音が鳴る理由は骨伝導によるものです。超音波の振動が骨を伝って聞こえてしまうのです。特に脂肪が少ない部分を施術すると音を感じやすくなります。
骨伝導音が発生しやすい部分を避けて施術すれば音の発生を最小限にすることができます。多くの方が気にならない程度の音ですが、どうしても気なる場合は施術者に伝えましょう。
皮膚がたるむことがある
無理なダイエットをしている最中に、キャビテーションの施術を受けると、皮膚がたるんでしまうことがあります。
それは、脂肪によって張っていた肌が、その下の脂肪がなくなることによって、空気を抜いた風船と同じように肌がしぼんでしまうからです。
ダイエット中にキャビテーションを受ける場合は、その旨を施術者に伝えて施術するペースを検討してもらうと良いでしょう。
肝臓に負担がかかる
キャビテーションの施術後は、一時的に肝臓に負担がかかる可能性があります。
その理由は、キャビテーションによって破壊された脂肪は肝臓で分解されるからです。
さらにその後は腎臓でろ過されて体外に排出されます。肝臓や腎臓が悪い人は、施術を受ける前にサロンの施術担当者に相談しましょう。
キャビテーションの効果を最大限に引き出すためのコツ
キャビテーションは、施術を受けるだけでも効果を十分に実感できる可能性が高いですが、さらに効果を引き出す方法があります。
キャビテーションの効果を最大限に引き出すためのコツは以下の4つです。
- 継続する
- 食事制限を取り入れる
- 軽い運動をする
- マッサージなどで身体の代謝を促す
一つずつ解説します。
継続する
キャビテーションの施術は、1回でも効果を実感することができる可能性が高いですが、継続するとさらに効果アップが期待できます。
セルライトなどの脂肪の量が多い場合には、1度で分解することはできません。そのような場合は、1週間程度の間隔を空けながら施術をすることで、脂肪の分解と排出を効率良く繰り返すことができるため、効果を最大限に引き出すことができます。
キャビテーションは1週間に1回の施術を継続的に受けるのが理想とされています。
食事制限を取り入れる
適度な食事制限を取り入れるとキャビテーションの効果をさらに引き出すことができます。
痩せるための第1歩は、食生活の改善です。食事制限を取り入れることで、短時間で理想のボディラインを手に入れることができるでしょう。
軽い運動をする
軽い運動や筋トレをするとキャビテーションの効果をより実感しやすくなります。
その理由は、軽い運動や筋トレにより筋肉量を増やすと基礎代謝が上がるため、脂肪が燃えやすくなるからです。
また、キャビテーション後は脂肪が燃えやすい状態なので、施術後に運動をすることで、ダイエットの相乗効果が期待できます。
マッサージなどで身体の代謝を促す
キャビテーション後は、分解された脂肪が流れやすくなっています。そのため、施術後にマッサージなどを行い、リンパの流れを促進すると効果が出やすいです。
キャビテーション後、数日間は分解した脂肪が流れやすい状態が続くので、自宅でもしっかりとセルフケアを行いましょう。
よくある質問
キャビテーションについてよくある質問をまとめました。
キャビテーションに即効性はありますか?
キャビ―テーションは、1回でも効果を実感できる場合がありますが、継続することでさらに効果を実感しやすくなります。
ただしキャビテーションの質が悪い場合には、即効性を感じられないかもしれません。キャビテーションを受ける際には、どのような機器を使用しているのかもチェックしておきましょう。
キャビテーションは何回やったら効果が出ますか?
何回やったら効果が出るかには個人差があります。また、使用するキャビテーションによっても効果は異なります。
できるだけ早い結果を求めるのであれば、食事制限や運動、マッサージなどもあわせて取り入れることをおすすめします。
キャビテーションとハイフではどっちが痩せますか?
目的によって異なります。どちらかというと全体的に痩せたい人にはキャビテーション、部分で気に痩せたい人にはハイフが向いています。
ちなみに、キャビテーションは、振動により気泡を発生させて脂肪を破壊、ハイフは、熱エネルギーを集中させることで脂肪を破壊するといった違いがあります。
まとめ
この記事では、キャビテーションは効果がないと言われる理由やキャビテーションの効果、また効果を引き出す方法について解説してきました。
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