脱毛サロンにおいて、どのメーカーの業務用脱毛機器を選ぶかは売上に直結する重要なポイントです。
しかし業務用脱毛機器は150~400万円と高額なため簡単には意思決定できず、「失敗しない選び方を知りたい」と悩むサロン経営者の方も少なくありません。
そこでこの記事では業務用脱毛機器の7つの選び方を解説します。
購入の注意点も紹介しているので、業務用脱毛機器の導入を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
脱毛サロンが選べる業務用脱毛機器は「光脱毛」のみ
脱毛には「サロン脱毛」「医療脱毛」の2種類があり、扱える機器の種類が異なります。脱毛サロンでは医療脱毛は実施できないため、扱える業務用脱毛機器は「光脱毛」方式のみとなることを覚えておきましょう。
- 美容脱毛:光脱毛方式
- 医療脱毛:レーザー脱毛方式
光脱毛(フラッシュ脱毛)とは、毛のメラニン色素に反応する光を照射することで毛根に熱を与え抑毛・減毛を働きかける脱毛方法のこと。医療脱毛と比較すると光線が弱く設定してあり、痛みを感じにくい、肌トラブルが起きにくい点がメリットです。
使用する光の種類によってIPL・SSC・SHR・E-lightの4種類に分かれているのも特徴の一つです。
サロン脱毛 | 医療脱毛 | |
脱毛方式 | 光脱毛 | レーザー脱毛 |
施術場所 | 脱毛サロン | 医療機関 |
種類 |
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業務用脱毛機器の7つの選び方
業務用脱毛機器の選び方を7つのポイントに絞って解説します。メーカー・商品を選ぶ際は下記を比較しましょう。
- 脱毛方式(IPL・SSC・SHR・E-light)
- メーカー実績
- コストパフォーマンス
- マシンの効果・性能
- メニューの豊富さ
- サポート・アフターフォロー
- レンタル・リースに対応しているか
業務用脱毛機器の選び方①脱毛方式(IPL・SSC・SHR・E-light)
光脱毛の業務用脱毛機器はIPL・SSC・SHR・E-lightの4種類に分けられます。それぞれのメリット・デメリットを理解し、サロンに合った脱毛方式を選択しましょう。
脱毛方式 | メリット | デメリット |
IPL脱毛 |
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SSC脱毛 |
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SHR脱毛 |
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E-light脱毛 |
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IPL脱毛
IPL脱毛(インテンス・パルス・ライト)は光脱毛のなかでもっともメジャーな方法で、多くの脱毛サロンで導入されています。強い光を照射することで毛根の毛母細胞や毛乳頭にダメージを与え、毛を抜けやすく・生えにくくする仕組みです。
メラニン色素に反応するため、特に太くて濃い毛に効果が期待できます。広範囲への照射が可能なことから施術時間が短く、他の脱毛方式よりも効果実感が早い点もメリットです。
デメリットとしては痛みを感じやすいこと、産毛など薄い毛には効果を発揮しにくいことが挙げられます。
メリット | デメリット | |
IPL脱毛 |
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SSC脱毛
SSC脱毛(スムース・スキン・コントロール)は、ビーンズジェルという特殊なジェルの上から光を照射する脱毛方式のこと。ビーンズジェルにはトレジャービーンズと呼ばれる特殊なカプセルが配合されており、カプセル内の有効成分が溶け出すことで制毛効果を発揮します。
ジェルが光の刺激を和らげるためフラッシュ脱毛特有のパチッとした痛みを感じにくく、肌に優しい点が魅力的。さらにジェルには美肌成分が含まれているため、脱毛とお肌ケアを同時に行えるメリットもあります。
ただしSSC脱毛は毛根に直接刺激を与える仕組みではないため即効性はありません。また日焼けした肌やホクロのある部分には照射できないのもデメリットといえるでしょう。
メリット | デメリット | |
SSC脱毛 |
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SHR脱毛
SHR脱毛(スーパーヘアーリムーバル/蓄熱式脱毛)とは、発毛を促す毛包に熱を蓄積させることでダメージを与える脱毛方式。毛包にアプローチする方法のため毛周期に合わせる必要がなく、最短で2週間に1回のペースで施術を行えます。
痛みが少なく肌への負担が少ない点が特長で、脱毛の痛みや肌トラブルを避けたい人におすすめです。メラニン色素量には影響されないため、薄い毛や金髪だけでなく日焼け肌・ホクロにも照射可能。
ただし比較的新しい脱毛方式であり導入店舗が少ないこと、それにより実績・データが少ないことはデメリットといえます。長期間脱毛効果を維持できるかは検証されていないため、再び毛が生えてくる可能性もゼロではありません。
メリット | デメリット | |
SHR脱毛 |
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E-light脱毛
E-light脱毛はIPL脱毛とRF(ラジオ波)を組み合わせた脱毛方式のことです。
IPL脱毛のメリットである太くて濃い毛への脱毛効果はそのままに、RFの作用により産毛や金髪などの色素が薄い毛にも対応。IPLとRFが互いの弱点を補い合うことで、肌質・毛質を問わずすべての人に脱毛効果を見込めます。
さらにE-light脱毛は美肌効果が高い点も魅力的です。メラニン色素に反応するIPLはシミ・そばかすに、皮膚の奥深くに作用するRFはたるみやシワに効果的。E-light脱毛では2つの相乗効果によって脱毛だけでなく美肌にも高い効果を発揮します。
ただしE-light脱毛は照射される光エネルギーの温度が高く、痛みを感じやすいデメリットも存在します。そのため痛みや刺激に弱い人には不向きといえるでしょう。ただ最近は優れた冷却機能を持つ機器も登場しているため、施術の痛みを抑えたい場合は機器選びを工夫することをおすすめします。
メリット | デメリット | |
E-light脱毛 |
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業務用脱毛機器の選び方②メーカー実績
業務用脱毛機器を販売しているメーカーの実績や信頼性を確認しましょう。導入サロン数が多いメーカーはデータやノウハウを蓄積しており、経営の心強い味方となってくれます。
特に新規開業オーナーや美容業界初参入の経営者は、導入後研修や施術講習を実施している実績豊富なメーカーを選ぶと安心です。
業務用脱毛機器の選び方③コストパフォーマンス
業務用脱毛機器には本体価格とランニングコストの2つのコストが発生します。
たとえ初期費用が安い機器でも、ランニングコストが高ければ長期的に見て割高になることも。2つのコストを理解し、コストパフォーマンスに優れた業務用脱毛機器を導入しましょう。
業務用脱毛機器の本体価格の相場
業務用脱毛機器の本体価格の相場は150~400万円です。機能や性能、マシンの大きさによって大きく価格が異なります。
予算だけで選ぶのではなく、提供するメニューや設置場所の広さも考慮して機器を選ぶようにしましょう。
業務用脱毛機器のランニングコストの相場
業務用脱毛機器のランニングコストは1ショットあたり0.1~1.2円です。計算方法は以下の通りです。
1ショットあたりの価格=「ランプ交換費用」÷「最大ショット数」
ただしランニングコストが低い機器=優れた機器ではありません。いくら1ショットあたりの価格が安くても、出力レベルが低ければ脱毛効果を得られないでしょう。結果的に何度も照射することになりランニングコストが高くついてしまいます。
業務用脱毛機器のランニングコストを確認する際は、1ショットあたりの金額だけでなく一度の照射で得られる効果も確認してください。
業務用脱毛機器の選び方④マシンの効果・性能
業務用脱毛機器の効果や性能も比較の重要なポイントです。
脱毛効果を調べたい場合、導入サロンの口コミを確認すればリアルな意見を集められます。マシンの性能に関しては下記を比較するとよいでしょう。
- 出力レベル
- 照射スピード(施術時間)
- 最大ショット数
- マシンの大きさ
- ハンドピースの制客性能
- ハンドピースの軽さ・使いやすさ など
また脱毛サロンではお客様の肌に直接触れるため安全性が求められます。上記に加え、自動停止機能や誤作動を予防する機能が搭載されているか必ず確認しましょう。
業務用脱毛機器の選び方⑤メニューの豊富さ
脱毛以外の機能を搭載している業務用脱毛機器も多く、メニューが豊富なマシンを導入すれば客単価アップにもつながります。
多くのマシンが搭載しているフォトフェイシャルのほか、バストケアやボディメイクを搭載しているマシンも検討してみましょう。脱毛サロンを利用するお客様は美容への意識が高いため、お客様への提案次第で客単価が大幅に上がる可能性もあります。
業務用脱毛機器の選び方⑥サポート・アフターフォロー
業務用脱毛機器は導入して終わりではなく、長く使い続ける工夫が大切です。そのためメーカー側のサポートやアフターフォローも比較の重要なポイントとなります。
- 保証期間
- 保証金額や返金の有無
- 修理期間の対応(代替機はいつ送られてくるか、修理期間の長さなど)
- 対応の受付時間
修理対応が遅いメーカーと契約してしまうと、お客様の予約を取れず売上をロスしてしまう可能性も。また脱毛サロンは土日祝日の利用が多いため、休日でも対応してくれるメーカーだと安心して利用できます。
業務用脱毛機器の選び方⑦レンタル・リースに対応しているか
業務用脱毛機器は最低でも150万円のコストがかかるため、初期費用が高く手が出せない人もいるでしょう。レンタルやリースに対応しているメーカーであれば初期費用を抑えて脱毛サロンを開業できます。
実際にマシンを使用してから購入を決めることもできるため、購入前に使用感を確かめたい人にもおすすめです。
業務用脱毛機器を選ぶ際の注意点
業務用脱毛機器を選ぶ際の注意点を解説します。購入の際は下記4点を理解してから契約を結ぶようにしましょう。
- ターゲットによって最適な業務用脱毛機器は異なる
- 「日本製=安全な業務用脱毛器」とは限らない
- 中古の業務用脱毛器は保障がない、サポートを受けられない可能性も
- 業務用脱毛機器のランキングサイト・比較サイトの情報を鵜呑みにしない
ターゲットによって最適な業務用脱毛機器は異なる
脱毛サロンは「施術料金の安さが売りの店」「施術スピードの速さが売りの店」などそれぞれに強みやコンセプトを持って営業しています。狙うターゲットによって選ぶべき業務用脱毛機器は大きく異なるため、まずはどのような顧客を狙うかを明確に決定しましょう。
また近年では脱毛は大人の女性だけでなく、男性や子どもにも需要があるビジネスです。男性のヒゲ脱毛なら太くて濃い毛にも対応できる出力が高めのマシンを、子どもの脱毛ならデリケートな肌にも照射できるSHR脱毛やSSC脱毛も選べるようなマシンを選ぶように、ターゲットの目線に立った機器選びを心がけましょう。
「日本製=安全な業務用脱毛器」とは限らない
業務用脱毛機器のなかには日本製をアピールしているものもありますが、海外製の部品を日本で組み立てて国産としているケースがほとんどです。そのため、日本製だから安全性が高いとは限りません。
海外製のマシンのなかにも高性能で日本人の肌に合うものはあります。産地だけで判断するのではなく、口コミや無料デモで使用感を確かめるようにしましょう。
中古の業務用脱毛器は保証がない、サポートを受けられない可能性も
初期費用を抑えるために中古の業務用脱毛機器を導入するサロンも存在しますが、中古マシンはメーカーが定めた保証期間を超過している可能性があります。保証期間が過ぎたマシンはメーカーの保証を受けられないため、下記のような問題が起きるでしょう。
- トラブル対応が遅くなり予約を受けられない
- メンテナンスコストが高くなる
- メーカーのアフターフォロー(無料講習や運営サポートなど)を受けられない
また中古の業務用脱毛機器は、最新マシンと比べるとどうしても性能が劣ってしまいます。中古マシンの購入を検討している人は、これらのデメリットも踏まえて経営戦略を立てる必要があるでしょう。
業務用脱毛機器のランキングサイト・比較サイトの情報を鵜呑みにしない
業務用脱毛機器のランキングサイトや比較サイトはアフィリエイト(成果報酬型広告)で構成されている場合があり、すべての情報を鵜呑みにするのは得策とはいえません。
もちろんランキングサイト・比較サイトで挙げられているマシンにも高性能なものはあります。しかし「色々なサイトで見かけるから高性能なんだろう」と安易に契約してしまうと、コストパフォーマンスが低い製品や使い勝手が悪い製品を使い続けることにもなりかねません。
業務用脱毛機器を選ぶ際は口コミサイトやメーカーへの問い合わせなども利用し、多角的な視点で比較を行うことが重要です。
業務用脱毛機器選びは価格・性能・サポートなど総合的判断が必要
業務用脱毛機器の7つの選び方を解説しました。業務用脱毛機器を選ぶ際は価格・性能・サポートなどを比較し、総合的な判断で契約を行いましょう。
- 脱毛方式(IPL・SSC・SHR・E-light脱毛)
- メーカー実績
- コストパフォーマンス
- マシンの効果・性能
- メニューの豊富さ
- サポート・アフターフォロー
- レンタル・リースに対応しているか
「結局どの業務用脱毛機器を選べばいいかわからない」「集客の方法が知りたい」とお悩みなら、株式会社b-modelsが販売するイデアライトにお任せください。
■イデアライトの魅力
- 本体価格は180万、業務用脱毛機器の相場より安く導入しやすい価格帯
- 1秒間に10連射の照射スピードで全身脱毛が最短15分で完了
- SHR・IPL・E-lightsの3種類から脱毛方式を選ぶことができ、毛質や毛周期に囚われない脱毛が可能
- 1ショット0.1円と破格のランニングコスト
- レンタルも可能、レンタルでもアフターサービスあり
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