エステサロンの開業や集客力アップを見据え、業務用痩身機器の導入を検討しているサロンオーナー様は多いでしょう。ご自身のサロンに適した業務用痩身機器を選ぶことで、客単価や顧客満足度を高めながら、他店との差別化を図ることも可能になります。
しかし業務用痩身機器は各メーカーからさまざまなマシンが販売されており、製品によって痩せるメカニズムも異なっています。そのため「この業務用痩身機器で本当に効果があるのか？」と気になるサロンオーナー様も少なくありません。
そこで本記事では、業務用痩身機器の種類ごとの効果について、メリット・デメリットとともにご紹介します。業務用痩身機器の選び方やおすすめマシンについても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
業務用痩身機器とは？
業務用痩身機器は、脂肪を分解したり代謝を高めたりすることで体重を落とす、エステサロンで使用されるマシンのことを指します。家庭用の痩身機器やエステ機器とは異なり、出力が強く高いダイエット効果が期待できるため、痩身エステを提供するサロンで多く導入されています。
業務用痩身機器で痩せるメカニズム
業務用痩身機器で痩せられる仕組みとして、「脂肪を分解・排出するタイプ」と、「代謝を上げて脂肪を燃焼するタイプ」の2種類があります。
脂肪を分解・排出するタイプには、キャビテーションやハイフ（HIFU）、脂肪冷却などの種類があり、超音波や冷却装置によって脂肪細胞を破壊することで痩身効果を得ます。破壊した脂肪細胞は、リンパを通じて体外に排出され、基本的に脂肪細胞の数が復活することはありません。そのためリバウンドしにくい痩身エステとして人気を集めています。
代謝を上げて脂肪を燃焼するタイプには、ラジオ波やEMS、ドームサウナなどの種類が挙げられます。脂肪を柔らかくして血行を促進し、代謝を高めることによって痩身効果を得るメカニズムです。電気刺激を送ることで筋肉を動かし、筋トレ状態を作り出すことで痩身効果を高めるタイプもあります。
業務用痩身機器の7つの種類
痩身エステで用いられる業務用痩身機器は、大きく分けると以下の7つに分類されます。
- キャビテーション
- ハイフ（HIFU）
- ラジオ波
- EMS
- 脂肪冷却
- もみほぐし
- 赤外線ドームサウナ
次項からは、上記の7つの業務用痩身機器について、それぞれの効果やメリット・デメリットについて解説していきます。
業務用痩身機器 ①キャビテーションの効果
キャビテーションとは、皮下脂肪層に超音波を当てることによって気泡を発生させ、気泡が弾けるエネルギーを使って脂肪細胞を壊す施術です。別名「切らない脂肪吸引」と呼ばれるほど痩身効果が高く、皮下脂肪が多い二の腕・ふくらはぎ・お腹周りなどのセルライトにも高い効果を発揮します。脂肪を分解・排出することで痩身効果を得るタイプなので、リバウンドしにくいメリットも得られます。
一方でキャビテーションは内臓脂肪との相性が悪く、皮下脂肪が少ない部位の施術にも不向きです。施術中は骨伝導で金属音のような音が響くため、苦手なお客様には敬遠されることもあります。破壊・分解された脂肪細胞は肝臓に集められて処理されるため、肝機能に負担がかかりやすい点にも注意が必要です。
関連記事：業務用キャビテーション機器の選び方｜集客向上につながるおすすめマシンをご紹介
業務用痩身機器 ②ハイフ（HIFU）の効果
ハイフ（HIFU）とは、”High Intensity Focused Ultrasound”の頭文字を取ったもので、正式には「高密度焦点式超音波治療法」と呼ばれます。超音波を利用して皮膚の内側に熱を発生させ、脂肪細胞を破壊することで痩身効果を得るタイプです。表在性筋膜（SMAS）と呼ばれる肌の深層にアプローチできることから、シワやたるみの改善にも効果があり、フェイシャルエステでも活用される痩身機器です。
ハイフには、主に医療用のマシンとエステ用のマシンの2種類があり、医療用と比較するとエステ用の出力・効果は抑えられています。そのため美容クリニックなどの医療機関が周辺地域に出店している場合は、訴求力や集客効果が低下するデメリットがあります。皮膚の内側で熱を発生させることから、火傷に注意が必要なほか、チクチクした痛みを感じることがあります。
業務用痩身機器 ③ラジオ波の効果
ラジオ波は、ラジオと同じ30～300MHzの周波数を身体に当てることで、硬くなった皮下脂肪を柔らかくする効果があるほか、血行を促進して新陳代謝を高めることにより、脂肪燃焼効果が期待できます。使用する電極の数に応じて、モノポーラ式・バイポーラ式・マルチポーラ式の3種類の痩身機器が使われています。
基礎代謝を高める効果があることから、痩身効果はもちろん、自律神経の改善やストレスの緩和、免疫向上などの効果も期待できます。代謝を上げて肌のターンオーバーを促すことで、美肌効果も手に入るのが特徴です。痩身エステでは、キャビテーションや脂肪冷却などの施術とセットで提供されることが多く、客単価向上も見込めます。
関連記事：業務用ラジオ波（RF）の効果と機器選びのポイントとは？
業務用痩身機器 ④EMSの効果
EMSは、”Electrical Muscle Stimulation”の頭文字を取ったもので、筋肉に電気刺激を送ることで強制的に筋トレ状態を作り出す施術です。筋肉量を増やして基礎代謝を高める効果があるため、ラジオ波と同様に痩せやすい体質を目指すことが可能です。横になっているだけで筋肉が鍛えられ、部分痩せはもちろんのこと全身痩せにも効果的なので、お客様への訴求力も高い施術です。
EMSは家庭用の腹筋ベルトと同じメカニズムですが、家庭用では出力が低く設定されており、筋肉の深部まで刺激が届かないこともあります。そのため出力の高い業務用痩身機器を使った痩身エステの需要は高いですが、ピリピリとした独特の痛みを苦手とする方もいるため注意が必要です。
関連記事：業務用EMSの選び方｜家庭用との違いと経営支援付きおすすめマシンをご紹介
業務用痩身機器 ⑤脂肪冷却の効果
脂肪冷却とは、脂肪が4℃で凍結する性質を活かし、皮下脂肪だけを凍らせて破壊し、痩身効果を得る施術です。水が凍る0℃や血液が凍る-18℃を上回る温度のため、身体へのダメージを抑えながら部分痩せを叶えることができます。1回の施術で、施術部位の約20％の脂肪細胞が減少する効果があり、皮下脂肪の多い部位では大きな効果を発揮します。
ただし内臓脂肪には効果がない点や、施術時に痛みや赤みが発生する点に注意が必要です。局所的な部分痩せには効果が高い一方で、全身痩せとは相性が悪いこともデメリットです。
関連記事：脂肪冷却の効果とは？メリット・デメリットや副作用、効果を高める方法をご紹介
業務用痩身機器 ⑥もみほぐしの効果
ローラーなどの痩身機器を使った脂肪のもみほぐしにより、脂肪を柔らかくして痩せやすい体質を目指す施術もあります。ハンドエステでは届かない身体の内側の脂肪にアプローチし、硬くなった脂肪を体外に排出されやすくする効果があります。筋肉の緊張を和らげて血行を促進し、老廃物を排出しやすくするメリットが得られるのも特徴です。
ただしハンドエステによるもみほぐしを提供する場合には、施術スタッフに高い技術力が求められる点に注意が必要です。
業務用痩身機器 ⑦遠赤外線ドームサウナの効果
遠赤外線ドームサウナは、ドーム型の痩身機器を使って全身を覆うことで、遠赤外線の効果で脂肪燃焼効果を得る施術です。身体を温めて汗の分泌を促す効果があるため、デトックス効果や老廃物を排出する効果を訴求しやすいメリットがあります。血行を促進し代謝を高めることから、痩せやすい身体を手に入れられるのも特徴です。
遠赤外線ドームサウナを利用する場合には、施術の前後で十分な水分補給を促すことが大切です。水分不足により脱水症状を起こす危険性が高まるため、お客様の案内時には注意が必要です。
業務用痩身機器の選び方
次に、エステサロン向けの業務用痩身機器を選ぶ際のポイントについて、次の5つの観点からご紹介していきます。
- 価格・支払い方法
- 製品保証・メンテナンス体制
- 機能性
- 操作性・使いやすさ
- 開業・経営支援サービス
ご自身のエステサロンに最適でコストパフォーマンスに優れたマシンを選ぶために、それぞれのポイントを参考にしてみてください。
①価格・支払い方法
業務用痩身機器を選ぶ際には、本体価格やランニングコストの計算はもちろん、対応する支払い方法にも着目してみましょう。業務用痩身機器は、約100万円〜300万円が本体価格の相場となっていますが、月々のランニングコストはマシンによって大きく差があります。本体価格が安くても、パッドやジェルなどの消耗品費が膨らみやすい痩身機器は、トータルコストが高額になりやすいため注意が必要です。
業務用痩身機器の導入コストが気になる場合には、分割払いやローンでの支払い、レンタルプランに対応したメーカーを検討してみると良いでしょう。特にレンタルプランであれば、初期費用を抑えて業務用痩身機器の導入が可能になるため、開業直後や運転資金に余裕がない時にも効果的です。
なお、私たち株式会社b-modelsが提供する業務用痩身機器「スリムショックⅡ」であれば、現金・クレジット・ローン・レンタルプランにも対応し、豊富な支払い方法の中から選ぶことが可能です。月額2万円からご利用いただけるプランもご用意していますので、詳しくは下記のページもチェックしてみてください。
②製品保証・メンテナンス体制
エステサロン経営を支える業務用痩身機器は、製品保証・メンテナンス体制を重視して選ぶことも大切です。24時間体制で問い合わせに対応しているメーカーや、代替機の即日発送に対応しているマシンを選ぶことで、サロン都合の予約キャンセルを防止できる可能性が高まります。
また、メーカーによる製品保証をどれだけの期間受けられるかが重要となるため、保証切れやサポート対象外となる可能性が高い中古品にはご注意ください。中古品を選んだことでメーカーのメンテナンスが受けられず、新品の業務用痩身機器に買い替えるコストが膨らんでしまったという例もあるため、可能な限り正規ルートで新品のマシンを購入することをおすすめします。
③機能性
業務用痩身機器を選ぶ際には、豊富な痩身エステメニューに対応できる機能性を備えたものを選ぶと良いでしょう。たとえば、キャビテーションのみ対応した業務用痩身機器を選ぶよりも、キャビテーション・ラジオ波・EMSなどさまざまな機能を備えた業務用痩身機器を選ぶ方が、集客効果アップや客単価向上を実現できます。
近年多様化しているお客様のニーズへ柔軟に対応するためにも、単一の機能の専門機よりも、豊富な機能を持った複合機を優先して検討してみましょう。
④操作性・使いやすさ
業務用痩身機器を使った施術をスタッフに任せる場合には、マシンの操作性や使いやすさにも配慮しましょう。操作が複雑なマシンを選ぶと、施術時間が長くなったり、研修のための人件費が膨らんだりと、エステ経営を圧迫する可能性も出てきます。まるでスマホを操作するように直感的に扱える、タッチパネル式のマシンがおすすめです。
⑤開業・経営支援サービス
業務用痩身機器を扱うメーカーの中には、導入後の集客代行サポートやスタッフ採用サポートなど、開業・経営支援が受けられることもあります。業務用痩身機器を購入しただけでは、十分な集客効果や売上アップ効果が実感できないサロンオーナー様が多いため、うまく使いこなす自信がない方はアフターサポートを重視して製品を選ぶことをおすすめします。
なお、私たち株式会社b-modelsでは、LP提供やSNS活用ノウハウといった充実の開業・経営支援が受けられる業務用痩身機器「スリムショックⅡ」を取り扱っています。開業・経営支援の内容については、下記のページからもご覧いただけるのでぜひチェックしてみてください。
効果重視で業務用痩身機器を選ぶなら「スリムショックⅡ」がおすすめ
痩身効果を重視して業務用痩身機器を選びたいサロンオーナー様には、本記事でもご紹介してきた株式会社b-modelsの「スリムショックⅡ」がおすすめです。スリムショックⅡは、キャビテーション・ラジオ波・バキューム吸引など7つの痩身機能を搭載した業務用痩身機器で、フェイシャル・リラクゼーションにも対応しているのが特徴です。
タッチパネル搭載で直感的に操作できるので、初めて業務用痩身機器を導入する方にも安心で、5年保証でもしもの時のメンテナンスにも対応しています。初期費用0円、月額2万円からご利用いただけるプランもご用意しているので、詳しくは下記のページも参考にしてみてください。
関連記事：スリムショックとは？人気の業務用痩身機器の口コミやおすすめの人を紹介！
まとめ
エステサロンで導入される業務用痩身機器には、主に7つの種類が存在し、それぞれ期待できる痩身効果が異なります。業務用痩身機器が対応している施術メニューによって、お客様への訴求方法も異なってくるため、それぞれの種類や効果を理解しながら、導入するマシンを選ぶのが大切です。
なお、業務用痩身機器選びはもちろん、エステサロンの開業・売上アップについて相談したいオーナー様は、私たち株式会社b-modelsにご相談ください。b-modelsでは、業務用エステ機器の販売をはじめ、資金調達・販売メニューの構築から集客媒体の代行まで、ワンストップで経営・開業サポートを提供しています。
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